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コミュニケーション手法9選|仕事や職場で使えるプロの方法

コミュニケーション手法9選_サムネ
コミュニケーション手法9選_TOP

こんにちは!NEO FLAG.です。

昨今の働き方改革の影響により、私たちの働き方は大きく変わりつつあります。

在宅勤務などのテレワークを導入したり、派遣や業務委託者がチームメンバーに増えたりと、これまでより社内コミュニケーションに気を配るシーンが増えているのではないでしょうか?

今回は、会社における良好なコミュニケーションについて取り上げていきます。

コミュニケーションの種類から、良好なコミュニケーションがもたらすメリット、具体的なコミュニケーション手法までまとめてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

「コミュニケーション能力が高い人」とは

社内コミュニケーションを円滑にする手法の前に、まずはコミュニケーション能力が高い人の特徴を押さえていきましょう。

みなさんの周りで、コミュニケーション能力が高いと感じさせるのはどのような人でしょうか?思い浮かべてみてください。

コミュニケーション手法_コミュニケーション能力の高い人の特徴
  • 盛り上げ上手な人
  • 聞き上手で傾聴力の高い人
  • 理解力が高く、説明の上手な人

いろいろな特徴があげられます。

日本コミュニケーション能力認定協会による定義

日本コミュニケーション能力認定協会では、コミュニケーション能力の要素を以下3つに集約して紹介しています。

コミュニケーション手法_日本コミュニケーション能力認定協会による3つの定義
※日本コミュニケーション能力認定試験 https://www.ca-japan.org/articles/communication_skill.htmlより
  1. 聴く力
  2. 伝える力
  3. 人の気持ち(心理)をくみ取る力

つまりコミュニケーション能力の高い人とは、「相手の心理・心情に寄り添いながら話を聴き、自らの考えを適切に伝えることができる人」と言い換えられるでしょう。

コミュニケーションの種類は2つ

コミュニケーション手法_非言語コミュニケーションと言語コミュニケーション

次に、コミュニケーションの種類についてみていきましょう。

私たちが普段何気なく他者とコミュニケーションを図るとき、2種類のコミュニケーションを併用していることをご存知でしたか?

2種類のコミュニケーションとは、以下の2つです。

  1. 非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)
  2. 言語コミュニケーション(バーバルコミュニケーション)

それぞれ詳しくみていきましょう。

非言語コミュニケーション

非言語コミュニケーションとは、言葉を使用しないコミュニケーションのことで、ノンバーバルコミュニケーションとも呼ばれています。

具体的には、表情やしぐさ、声のトーン、身振り手振りや服装までもが含まれます。

昔から、「目は口程に物を言う」という慣用句がありますね。実際に発せられる言葉以上に、私たちが示す表情や動作は、相手に何らかのメッセージを伝えています。

例えば、子ども同士がけんかをしたとき。言葉では「ごめんね」と言っていても、表情は怒ったままで全く謝罪の気持ちがにじみ出ていない、というシーンを見たことがあるでしょう。

反対に、うまく言葉で表現できていなくても、「申し訳ない」という雰囲気が態度や表情からくみ取れる場合もあります。

このように、私たちが見せる表情やしぐさなどの非言語コミュニケーションは、言葉以上のメッセージを相手に届けることがしばしばあります。

コミュニケーションを円滑に図るために、気をつけたいポイントのひとつです。

言語コミュニケーション

もうひとつのコミュニケーションが、「言語コミュニケーション」です。バーバルコミュニケーションとも呼ばれています。

これは他者と「言葉」で伝え合う会話に代表されるような、言語を用いたコミュニケーションのことです。会話以外にも、メールやチャットなどのテキストによるコミュニケーションも、言語コミュニケーションに含まれます。

言語コミュニケーションは、複数の人が情報を交換したり、気持ちや状況をシェアしたりする際に、正確に伝えられる有効なコミュニケーション手法です。

一方で、言葉選びが適切でなかったり、不明瞭だったりすると、相手に誤解を与えてしまう危険性もはらんでいます。

大切なのは、相手にとって誤解のない正確な言葉によって、わかりやすく表現すること。そして、話す場面や状況、相手の置かれている立場や心情に配慮した「ふさわしい」言葉で、「敬意と親しみ」を込めて表現すること。

これらが、言語コミュニケーションの重要なポイントです。

コミュニケーション能力はもはや“ビジネススキル”

プライベートの場だけでなく、仕事のシーンにおいても、コミュニケーション能力は必須のビジネススキルと言えます。

コミュニケーション能力はポータブルスキルでもある

みなさんは、「ポータブルスキル」という言葉をご存知ですか?

ポータブルスキルとは、職場や職種が変わっても生かすことができる「持ち運び可能な能力」です。財務部における会計知識のような専門スキルとは異なり、どんな職場でどんな仕事をしていても、必須となるビジネススキルです。

厚生労働省は、このポータブルスキルの構成要素を以下2つにまとめています。

  1. 仕事のし方
  2. 人とのかかわり方

このうち「人とのかかわり方」は、まさにコミュニケーションに関するスキルです。

社内の関係者と質の高いコミュニケーションが図れるか、顧客やパートナーと良好な人間関係を築けるか、といったスキルが「人とのかかわり方」に区分されるものです。

社内外の多様な関係者と良好な人間関係を築くために必要なコミュニケーション能力は、もはや働く人すべてにとって必須のビジネススキルと言えるでしょう。コミュニケーション不足を避けようとする企業が多いこともよくわかります。

社内のコミュニケーションを活性化させるメリット

仕事をするうえで必須となる、コミュニケーション能力。

ひとりひとりが自らのコミュニケーション能力を向上させると同時に、組織としてコミュニケーションの豊かなチーム作りが大切です。

コミュニケーションが活性化されると、どのようなメリットがあるのでしょうか?社員側、会社側の双方のメリットを確認してみましょう。

社員側のメリット

コミュニケーション手法_社内コミュニケーション活性化のメリット

社内コミュニケーション活性化による、社員側のメリットは大きく分けて以下3つです。

モチベーションアップにつながる

誰だって、殺伐とした冷たい雰囲気の職場で仕事をするより、良好な人間関係の中で仕事をする方が、気分が良いものです。コミュニケーションが活性化し、個人間の人間関係が良好に保たれていれば、仕事に対するモチベーションが高まります。

また、上司とのコミュニケーションが良好であれば、仕事のゴールや目的を密に共有することができ、自分の仕事の意義を認識できる機会が増えるでしょう。

何のために仕事をするのかという目的意識が芽生えることで、仕事に対するモチベーションを向上させることができます。

生産性がアップする

職場のコミュニケーションが活発になれば、社員同士で共有する情報の精度があがります。

上司・同僚と気兼ねなく会話できる環境にあれば、ささいな情報でもお互いがやりとりできるようになり、誤解や誤認によるミスを減らすことができるでしょう。

また、普段からコミュニケーションが良好で、相手の人となりをよく理解できていれば、仕事の進め方も工夫することができます。例えば、同僚がちょっと時間にルーズな一面があるとわかっていれば、あえて締め切りを少し早めに設定して仕事を依頼することができます。

情報のやり取りをスムーズにし、相手を理解した上で仕事を進めていくことで、業務に対するイライラを減らすことができます。結果として、効率的な業務遂行につながるのです。

困ったときに助け合える

3つ目として、困ったときに助け合えるというメリットがあげられます。

仕事を進める上で困りごとがあったときや、誰かに助けを求めたいとき、コミュニケーションが良好な間柄であれば、気軽に相談することができます。

また、普段から良好なコミュニケーションが図れていれば、その人の「普段」の様子がわかります。何気ない会話やしぐさから、普段と異なるちょっとした変化に気づくことができ、声をかけてあげることもできるでしょう。

コミュニケーションを密に図ることで、社員同士が助け合って仕事を進めることができるようになります。

このように、職場のコミュニケーションが活発になることで、働く社員ひとりひとりにとってたくさんのメリットがもたらされます。

会社・職場側のメリット

コミュニケーション手法_会社側のメリット

会社や組織にとっても、コミュニケーションの活性化には複数のメリットがあります。

代表的なメリットを3つご紹介します。

社員の離職率低下につながる

まずわかりやすいのは、社内のコミュニケーションと離職率の関係性です。

厚労省が発表した「令和2年雇用動向調査結果の概況」では、転職入職者が前職を辞めた理由についての調査結果が示されています。

本調査によると、「会社都合」や「定年・契約期間の満了」「その他」を除く退職理由の中で、「職場の人間関係が好ましくなかった」の占める割合は、男性で第2位、女性では第1位となっています。

職場のコミュニケーションが良好でなく、人間関係が好ましくないと感じることは、社員の離職原因になりかねません。

優秀な社員に長く働いてもらうために、社内コミュニケーションの活性化は必須の対策と言えます。

チームの労働生産性向上につながる

生産性と人間関係に関する有名な実験として、シカゴのウェスタン・エレクトリック社のホーソン工場で行われた、「ホーソン実験」があります。仕事の生産性に影響する様々な要素について調査した実験ですが、このなかで注目すべき結果が得られています。

それは、職場における非公式な組織(インフォーマル・グループ)が、仕事の生産性に影響をもたらす、というものです。

非公式な組織とは、会社で作られた部や課のような正式なグループではなく、自然発生的に作られた集団のことです。平たく言うと、気の合う者同士が自然に集まった、仲の良い集団です。

ホーソン実験では、所属部門や階層を超えた非公式な組織が、社員同士の勤労意欲を支えるモチベーションに繋がり、生産性の向上につながることを明らかにしています。

気の合う仲間がいる職場の方がよりモチベーションが上がり、仕事への意欲につながることは、みなさんの実感としてもおわかりいただけるのではないかと思います。

部や階層の垣根を超えたコミュニケーションは、会社全体の労働生産性の向上につながります。

新しいアイディアが生まれやすくなる

コミュニケーション活発化による3つ目のメリットとして、新しいアイディアが生まれやすくなる、というものがあります。職場のコミュニケーションが良好で、互いに信頼できる関係性を築くことができると、職場の「心理的安全性」が高まります。

「心理的安全性」とは、ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー・エドモンドソン教授が提唱した考え方です。

自らが所属するチームにおいて、何かを発言することを躊躇する必要がなく、率直に意見をぶつけあっても、人間関係が悪化する心配のないような状態が、心理的安全性が保たれた状態です。

良好なコミュニケーションが図られ、心理的安全性が担保された組織では、社員ひとりひとりが率直に自分の意見を発言することができます。忖度のない議論の中からは、これまでにないイノベーティブな意見やアイディアが生まれやすくなるでしょう。

コミュニケーション施策は、社員同士が率直に議論し合える環境づくりにプラスの影響をもたらすのです。

コミュニケーションに苦手意識を持つ人の原因と対処法

ここまでコミュニケーション能力や、コミュニケーション活性化がもたらす重要性やメリットをご紹介しました。

しかし、コミュニケーション能力が社会人必須のビジネススキルだと理解していても、苦手意識を持っている人が少なくありません。どうして、コミュニケーションが苦手だと感じるのでしょうか。

その原因と対策を考えてみます。

コミュニケーション手法_コミュニケーションに苦手意識を持つ人の特徴

会話が続かない、雑談ができない人の対処法

コミュニケーションが苦手だと感じる理由として、他者と会話が続かない、雑談ができないことをあげる方は多いでしょう。「コミュニケーション能力の高い人」というと、どんな人とも途切れることなく流暢におしゃべりできるような人物をイメージしているからかもしれません。

しかし、前述した通りコミュニケーション能力の3要素は「聴く力」「伝える力」「人の気持ち(心理)をくみ取る力」です。

自分から話すのが苦手だと感じる人は、相手の話を良く聞くことに注力しましょう。人は、自分の話をすると快感を得られる生き物。自分の話に真摯に耳を傾けてくれていると感じれば、相手は積極的に話を続けてくれるはず。話が続かない、沈黙が続いてしまう、という状況を回避できるでしょう。

状況説明が不得意な人の対処法

うまく状況を説明できないことが原因で、コミュニケーションに苦手意識を感じている人もいます。状況説明が苦手な人は、論理的思考のフレームワークを活用すると良いでしょう。

意識ひとつで簡単に取り入れられるのが、「空雨傘」のフレームワークです。「空雨傘」は、相手に納得感のあるストーリー構成で説明する際に活用します。

「空が曇っている(=事実)、これから雨が降るだろう(=仮説)、だから傘を持っていこう(=行動)」という流れで話をすると、相手に状況がうまく伝わります。

状況説明の苦手な方は、「雨(=仮説)」の部分が会話から抜け落ちがちです。仮説をきちんと伝えることで、コミュニケーションエラーの多くが改善されるでしょう。

コミュニケーション能力は鍛えられる後天的なスキルです。苦手意識のある人ほど、取得できるスキルだと認識して練習してみましょう。

質問の仕方がわからない人の対処法(新入社員、若手社員など)

上司や先輩に対してうまく質問ができない、という悩みもあるでしょう。多くの場合、質問の仕方に問題があるのではなく、自分自身「何が分からないのかわかっていない」状態で質問してしまうことに問題があります。

誰かに質問をする前に、一度自分が理解できていること・できていないことをメモなどに書き出してみましょう。また、何が分からないのかまるでわからない場合には、素直にそのまま上司に伝えることが大切です。

そもそも与えられている情報が少なすぎる場合などは、自分で疑問点を見つけ出すことが困難です。「きちんと理解できていないので、もう一度全体像を教えていただけますか?」とお願いしてしまった方が、結果的に相手の時間短縮になる場合もあります。

チームメンバーと協力しながら仕事をするのが苦手な人の対策法

最後に、他者との協業が苦手な場合について取り上げてみましょう。

他者とコミュニケーションを図りながら仕事をすることにわずらわしさを感じたり、苦手意識を持っていたりする方もいます。できるだけ単独で作業できる仕事にアサインしてもらうことがベストですが、他者と全く関わらずに仕事をすることはほぼ不可能です。

対面での会話が苦手なら、コミュニケーションのベースをチャットやメールにしてもらうことも、解決策の一つです。

無理に雑談に参加して疲弊する必要はないので、仕事を遂行する上で最低限必要なコミュニケーションにだけ注力するよう意識してみてください。「雑談しなくても良い」と思うだけで、少しは気が楽になるのではないでしょうか。

コミュニケーション手法1:オンラインを活用する方法

ここからは具体的なコミュニケーション手法についてピックアップしてご紹介します。

まずは「オンラインを活用したコミュニケーション手法」です。

コロナ禍で在宅勤務に切り替える企業も増え、社員同士がリアルで交流できる機会が激減しました。これにより、オンラインで活発なコミュニケーションができるよう、環境を整える企業も増えています。

社内イントラネットの整備

コミュニケーション手法_社内イントラネットの整備
形式オンライン
手軽にできる度★★☆☆☆

社内イントラネットとは、組織内での情報ネットワークのこと。インターネットは全世界の人間がアクセス可能ですが、イントラネットは組織に属する限られたメンバーのみがアクセス可能です。企業だけでなく、学校や行政など、あらゆる場面で活用されています。

社内イントラネットには、ファイル共有機能やメッセージ機能に加え、掲示板機能、社員プロフィール機能を備えたものもあります。仕事の進捗を管理できるだけでなく、コミュニケーションを深めるためにイントラネットを活用するケースも少なくありません。

チャットツールの導入

コミュニケーション手法_チャットツールの導入
形式オンライン
手軽にできる度★★☆☆☆

社内の主な連絡手段として、チャットツールを導入するケースもあります。

メールのようにビジネスライクで長い文面を送るのではなく、「◎◎の進捗を教えてください」「伝言ありがとう!」など短文でカジュアルなコミュニケーションが可能です。

多くの企業に導入されている主なチャットツール

社内SNSの導入

コミュニケーション手法_社内SNSの導入
形式オンライン
手軽にできる度★★★★☆

社内SNSでのコミュニケーションを促す企業も増えています。

各々がプロフィールページを持てるため、お互いの所属部署や肩書き、顔を確認するのにも役立ちます。

また、「仕事に役立つ情報」や「業界の最新トピックス」などの情報をフィード上で確認できるのも、社内SNSが人気の理由です。

コミュニケーション手法2:メディアを活用する方法

社内独自のメディアを活用したコミュニケーション手法もあります。

社内報

コミュニケーション手法_社内報
形式紙メディア
手軽にできる度★★☆☆☆

社長のメッセージや会社の方向性を示すのにも役立つ「社内報」。しかし、コミュニケーションに活用する企業も少なくありません。

社内報の企画例

  • 社員対談企画
  • 新入社員紹介
  • プロジェクトチーム紹介 など

これらの企画を用いて、各社員のメッセージや取り組みを知らせるためのツールとしても活用されています。

他にも「社内部活動紹介」や「部員募集」など、リアルのコミュニケーションにつながるページづくりを行う企業もありますね。

社内メルマガ

コミュニケーション手法_社内メルマガ
形式メール
手軽にできる度★★★★★

社内報はコミュニケーションにも役立つ手法ではありますが、以下のデメリットがあります。

  1. 編集担当の負担が大きい
  2. 印刷費用がかかる

これらのデメリットを解消できるコミュニケーション手法が「社内メルマガ」です。

社内報に載せるような情報をメルマガとして全社員に配信する方法です。文面の作り込みや印刷する必要がないため、より手軽に行うことができます。

コミュニケーション手法3:対面で行う方法

社員同士が対面で行うコミュニケーション手法についてご紹介します。

コミュニケーション研修

コミュニケーション手法_コミュニケーション研修
形式リアル/オンライン
手軽にできる度★★☆☆☆

外部講師によるコミュニケーション研修です。コミュニケーション研修と一口に言っても、相手の話を聴く「ヒアリングスキル」や、営業などで使える「交渉術」など、さまざまなプログラムがあります。共通するのは、「話す・聴くスキルを伸ばすこと」。自社の社風や目的に合う講義を採用すると良いでしょう。

コミュニケーション研修の内容は多くの場合、簡単なアイスブレイクから始まり、「他己紹介」「チームでの取り組み」を行います。

ワークショップ

コミュニケーション手法_ワークショップ
形式リアル
手軽にできる度★★☆☆☆

ワークショップとは体験型講座のこと。日常業務やスキルアップ研修とは異なる、エンターテイメント性のあるレクリエーションを取り入れる企業も多いですね。

ワークショップの企画例

  • アウトドア体験
  • 1日留学体験
  • ものづくり系講座 など

社員を少人数チームに分け、非日常体験を共有することで、チーム力や従業員エンゲージメントを向上させる狙いもあります。

メンター制度

コミュニケーション手法_メンター制度
形式リアル/オンライン
手軽にできる度★★★★☆

メンター制度とは、若手社員(or新入社員)の教育制度のひとつ。比較的年齢が近い先輩社員が“メンター”の役割をつとめ、仕事だけでなくそれにまつわる悩みや、他部署とのコミュニケーションなどをサポートします。

先輩社員が、右も左もわからず、不安感を抱えた若手社員を支えることで、両者の成長を促すための取り組みです。メンターは社内で最も身近な存在のため、コミュニケーションのきっかけづくりにもなります。

コミュニケーション手法4:社内イベント

コミュニケーション手法のひとつとしてよく導入されているのが社内イベントです。

社内イベントの実例について詳しく知りたい方はYOUTUBEをチェック☆
形式リアル/オンライン
手軽にできる度★★★★★

社内イベントには多くの種類があります。以下の記事では社内イベントの事例や具体策について、詳しく解説しています。

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NEO FLAG.のサービス

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従業員エンゲージメント向上ツール厳選5★

従業員エンゲージメント向上ツール_サムネ
従業員エンゲージメント向上ツール_TOP

こんにちは!NEO FLAG.です。

従業員エンゲージメント」という言葉をご存知ですか?人事・総務担当者はピンと来ている方が多いかもしれませんね。

昨今では、自社の従業員に長く、健やかに働いてもらうために、エンゲージメント向上ツールを導入する企業が増えています。

しかし、「従業員エンゲージメントとは何?」「どうやって調べれば良いのだろう?」とお困り中の方もいるのではないでしょうか。

本記事では、従業員エンゲージメント向上ツールをピックアップしてご紹介します。

従業員エンゲージメントは“愛社精神”や“愛着”を意味する言葉

「従業員エンゲージメント」とは、自社従業員の会社に対する愛着を意味する言葉です。愛社精神帰属意識とも言い換えることができます。

従業員満足度との違い

従業員満足度は「社員が会社に満足している状態(=一方通行)」であるのに対し、従業員エンゲージメントは「社員と企業がお互いに貢献できる関係性(=共存)」です。

そのため従業員エンゲージメントを高めることは社員の離職率を低下させられるだけでなく、企業の業績や生産性の向上にも直結すると考えられているのです。

従業員エンゲージメント向上ツールとは

エンゲージメントツールは、社員と企業の良好な関係性構築や維持に役立つサービスを指します。従業員エンゲージメントを向上させるツールには、大きく分けて2つの種類があります。

従業員エンゲージメント向上ツール_種類
  1. アンケート調査型(組織サーベイ)
  2. コミュニケーション活性化型

従業員エンゲージメントを向上させるには、企業側が一方的に施策を行うだけでは限界があります。

まずは「1.アンケート調査型」で従業員のニーズや心理を把握し、必要に応じて「2.コミュニケーション活性化型」のサービスを選択する企業が多いですね。

アンケート調査型(組織サーベイ)

従業員に対するアンケート調査を行うエンゲージメントツールです。従業員の回答から、組織全体の状況や個々人の仕事に対する満足度などを可視化することができます。別名「組織サーベイ」とも呼ばれています。

アンケート調査の内容は、主に以下のようなものです。

組織の改善・課題の把握

  • 企業理念の浸透度調査
  • 部署・組織内の満足度調査
  • 雇用形態、賃金に関する満足度調査

管理職向け聞き取り調査

  • チームビルディングに対する意識調査
  • マネジメントに対する意識調査

異動に関する意識調査

  • 現状の仕事に対する満足度調査
  • 部署異動の希望度調査

社員の健康管理

  • ストレスチェック
  • 疲労度チェック
  • 各種ハラスメント調査

コミュニケーション活性化型

社内コミュニケーションは、従業員エンゲージメントの向上においても重要なポイントです。活発な交流を促すために、さまざまなコミュニケーション活性化型エンゲージメントツールがリリースされています。

コミュニケーション活性化ツールは、アンケートで浮き彫りになった課題を解決するために導入されることが多いため、そのサービス内容も多岐に渡ります。

例えば…

《課題》テレワーク中でコミュニケーションが取りづらい

  • チャットツール(Chatwork、LINE WORKS、Slackなど)
  • WEB会議ツール(Zoom、TEAMSなど)

《課題》社員数が多く、社員の顔や特性がなかなか把握しづらい

  • タレントマネジメントシステム(カオナビなど)

このように、コミュニケーション課題を解決に導くためのさまざまなサービスがあります。

従業員エンゲージメント向上ツールを導入するメリット

従業員エンゲージメント向上ツール_導入メリット

従業員エンゲージメント向上ツールを導入するメリットは以下の通りです。

  1. 企業理念や達成目標を浸透させる
  2. 離職率低下
  3. 業績アップ、生産性向上
  4. 社内コミュニケーション活性化
  5. チーム力の強化

企業理念や達成目標を浸透させる

エンゲージメント向上ツールを用いて、従業員の意識調査を行うことが可能です。これにより、企業理念や達成目標の浸透度合いを図ることができます。

離職率低下

従業員が愛社精神を深めるためには、長期間働きたいと思える組織づくりが必要不可欠です。エンゲージメント向上ツールを活用して収集した社員の声をもとに、組織の課題を改善することで、働きやすい環境へと改善を進めましょう。

これにより離職率の低下が見込めます。

業績アップ、生産性向上

エンゲージメント向上ツールを使い、チームの目標達成度やゴールまでの道のりについてリサーチすると良いでしょう。

改善すべき課題の発見につなげることで、さらなる業績アップや生産性向上が期待できます。

社内コミュニケーション活性化

エンゲージメント向上ツールの中には、日常のちょっとした雑談や会話のきっかけにつながるものも。

社内コミュニケーションの活性化は上司や部下、先輩後輩間の良好な関係性構築にも役立ちます。

チーム力の強化

従業員エンゲージメント向上ツールを用いて、社員個々人の働き方に対する考えを把握することも可能です。実際に人事異動に役立てる人事担当も少なくありません。

会社側の一方的な人事異動ではなく、社員各々の意見が反映された異動であれば、不満や不信感も生まれにくいもの。異動先での仕事に対するモチベーションも向上し、結果的にチーム力の強化につながります。

従業員エンゲージメント向上ツール1:「ラフールサーベイ」

ここからは具体的な従業員エンゲージメント向上ツールをいくつかピックアップしてご紹介します。まずは「ラフールサーベイ」です。

従業員エンゲージメント向上ツール_ラフールサーベイ
種別アンケート調査型(組織サーベイ)
HPhttps://survey.lafool.jp/
特徴18万人以上のメンタルヘルスデータを活用した多角的な調査項目

ラフールサーベイは、アンケート調査型組織サーベイツール。

社員の心身の健康やセルフケアに重点を置き、健康的に長く働ける組織づくりに役立てることを目的としています。アンケート内容は、ストレスチェックやメンタルヘルスケア、パーソナルコンディションチェックなどあらゆる項目を網羅しています。

また、蓄積されたデータをもとに、アンケートに回答した社員個人に向けたアドバイスやセルフケアコンテンツを届けることが可能です。

ラフールサーベイのおすすめポイント

  • 個々人の健康意識が高まる
  • 会社主導ではなく、従業員個人で心身のケアができる仕組みづくりが可能

従業員エンゲージメント向上ツール2:「wevox」

次はシンプルな操作感に定評のあるアンケート調査ツール「wevox」をご紹介します。

従業員エンゲージメント向上ツール_wevox
種別アンケート調査型(組織サーベイ)
HPhttps://get.wevox.io/
特徴月額300円/1名(税抜)で利用OK。わかりやすく使いやすいアンケート調査ツール。

wevoxはシンプルでわかりやすい操作感が大きな特徴です。従業員エンゲージメント向上ツールを最も多用するのは、人事担当者です。そのため「ツールの使い方がわかるのは人事担当者だけ」になりがち。しかし「少人数プロジェクトチームの意識調査」や「営業部員向けヘルスケアチェック」など、部署やチーム単位でも効果的に使いたいと考えているケースは少なくありません。wevoxはデータ管理や画面の見方もわかりやすいため、人事部だけでなく部署を跨いで使用する企業におすすめです。

また、wevoxにはこれまでに1億件以上の回答が寄せられています。蓄積されたビックデータをもとに情報を分析し、これまで見えてこなかった組織や職場の特徴・課題を浮き彫りにします。

wevoxのおすすめポイント

  • 人事担当だけでなく、チーム・部署ごとに活用できる
  • 導入コストを抑えられる

従業員エンゲージメント向上ツール3:「モチベーションクラウド」

次は8000社以上もの企業に活用されているアンケート調査ツール「モチベーションクラウド」をご紹介します。

従業員エンゲージメント向上ツール_モチベーションクラウド
種別アンケート調査型(組織サーベイ)
HPhttps://www.motivation-cloud.com/
特徴国内最大級の8,740社、237万人のデータベースをもとに組織状態を可視化・分析できる。

モチベーションクラウドは、所要時間約20分の簡単なアンケートに回答するだけで、従業員のエンゲージメント状態を可視化・数値化できます。

また、これまでに8,740社、237万人のアンケート調査を実施しています。その結果をもとにスコア解析を行い、現在の組織・社内の状況を一目で把握することが可能です。

従業員のエンゲージメントは、「期待度」「満足度」という2つの指標をもとに分析。組織の現状だけでなく、弱みや課題も明確化できます。

モチベーションクラウドのおすすめポイント

  • アンケートに回答する従業員の負担を減らせる
  • 結果だけでなく、組織の現状・弱み・課題などをスムーズにチェックできる

従業員エンゲージメント向上ツール4:「THANKS GIFT」

次は社内コミュニケーションに役立つエンゲージメントツール「THANKS GIFT」です。

従業員エンゲージメント向上ツール_THANKSGIFT
種別コミュニケーション活性化型
HPhttps://thanks-gift.net/
特徴「感謝」をきっかけにコミュニケーションを促進し、日々貢献を称讃し合うWEB/アプリ。

THANKS GIFTは、掲示板やチャットツールを備えた社内コミュニケーションサービスです。他のサービスとは異なる大きな特徴は「サンクスカード/ありがとうカード」という機能があること。

「サンクスカード/ありがとうカード」とは、感謝の気持ちをしたため、社員間で交換できるメッセージカードです。他の社員にも見えるオンライン上で行うことで、仕事の達成度や努力を表面化することができます。カードを受け取った本人が「自分の仕事が役に立った」と実感できるだけでなく、「他の社員に行動規範を示せる」「仲間同士で称賛し合える良好な関係性の構築」にも役立ちます。

またTHANKS GIFT上では「社内通貨」や「ポイント」を貯めることが可能です。貯まったコインやポイントはAmazonギフト券に両替OK。この他に企業独自の福利厚生に充当できるのも魅力ですね。

THANKS GIFTのおすすめポイント

  • 社員間に“称賛し合う文化”を根付かせることができる
  • 福利厚生の充実化につながる

従業員エンゲージメント向上ツール5:「DeliPa BIZ」

次は従業員間のコミュニケーション活性化促進に役立つエンゲージメント向上サービス「DeliPa BIZ」です。

従業員エンゲージメント向上ツール_デリパビズ

種別コミュニケーション活性化型
HPhttps://delivery-p4.neodining-catering.com/
特徴企業・団体様向けのレクリエーションプログラムサービス。御社の社内会議室へ【遊び感覚でコミュニケーションが深まるミニゲームプログラム】をお届け。

DeliPa BIZは社内会議室内でコミュニケーション活性化プログラムを体験できるサービス。コロナ禍で社員間の交流機会が減っている今、「感染リスクを抑えながら社内コミュニケーション施策が行える」と人気が高まっています。

20種類以上のチームビルディング/研修/レクリエーションプログラムの中から、御社の社風や貝の目的にマッチするものを選任プランナーが提案します。また、会の進行は全てプロ司会者におまかせできます。

従業員アンケートで浮き彫りになった社員のニーズや本音を反映した社内イベントを実現することが可能です。

DeliPa BIZのおすすめポイント

  • 準備や段取りの手間要らず(プランナーが担当)
  • 従業員アンケート結果をもとに会の内容を決められる

チームビルディングコンテンツ&レクリエーションプログラムで社内会議室をコミュニケーションの場に「DeliPa BIZ」

「DeliPa BIZ」のチームビルディング/研修/レクリエーションプログラムは、全て司会者付き。専任プランナーが、会の目的に合わせて20種以上の中からプログラムを厳選し、ご提案いたします。

従業員エンゲージメントを向上させたいなら「組織サーベイ」と「コミュニケーション活性化ツール」の2段使いが◎

ここまで以下のサービスを紹介してまいりました。

  1. ラフールサーベイ
  2. wevox
  3. モチベーションクラウド
  4. THANKS GIFT
  5. DeliPa BIZ

従業員エンゲージメントツールを用いて、従業員が愛社精神を持って働ける環境づくりを行うには、まず従業員の心のうちを知る必要があります。そのため「組織サーベイ」を効果的に使い、従業員の本音に耳を傾けられる仕組みを構築しましょう。

その上で、課題を解決できる社内コミュニケーション活性化ツールやサービスを活用する“2段使い”がいいでしょう。

最も注意が必要なのは、企業側の一方的な押し付けになってしまわないようにすること。経営陣には「企業理念をもっと浸透させたい」「もっと高いモチベーションを持って業務にあたって欲しい」など、伝えたいメッセージがたくさんあるかもしれません。しかし現場の状況とあまりに掛け離れていれば、メッセージが伝わらないだけでなく、勤労意欲を削ぐことになりかねません。

人事担当は企業と従業員の橋渡しとして、従業員エンゲージメントを高められる施策を実現できると良いですね。

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