

こんにちは!NEO FLAG.です。
近年、働き方の多様化が進む中で、チームワークの重要性がますます高まっています。リモートワークやハイブリッドワークが一般化した現代のビジネス環境において、メンバー間の連携や信頼関係をどう構築するかは、組織の成功を左右する重要な要素となっています。本記事では、チームワークの重要性やその向上に悩む管理職の方々に向けて、具体的な施策や成功事例をご紹介します。特に社内イベントやケータリングサービスを活用した効果的なチームビルディング手法に焦点を当てていきましょう。
チームワークは”働きやすい職場”の大前提

チームワークは単なる仲の良さではなく、組織の生産性や創造性を高める重要な要素。
チームワークが優れている職場では、従業員の満足度や幸福度も高まる傾向にあります。実際、Gallupの調査では、強いチームの一員であると感じている従業員は、エンゲージメントスコアが2.3倍高く、バーンアウト(燃え尽き症候群)になる確率が63%低いというデータがあります。
引用元:日本の雇用主が直面する人材確保の課題
しかし、優れたチームワークは自然発生的に生まれるものではありません。
特に近年のリモートワークの普及により、物理的な距離がある環境でのチームビルディングには、より意識的な取り組みが必要となっています。そこで重要になるのが、オンライン・オフラインを問わず効果的な社内コミュニケーションを促進する仕組みづくりなのです。
チームワーク向上に悩む経営者や管理職は多い

日本能率協会が実施した「管理職の実態に関するアンケート調査」によると、管理職の間では「チームワークの構築と維持」に対して課題を感じる声が高まりつつあります。具体的には、調査結果の一部として、管理職の約77%が「管理職になりたくない」と回答しており、この傾向は職場の環境変化や働き方の多様化によるものと考えられています。
特に、リモートワークやハイブリッドワークが浸透する中で、チームでの連携やコミュニケーションに対する懸念が広がり、多くの管理職がチームの生産性や効率性に影響を与えると感じています。このような背景から、今後さらなるチームワーク向上のための対策や支援が求められるでしょう。
引用元:https://www.jmam.co.jp/hrm/column/0095-kanrishokuchousa.html
特に中小企業の経営者や管理職は、限られたリソースの中でチームワークを高める方法に頭を悩ませています。予算や時間の制約がある中で、どのようにして効果的なチームビルディングを行うべきか。また、短期的な成果を求められる環境で、中長期的な視点からのチーム構築をどう両立させるか。これらは多くの管理職が直面している共通の課題です。
さらに、世代や価値観の多様化も、チームワーク構築の難しさに拍車をかけています。
Z世代とベビーブーマー世代が同じチームで働く現代の職場では、コミュニケーションスタイルや仕事に対する考え方の違いが、時としてチームの分断を生むことも。
このような状況の中、多くの企業がチームワーク向上のために様々な取り組みを試行錯誤しています。しかし、その効果を実感できている組織はまだ少ないのが現状です。本記事では、実証されたアプローチと具体的な成功事例を通じて、この課題に対する実践的な解決策を提示していきます。
チームワークは業績や人材の定着率を大きく左右する
チームワークは単なる職場の雰囲気づくりではなく、企業の業績や組織の持続可能性に直結する重要な要素。実際のデータを見ても、その影響力の大きさは明らかになっています。

業績向上とチームワークの関係性
チームワークが業績に与える影響についての研究は、さまざまな学術的な文献で言及されています。
例えば、団体の「集合知能」に関する研究では、メンバー間のコミュニケーションや協力が促進されることにより、チームの創造性や問題解決能力が向上することが示されています。特に、良好なチームワークは、業績を向上させる要因として強調されており、組織の成功に寄与することがわかっていて、具体的には、チームワークが優れた組織では、イノベーションの創出や問題解決の効率が向上する可能性があるとしばしば言及されており、また、優れたチームダイナミクスは、個々のメンバーの能力を最大限に引き出すための重要な要素であることが確認されています。
引用元:https://www.issoh.co.jp/column/details/5795/
営業部門においては、個人の成績よりもチームとしての連携が重視される傾向があり、営業が単なる個人プレーではなく、チームワークを活用することが重要であるとの認識が広まりつつあるためです。
具体的には、実質的な協力関係が構築されている営業チームは、業績向上に寄与することが多く、目標達成率が向上する要因となります。チームとしての連携が強い組織は、各メンバーのパフォーマンスを相互に引き上げ合い、効果的なコミュニケーションが実現されるでしょう。
このように、チームワークは営業成績に大きな影響を及ぼす要素となるため、組織全体での協力が求められています。
引用元:https://worklife-carrer.hatenablog.com/entry/2024/09/23/182241
人材定着につながるチームの絆づくり
強いチームワークは従業員のエンゲージメントと直接的に関連し、結果として人材の定着率向上につながります。
特に、入社初期の新入社員は、「チームから受け入れられている感覚」がその後の定着に大きく影響します。困難な局面や変化の時期においても、強いチームの絆は重要な支えとなるでしょう。
組織再編や事業転換など、大きな変化に直面した際、チームワークの質が高い部署では、不安やストレスの軽減効果が見られ、結果として人材流出を防ぐ効果があることが報告されています。
リモートワーク環境でのチームワーク維持の重要性
パンデミック以降、リモートワークやハイブリッドワークが標準となった現在、物理的な距離があってもチームワークを維持することは新たな課題。
一方で、効果的なコミュニケーション方法を確立し、定期的なオンラインでのチームビルディング活動を実施している組織では、リモート環境下でもチームワークの質を維持・向上させることができるとされています。
例えば、定期的なオンラインミーティングとアクティビティを通じて、メンバー間のコミュニケーションを活性化し、信頼関係を築くことが重要。このような取り組みは、メンバーが孤立感を感じることを防ぎ、チーム全体の生産性を向上させる効果があるとされています。
引用元:https://ginga-sys.jp/blog/remote-work005/
NEO FLAG.のような社内イベントプロデュースサービスを活用することで、オンライン環境であっても対面と変わらない質の高いチームビルディング体験を提供することが可能になっています。デジタルツールと人間同士の本質的なつながりを組み合わせた新しいチームワークの形が、今後のビジネス成功の鍵を握っているのです。
チームワークが向上しない原因
組織内でチームワークが向上しない背景には、いくつかの共通した原因が存在します。これらの問題点を正確に把握することが、効果的な改善策を講じる第一歩となるでしょう。

原因1:チーム内のコミュニケーション不足
チームワーク低下の最も一般的な原因は、メンバー間のコミュニケーション不足。
近年の調査によると、日本の職場におけるコミュニケーション不足は深刻な問題であり、特にコロナ禍以降、様々な動向が見られます。
日本生産性本部の調査では、課長の82%と一般社員の73.1%が「業務上のコミュニケーションは取れている」と述べている一方で、情報の共有に関しては課長の57.7%が「共有されている」と感じるのに対し、一般社員は45.1%と低迷。このことは、実際にはコミュニケーションが不十分であるという認識が根強いことを示しています。
また、調査では、部下を「褒めている」と答えた課長の80.3%に対して、「上司は褒める方だ」とする一般社員は51.4%に留まっており、上司と部下との間に認識のズレが存在。こうした要因から、組織内でのコミュニケーション不足が顕在化し、職場環境の改善が求められています。
引用元:https://www.jpc-net.jp/research/detail/002864.html
オンライン・オフラインのコミュニケーションギャップ
ハイブリッドワーク環境では、オフィスで働くメンバーとリモートで働くメンバーの間にコミュニケーションギャップが生じやすくなります。オフィスでは廊下での立ち話やランチタイムの雑談から生まれる「非公式コミュニケーション」が自然と発生しますが、リモートワーカーはこうした機会から疎外されがちです。
解決策としては、意図的に全員が平等に参加できるコミュニケーションの場を設けること。例えば、全員がオンラインで参加するバーチャルコーヒーブレイクを定期開催したり、重要な会議は必ずハイブリッド形式で行い、リモート参加者も発言しやすい工夫をしたりするなどの取り組みが効果的です。
部署間の壁が生み出す情報断絶
多くの企業では、部署間のサイロ化(縦割り化)が進み、部門を超えた情報共有が停滞しています。
これは特に規模の大きな組織や、異なる専門性を持つチーム間で顕著な問題。部署間の壁が高いと、全体最適よりも部分最適が優先され、結果として組織全体のパフォーマンスが低下します。
例えば、製品開発部門と営業部門の間で顧客ニーズに関する情報共有が不足していると、市場のニーズとかけ離れた製品開発が進んでしまうリスクがあります。また、経理部門と事業部門の間で予算執行状況の共有が適切に行われていないと、予算超過や急な予算凍結といった事態を招くことにもなりかねません。
この問題を解決するには、部署横断型のプロジェクトチームを意図的に作ることや、定期的な部署間交流イベントを開催することが効果的です。
原因2:社員個人の役割分担が曖昧
チームワークを阻害する第二の要因は、メンバー個人の役割や責任の不明確さです。「誰が何をすべきか」という基本的な問いに答えられない状態では、効果的な協働は期待できません。
責任の所在不明確による業務の停滞
「あうんの呼吸」や「暗黙の了解」に頼りすぎる日本的組織文化の中で、明確な役割分担を行わないまま仕事を進めるケースは少なくありません。しかし、これはしばしば「みんなの仕事=誰の仕事でもない」という状況を生み出し、重要なタスクが放置されるリスクを高めます。
役割の曖昧さを解消するには、RACI(Responsible, Accountable, Consulted, Informed)のようなフレームワークを用いて、プロジェクトや業務ごとに誰が責任者で、誰が実行者か、誰に相談すべきかを明確にすることが有効です。また、定期的なチームミーティングの場で、各メンバーが自分の役割や進捗状況を共有することも、責任の所在を明確にする助けとなります。
専門性と協働作業のバランス崩壊
現代のビジネス環境では、個人の専門性を深めることと、チームでの協働を促進することの両方が求められます。しかし、この二つのバランスを取ることは容易ではありません。専門性を追求するあまり「サイロ化した専門家」が増えると、チーム全体としての協働が難しくなり、逆に協働ばかりを重視すると、個人の専門性が深まらず、チームとしての競争力が低下するリスクもあります。
この問題に対処するには、「T型人材」(一つの分野で深い専門性を持ちつつ、幅広い知識も併せ持つ人材)の育成が効果的。チーム内での知識共有セッションや、クロストレーニングの機会を設けることで、メンバーが自分の専門以外の領域についても理解を深められるよう支援することが重要です。
原因3:メンバーのモチベーションが高まっていない
チームワークの障壁となる第三の要因は、メンバー個人のモチベーション低下です。どれだけ優れた仕組みや環境が整っていても、チームメンバーのやる気が低ければ、真の意味での協働は実現しません。
評価制度とモチベーションの関係
多くの企業で採用されている個人業績主義の評価制度は、チームワークの阻害要因となりうることも。「自分だけが評価される」という環境では、メンバー間の協力よりも個人の成果が優先され、結果としてチーム全体のパフォーマンスが低下する可能性があります。
モチベーションと評価の問題を解決するには、個人の成果とチームの成果をバランス良く評価する仕組みを導入することが重要。また、金銭的報酬だけでなく、チームとしての達成感や成長機会の提供も、持続的なモチベーション向上には欠かせない要素です。
チーム内での承認不足がもたらす影響
人間の基本的な心理的欲求の一つに「承認欲求」があります。自分の貢献や存在が認められるという体験は、仕事へのモチベーションに大きく影響しますが、忙しい業務環境の中で、メンバー同士が互いの貢献を認め、感謝を表現する機会は意外と少ないのが現実です。
GoogleのProject Oxygen(マネージャー研究プロジェクト)によると、優れたマネージャーの重要な特性の一つは「チームメンバーの成功と貢献を認め、クレジットを与えること」です。定期的な承認と感謝の表現は、チームの心理的安全性を高め、メンバーのエンゲージメントを向上させる効果があります。
引用元:https://diamond.jp/articles/-/292986
この課題に対処するには、日常的な「感謝の文化」を醸成することが効果的。例えば、週次ミーティングの冒頭で「先週、助けてもらって感謝していること」を共有する時間を設けたり、オンラインチャットツールに「称賛チャンネル」を作るなどの取り組みが挙げられます。また、四半期ごとのチーム表彰イベントや、達成祝賀会なども効果的です。
チームワークを向上させるためのポイント

効果的なチームワークを構築するためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。これらのポイントは、どのような業界や組織規模にも適用可能な普遍的な原則です。チームの現状を確認しながら、一つひとつ丁寧に実践していきましょう。
具体的な目標設定(ストレッチゾーン、ゴール)
チームワークを向上させる第一歩は、メンバー全員が共感できる明確な目標を設定すること。目標が曖昧だと、チームとしての一体感が生まれにくく、個々人が異なる方向を向いて力を発揮するため、結果として組織全体のパフォーマンスが低下します。
達成可能かつ挑戦的な目標設定の方法
効果的な目標設定のカギは、「ストレッチゾーン」にあります。これは、現状の能力では簡単に達成できる「コンフォートゾーン」よりも少し高いレベルに目標を設定することで、チームに適度な緊張感と挑戦意欲をもたらす考え方です。
具体的な設定方法としては、SMART原則(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性がある、Time-bound:期限がある)を活用するのが効果的。例えば「売上を増やす」という漠然とした目標ではなく、「次の四半期までに、新規顧客からの売上を20%増加させる」といった具体的な目標を設定します。
また、目標設定プロセスにチームメンバー全員を巻き込むことも重要。トップダウンで押し付けられた目標よりも、自分たちで議論して設定した目標の方が、当事者意識と達成への熱意が高まります。
チーム内の情報共有
効果的なチームワークの基盤となるのは、オープンで透明性の高い情報共有。
必要な情報が適切なタイミングで共有されていない環境では、意思決定の質が低下し、チームのスピードや創造性も損なわれます。
効果的な情報共有ツールの活用事例
現代のビジネス環境では、対面とデジタルを組み合わせたハイブリッドな情報共有の仕組みが求められます。特にリモートワークが一般化した今、デジタルツールを活用した効果的な情報共有の体制構築は必須と言えるでしょう。
例えば、あるIT企業では、以下のようなマルチレイヤーの情報共有システムを構築し、チームのコラボレーションを飛躍的に向上させています。
- 緊急・即時性の高い情報: チャットツール(Slack、Microsoft Teams等)を活用
- プロジェクト進捗管理: プロジェクト管理ツール(Asana、Trello、Jira等)を活用
- ドキュメント共有: クラウドストレージ(Google Drive、SharePoint等)を活用
- 週次/月次の振り返り: ビデオ会議ツールを活用した定例ミーティング
しかし、ツールの導入だけでは効果的な情報共有は実現しません。重要なのは、「何を、誰と、どのようなタイミングで、どのツールを使って共有するか」という明確なルールとカルチャーを確立すること。
情報共有の効果を高めるもう一つのポイントは、定期的な対面コミュニケーションの機会を設けること。研究によると、チームメンバーが共に食事をする機会を持つと、情報共有の質と量が向上するという結果が出ています。
適材適所を意識した役割分担
チームの潜在能力を最大限に引き出すためには、各メンバーの強みや特性を活かした役割分担が不可欠。「誰でもできる仕事は誰がやっても同じ」という考え方ではなく、個人の資質や能力、興味関心に合わせた役割設計を行うことで、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができます。
個人の強みを活かす配置転換の実例
適材適所の役割分担を実現した好事例として考えられるのは、ソニー株式会社の社内公募制度です。
ソニーでは、2015年から社内の人材を活かすためのフルモデルチェンジを行い、職務の希望者が上司の承認なしに社内公募に応募できるシステムを導入。この制度では、業績や評価に応じてFA(フリーエージェント)権を与えられた従業員が、自らのキャリアプランに基づいた業務に転職できる機会が提供されています。
ソニーの社内公募制度では、さらに「兼務/PJ型募集」や「キャリア登録」の制度もあり、これにより従業員は新しい業務に挑戦しやすくなっており、これらの制度は、従業員が自らの意見や希望を反映させることができる重要な仕組みとして機能し、全体としての適材適所を実現するのに寄与しています。
引用元:https://www.hrbrain.jp/media/human-resources-management/the-right-person-in-the-right-place
メンバーの能力を同じレベルに揃える
チームワークの質を高めるためには、メンバー間の能力差を適切にマネジメントすることが重要。能力レベルに大きな差があると、一部のメンバーに負荷が集中したり、コミュニケーションの齟齬が生じたりするリスクが高まります。ただし、「同じレベルに揃える」とは、全員を同質化することではなく、基本的なスキルや知識の土台を共有しつつ、各自の得意分野や専門性を尊重することを意味します。
スキルギャップを埋めるための研修設計
効果的なスキル向上策を設計するための第一歩は、現状のスキルギャップを可視化すること。「誰に何ができて、何ができていないのか」を客観的に把握することで、的を絞った能力開発が可能になります。
例えば、ある金融機関では、以下のようなステップでチーム全体のスキルレベル向上を実現しています。
- スキルマッピング: チームに必要なスキルを洗い出し、各メンバーの現状レベルを5段階で評価
- ギャップ分析: 「あるべき姿」と「現状」のギャップを特定
- パーソナライズド・ラーニングプラン: 個人ごとの学習計画を策定
- ピアラーニング: チーム内で「教え合う文化」を醸成
- 定期的な進捗確認: 四半期ごとのスキル評価とフィードバック
このアプローチの特徴は、単なる一律研修ではなく、個人の状況に合わせたカスタマイズされた学習機会を提供している点。また、外部の研修プログラムだけに頼るのではなく、チーム内の「教え合い」を重視している点も注目に値します。
もう一つの事例は、IT企業における技術スキル標準化の取り組み。この企業では、プログラミング言語や開発手法に関する「コアスキル」と「専門スキル」を明確に区分し、コアスキルについては全員が一定レベル以上の習熟度を持つことを目標に設定しました。具体的には、オンライン学習プラットフォームを活用した自己学習と、週1回の「コーディングドージョー」(実際のコード問題を全員で解決する練習会)を組み合わせたアプローチを採用。結果として、チーム全体の技術基盤が強化され、メンバー間のコミュニケーションや協業の質が向上したと報告されています。
個人の自発性と協調性を尊重する
チームワークの質を高めるためには、個人の自発性(自律性)とチームとしての協調性のバランスを取ることが重要。過度に個人の自由を重視すると全体の方向性が定まらず、逆に協調性ばかりを強調すると「同調圧力」が生まれ、創造性や多様性が失われるリスクがあります。
自律性を促す組織文化づくりの秘訣
自律性を促す組織文化は、従業員が自主的に行動し、責任を持って業務に挑む環境を生み出すために不可欠。以下に、組織が自律性を育むための秘訣をいくつか示します。
- 目標の明確化:自律性を育むためには、各従業員が理解できる明確な目標を設定することが重要です。これにより、従業員は自らの役割を意識し、自発的に行動する姿勢を形成できます。
- 信頼の構築:組織のリーダーは、従業員を信頼し、その自由な意思決定を尊重する必要があります。これにより、従業員は自分の考えや判断が価値あるものと認識し、自律的に行動する促進に。
- フィードバックの重要性:定期的なフィードバックを通じて、従業員は自己成長を実感しやすくなり、フィードバックによって自らのパフォーマンスを客観的に評価し改善することができ、自信を持って意思決定を行えるようになります。
- 学習と成長の支援:自律的な行動を促すためには、従業員に対して学習の機会を提供し、スキルの向上を支援することが不可欠。教育や研修を通じて、必要な知識とスキルを習得することで、従業員はより自信を持って自律的に行動できます。
- エンゲージメントの向上:従業員が組織のビジョンや目標に共感すると、自己の役割への責任感が増します。従業員が意見を表明し、組織に参画していると感じる環境を提供することが効果的です。
以上の要素を組織文化に取り入れることで、自律性を促す環境を整えることができます。自律した従業員は、より高いモチベーションを持って業務に取り組むため、組織全体のパフォーマンス向上にも寄与します。
チーム内のコミュニケーション活性化
チームワークの質を高める上で、最も重要な要素の一つが活発で建設的なコミュニケーション。単なる情報交換にとどまらない、信頼関係に基づいた深いコミュニケーションがチームの創造性やレジリエンス(回復力)を高めます。
食事を共にすることの心理的効果
人類の長い歴史において、共に食事をすることは単なる栄養摂取以上の意味を持ってきました。それは社会的絆を形成し、信頼関係を構築する重要な儀式でした。現代の職場環境においても、この原理は変わらず有効です。
ギャラップ社と味の素社が共催した調査によると、料理を楽しむことや食事を共にする頻度が高いことが、主観的ウェルビーイングに与える影響を示しています。
この調査では、料理を楽しんでいる人々が、共食の頻度が高い場合、主観的ウェルビーイングが約20%高くなることが明らかに。特に、共食は社会的なつながりを強化し、コミュニケーションの質を向上させる要因として作用し、これにより、チーム内の信頼も高まり、全体のダイナミクスが改善されることが期待されます。
さらに、料理や共食は心理的な健康を促進するための重要な要素であることが多くの研究で示されていて、料理を通じて得られる社会的交流は、精神的ウェルビーイングを高めるだけでなく、家族や友人との絆を深め、生活の質を向上させることに寄与します。
引用元:https://wellulu.com/with-friends/28630/
具体的な心理的効果としては、以下のようなものが挙げられます。
- 心理的距離の縮小: 職位や役職の壁を超えた対等なコミュニケーションが生まれやすくなる
- オキシトシンの分泌: 「信頼ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの分泌が促され、社会的絆が強化される
- リラックス効果: 普段の業務環境より緊張感が低下し、本音のコミュニケーションが生まれやすくなる
- 共通体験の創出: 同じ食事を共有することで「一体感」が生まれる
リーダーシップに優れたチームリーダーを配置する
チームの成功において、リーダーの存在は決定的に重要。
優れたリーダーシップは、メンバーの能力を最大限に引き出し、チーム全体のパフォーマンスを向上させる触媒となります。一方で、不適切なリーダーシップは、どれだけ優秀なメンバーが集まっていても、チームの潜在能力を阻害する要因となりかねません。
現場から信頼されるリーダーの特徴
現代のビジネス環境において求められるリーダー像は、「指示命令型」から「サーバントリーダーシップ」へと進化しています。特に知識労働が中心となる現代では、チームメンバーの自律性を尊重しつつ、彼らの成功をサポートするリーダーシップスタイルが効果的です。
信頼されるリーダーの主な特徴としては、以下のような要素が挙げられます。
- 一貫性と誠実さ: 言行一致し、透明性の高いコミュニケーションを心がける
- 明確なビジョンと方向性: チームの目指す先を明確に示し、意思決定の指針を提供する
- メンバーの成長を支援する姿勢: 個々人の可能性を信じ、チャレンジと成長の機会を提供する
- 適切なフィードバック: 建設的かつタイムリーなフィードバックを通じて成長を促す
- 心理的安全性の醸成: 意見やアイデアを自由に表明できる環境づくりを重視する
- 結果に対する責任感: 成功はチームの功績とし、失敗は自らの責任として引き受ける
これらの特徴を備えたリーダーがいるチームでは、メンバーのエンゲージメントや創造性が高まり、結果としてチーム全体のパフォーマンスが向上することが、複数の研究で示されています。
チームワークを向上させる具体的な施策
チームワークの向上に向けて、様々な施策を実施することが可能です。ここでは、コミュニケーション強化、チーム全体の成長、個人の成長という3つの観点から具体的な施策を紹介します。これらの施策は、状況や目的に応じて柔軟に組み合わせることで、より高い効果を発揮するでしょう。
コミュニケーション強化のための施策
チームワークの基盤となるのは、メンバー間の活発で健全なコミュニケーションです。情報やアイデアがスムーズに流れる環境を作ることが、チームの創造性や問題解決能力を高める第一歩となります。
施策1:ランチミーティング

ランチタイムを活用したミーティングは、フォーマルな会議室での打ち合わせとは異なる、リラックスした雰囲気でのコミュニケーションを促進させ、食事を共にすることで生まれる心理的効果と、定期的なコミュニケーションの機会を組み合わせたこの施策は、多くの企業で効果を上げています。
ケータリングを活用した効果的なランチミーティングの運営方法
ランチミーティングの効果を最大化するためには、単に「昼食時間に会議を行う」以上の工夫が必要です。以下に、ケータリングサービスを活用した効果的な運営方法を紹介します。
【シャッフルランチもおすすめです】
シャッフルランチとは|メリットや事例、社内コミュニケーションを活性化する方法
https://neodining-catering.com/column/shufflelunch/
目的に応じたフォーマット設計
ランチミーティングの目的を明確にし、それに適したフォーマットを選ぶことが重要です。例えば、以下のような形が想定されます。
- 情報共有型: 簡潔なプレゼンの後、質疑応答と自由討議を組み合わせる
- ブレインストーミング型: 食事前に課題提示、食事中に自由な発想を促す
- チームビルディング型: 食事を中心に据え、構造化された交流ワークを組み込む
食事内容の工夫
提供する食事も、ミーティングの目的や雰囲気に合わせて選ぶことが効果的です。
- 創造性を高めたい場合: 多様な味や食感が楽しめるブッフェスタイル
- 細かい議論が必要な場合: 手軽に食べられる一品もの中心のメニュー
- 特別感を演出したい場合: 普段のオフィスランチとは一線を画す贅沢なメニュー
ケータリングのNEO DINING.では、ミーティングの目的や参加者の特性に合わせた最適なケータリングプランを提案しています。
空間設計の重要性
ランチミーティングの効果は、食事だけでなく、空間設計によっても大きく左右されます。
- 通常の会議室ではなく、明るく開放的な空間を選ぶ
- 丸テーブルや対面式など、目的に合わせた座席配置を工夫する
- BGMや照明など、環境要素にも注意を払う
施策2:フリーアドレス制

固定席を廃止し、毎日自由に席を選べるフリーアドレス制は、部署や階層を超えた幅広いコミュニケーションを促進する効果があります。特に縦割り組織の壁を打ち破り、多様な視点やアイデアの交流を活性化したい企業にとって、有効な施策となり得るでしょう。
リモートワーク時代におけるフリーアドレスの新しい形
パンデミック以降、オフィスの役割は「毎日全員が出社して作業する場所」から「チームが集まり、協働する場所」へと変化しています。この変化に伴い、フリーアドレスの概念も進化しています。以下に、最新のアプローチをいくつか見ていきましょう。
アクティビティベースドワーキング(ABW)
従来のフリーアドレスが「どの席に座るか自由」というものだったのに対し、ABWは「その時の作業内容に最適な環境を選ぶ」という考え方です。
具体的には、オフィス内に
- 集中作業エリア(静かで個人作業に適した空間)
- コラボレーションエリア(チームでの議論に適した空間)
- ソーシャルエリア(カジュアルな交流に適した空間)
- リフレッシュエリア(休息やリラックスに適した空間)
など、多様な環境を用意し、その日の業務内容に応じて適切な場所を選択できるようにします。
ネイバーフッドコンセプト
完全なフリーアドレスではなく、チームや部署ごとに「ネイバーフッド(近隣地区)」と呼ばれるエリアを設定するアプローチです。各チームはそのエリア内で自由に席を選べますが、基本的には同じチームのメンバーが近くに集まることで、協働のしやすさとコミュニケーションの活性化を両立させていて、ネイバーフッド間の「境界」はあえて曖昧にしておくことで、チーム間の自然な交流も促進します。
ハイブリッドフリーアドレス
リモートワークとオフィスワークを併用するハイブリッドワーク環境に対応した新しいフリーアドレスの形です。具体的には、
- 事前予約システムでの席確保
- チームメンバーが同じ日に出社できるよう調整する「チームデイ」の設定
- リモートメンバーと対面メンバーの協働を支援する「ハイブリッド対応ブース」の設置
などの工夫を取り入れています。
チーム全体の成長につなげる施策
チームワークの向上には、個々のメンバーのスキルアップだけでなく、チーム全体としての成長を促す取り組みも重要です。ここでは、チーム全体の能力向上に焦点を当てた施策を紹介します。
施策1:研修や合宿の実施

集中的な学びと交流の機会を提供する研修や合宿は、チームの一体感を醸成し、共通の知識基盤を構築する効果的な手段。日常業務から離れた環境で実施することで、新たな視点や発想が生まれやすくなるというメリットもあります。
食事を通じたチームビルディングプログラムの設計
研修や合宿の効果を最大化するためには、プログラムの中に意図的な「食事の時間」を組み込むことが重要です。以下に、食事を活用した効果的なチームビルディングプログラムの設計例を紹介します。
共同調理型プログラム
単に食事を共にするだけでなく、その準備段階から全員で協力することで、より深いチームビルディング効果が期待できます。例えば、
- チーム対抗料理コンテスト: 限られた食材とリソースでチームの創造性と協働力を試す
- レシピリレー: 一人が始めた料理を次の人が引き継ぐ形で、コミュニケーションと柔軟性を養う
- 役割分担型調理: それぞれが得意な役割を担当し、全体として一つの料理を完成させる
これらのプログラムでは、調理過程でのコミュニケーションや協力関係が、業務における協働の隠喩となり、学びを深める効果があります。
構造化されたダイニングディスカッション
食事の時間を単なる休憩や雑談の場ではなく、意図的な学びと対話の場として設計する手法です。例えば、
- テーブルトピック方式: 各テーブルに異なるディスカッションテーマを設定
- ロテーションダイアログ: コース料理の間に席替えを行い、多様なメンバーとの対話を促進
- アプリシエーションディナー: 食事を通じて互いの強みや貢献を認め合う場を設ける
NEO DINING.では、研修や合宿の目的や内容に合わせた、オーダーメイドのケータリングを提供しています。単なる「食事提供」を超え、学びと成長を促進する「食を通じた体験デザイン」が特徴です。
ケータリングサービスを活用した社内研修の質向上テクニック
社内研修の効果は、内容や講師の質だけでなく、参加者の集中力や満足度にも大きく左右されます。適切なケータリングサービスを活用することで、研修の効果を最大化するテクニックを紹介します。
集中力と学習効果を高める食事設計
脳科学の知見を活かした、学習効果を最大化する食事提供が注目されています。
- 午前の研修: 糖質の急激な上昇と下落を避け、安定したエネルギー供給を実現する低GI食品中心のメニュー
- 午後の研修: 昼食後の「食後睡眠」を防ぐため、タンパク質中心で糖質を抑えたメニュー
- 終日研修: 集中力の波を考慮した、適切なタイミングでの栄養補給(20分おきの小休憩と軽食など)
学習内容と連動した食事体験
研修内容と食事体験を連動させることで、学びの定着を促進する手法も効果的です。
- 異文化理解研修: 対象となる文化の料理を提供し、食文化を通じて理解を深める
- イノベーション研修: 意外な組み合わせや新しい調理法の料理を提供し、固定観念を破る体験をサポート
- リーダーシップ研修: 食事のサービス方法自体が「サーバントリーダーシップ」を体現するよう設計
施策2:定期的なチームミーティングの実施

チームの方向性を揃え、情報共有を促進するためには、定期的なチームミーティングが欠かせません。単なる報告会に終わらせるのではなく、価値ある時間として設計することで、チームの結束力と生産性を高めることができます。
ハイブリッド形式でのチームミーティング運営のコツ
リモートワークとオフィスワークが混在するハイブリッド環境において、全員が対等に参加できるミーティングを実現するためのポイントを紹介します。
参加者の平等性を確保する工夫
ハイブリッドミーティングでは、オフィス参加者とリモート参加者の間に「二等市民問題」が生じやすい傾向があります。これを解消するための工夫として、
- カメラオン・マイクオンのルール: オフィス参加者も各自がPCを開き、カメラとマイクをオンにすることで、全員が同じインターフェースで参加
- デジタルファースト原則: 資料や議論のポイントは全てデジタルツール上で共有し、オフィス内での「見えない会話」を排除
- リモートファシリテーター: 進行役をあえてリモート参加者から選出し、オンライン視点での配慮を確保
適切なツールとセットアップ
ミーティングの質を高める技術的環境整備も重要です。
- 複数カメラの設置(会議室全体を映す広角カメラと発言者をズームアップするカメラの併用)
- 指向性マイクの活用による高品質な音声キャプチャ
- リモート参加者を大画面に表示し、「同じ空間にいる感覚」を強化
インタラクションデザインの工夫
一方通行の情報共有ではなく、双方向のエンゲージメントを高める工夫も重要です。
- 定期的に全員参加型のアクティビティ(クイックポーリングやブレイクアウトセッションなど)を挿入
- チャット機能の積極活用(発言しにくいリモート参加者の声を拾い上げる)
- オフライン・オンラインの混合グループワークの実施
NEO FLAG.では、ハイブリッドチームミーティングをトータルサポート。適切な機材セットアップから、参加者全員に届けるケータリングの手配、効果的なファシリテーション手法のアドバイスまで、一貫したサポートが特徴です。
個人の成長につなげる施策
チームワークの向上には、チーム全体の取り組みと並行して、各メンバーの個人的な成長を支援することも重要です。個々のメンバーが自らの能力を高め、自信を持って業務に取り組める環境を整えることが、結果としてチーム全体のパフォーマンス向上につながります。
施策1:定期的な1on1ミーティングの実施
上司と部下が1対1で定期的に対話する1on1ミーティングは、個人の成長やキャリア開発を支援するための効果的な手法です。業務上の課題だけでなく、長期的なキャリアビジョンや個人的な悩みについても率直に話し合える場として、多くの企業で導入されています。
カジュアルな食事の場での1on1ミーティング成功事例
1on1ミーティングを食事の場で実施することで、より率直でオープンなコミュニケーションを促進できる可能性があります。以下に、食事を活用した1on1ミーティングの成功事例をご紹介。
カジュアルな食事の場での1on1ミーティングは、リラックスした雰囲気の中で上司と部下のコミュニケーションを促進する効果があります。以下に、成功事例を3つ紹介します。
- ヤフー株式会社
ヤフーでは、定期的にカジュアルなランチを利用した1on1ミーティングを実施。
この取り組みは、従業員がリラックスした状態で自由に意見を交わすことを可能にし、コミュニケーションの質を向上させることを目的としています。特に、食事をともにすることで互いの距離を縮め、業務上の話題だけでなく、個人的な話題に触れることもできるため、信頼関係の構築が進み、実際に、多くの従業員がこの形式を好み、満足度の向上にも寄与しています。
引用元:https://media.unipos.me/1on1-meeting-case - 株式会社Gunosy
Gunosyでは、カジュアルな環境での1on1を推奨しており、特に社内のカフェやランチルームでの実施が好まれています。この環境は、部下が緊張せずに自分の考えや感情を話しやすくするための工夫がなされており、実施後のフィードバックとして「心が軽くなる」「新たな意見が出やすくなった」という声が多く聞かれるようです。Gunosyの取り組みは、上司と部下の間によりオープンな対話を促進し、業務の効率も向上しています。
引用元: https://www.ashita-team.com/jinji-online/development/5388
3. サイボウズ株式会社
サイボウズでは「ザツダン」と呼ばれるカジュアルな1on1ミーティングを、食事をしながら行うことが一般的です。この取り組みは、「雑談」をテーマにしており、業務上の厳しい話題を避けることで、気軽な雰囲気を保ちながら、社員同士のコミュニケーションを活性化させます。これにより、業務に関連する新たなアイデアや解決策が自然と生まれる環境が創出されています。社員からは「フラットな関係で話しやすい」というフィードバックがあり、チームの結束力向上にも寄与しているそうです。
引用元:https://www.dodadsj.com/content/190723_1on1/
これらの事例から、カジュアルな食事の場での1on1ミーティングが、リラックスした雰囲気を生み出し、社員同士の信頼関係を強化する効果的な手段であることがわかります。
施策2:リーダーシップ研修の実施
チーム内の各メンバーのリーダーシップスキルを高めることは、チーム全体の自律性と創造性を向上させる効果があります。現代のビジネス環境では、公式な役職の有無に関わらず、全てのメンバーが状況に応じてリーダーシップを発揮できることが理想的です。
チームディナーを通じたリーダーシップ育成の実践方法
食事、特にディナーというフォーマルな場を活用したリーダーシップ育成は、座学では得られない実践的な学びの機会を提供します。以下に、チームディナーを通じたリーダーシップ育成の具体的な実践方法をご紹介。
ロールローテーションディナー
チームディナーの場で、意図的に様々な役割を各メンバーに割り当て、ローテーションすることで、多様なリーダーシップスキルを体験的に学ぶアプローチです。例えば、
- ホスト役: ディナー全体の進行と雰囲気づくりを担当(場のリード力)
- トピックリーダー: 各コース料理時の議論テーマをリード(議論ファシリテーション力)
- タイムキーパー: 全体の時間配分を管理(時間管理とアサーション力)
- チームリフレクター: 定期的に議論の内容を要約・整理(傾聴と統合力)
これらの役割を毎回のディナーでローテーションすることで、各メンバーが様々なリーダーシップスタイルを実践的に体験できます。
ナラティブリーダーシップディナー
物語共有を通じてリーダーシップの本質を学ぶアプローチです。ディナーの各コースに合わせて、参加者が自身の「リーダーシップの物語」(成功体験や失敗から学んだことなど)を共有。聞き手は積極的に質問し、その経験から得られる学びを引き出します。このナラティブアプローチは、抽象的なリーダーシップ理論よりも、具体的でストーリーに根ざした学びを提供するのが特徴です。
ケーススタディディナー
実際のビジネスケースや架空のシナリオを題材に、ディナーを通じて議論と解決策の検討を行うアプローチです。各テーブルにケース資料と特定の役割カードを配布し、食事を楽しみながらも、与えられた状況でどのようなリーダーシップを発揮すべきかを議論。コース料理の間に各テーブルの結論を共有し、多様なアプローチを学びます。
チームワークを向上させ、高いモチベーションで目標達成を目指そう
これまで見てきたように、チームワークの向上は組織の業績や従業員の満足度に直結する重要な要素です。本記事で紹介した様々な施策を自社の状況に合わせて取り入れることで、より強固で創造的なチームを構築することができるでしょう。
チームワーク向上にNEO DINING.ケータリングが選ばれる理由

社内イベントやチームビルディング活動において、食事体験の質は参加者の満足度と学びの定着に大きく影響します。NEO FLAG.のケータリングサービスNEO DINING.が多くの企業から選ばれている理由は、単なる「食事提供」を超えた価値提供にあります。
第一に、目的に合わせたカスタマイズ性の高さが挙げられます。チームビルディング、戦略ミーティング、社員表彰会など、イベントの性質や目的に応じた最適なケータリングプランをご提案可能です。
第二に、オンライン・オフライン両方に対応した柔軟なサービス展開が挙げられます。オフィスでの対面イベントはもちろん、リモートワーカーを含めたハイブリッドイベント、完全オンラインでのバーチャルイベントまで、多様な働き方に合わせたソリューションを提供しています。
最後に、食を通じたストーリーテリングを活用している点です。NEO DINING.は、単においしい料理を提供するだけでなく、その食事体験を通じて企業の価値観やイベントのメッセージを強化するアプローチを取っています。
例えば、企業の創業ストーリーや大切にしている価値観をメニューで表現したり、チームの多様性を象徴する世界各国の料理を融合させたりと、「食べること」を通じて記憶に残るメッセージを伝える役割を担っています。
ご興味をお持ちいただけましたら、NEO DINING.までお気軽にお問い合わせください。皆様のチームの目標や課題に合わせた、オーダーメイドのソリューションをご提案いたします。
強いチームワークは一朝一夕に構築できるものではありませんが、適切な施策と継続的な取り組みによって着実に向上させていくことが可能です。本記事でご紹介した具体例や施策を参考に、皆様の組織に最適なチームワーク向上プランを実践してみてはいかがでしょうか。NEO FLAG.とNEO DINING.は、食を通じたチームビルディングのプロフェッショナルとして、皆様の取り組みを全力でサポートいたします。
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