こんにちは!NEO FLAG.です。社内コミュニケーションの活性化は、企業の生産性向上や社風・カルチャーの浸透、離職防止など、様々なメリットをもたらします。一方で、その実現には課題も多く、適切な施策の実施が求められます。
本記事では、社内コミュニケーション活性化の重要性や具体的な方法、成功事例を詳しく解説していき、当社NEO FLAG.のサービスを通じた、効果的な社内イベントの企画・運営方法についてもご紹介します。社内コミュニケーション活性化に課題を感じている企業の担当者様は、ぜひ最後までお読みください。
社内コミュニケーションとは
社内コミュニケーションとは、組織内における情報共有や意思疎通、相互理解を促進するための活動全般を指します。単に情報を伝達するだけでなく、社員同士が活発に意見交換し、協力し合える関係性を築くことが重要です。
例えば社内コミュニケーション施策には、以下のような取り組みが含まれます。
- 会議や打ち合わせでの情報共有や議論
- メールやチャットツールを活用した日常的なやり取り
- 社内報やイントラネットを通じた情報発信
- 社内イベントや研修の実施による社員間の交流促進
- 日常的な雑談や情報交換の奨励
これらの活動を通じて、社員間の信頼関係を構築し、協力体制を強化することが社内コミュニケーション活性化の目的です。
また、近年ではコミュニケーションのチャネルが多様化しており、対面での交流だけでなく、オンラインツールを活用した非対面でのコミュニケーションも欠かせません。
リモートワークが定着した現在、オンラインでのコミュニケーションをいかに活性化するかも重要な課題と言えるでしょう。
社内コミュニケーションを円滑に行うためには、組織としての明確な方針と、それを実行するための体制づくりが不可欠。トップのリーダーシップのもと、全社一丸となって取り組むことが求められます。
コミュニケーション活性化は一朝一夕には実現できませんが、地道な努力を続けることで、必ず組織に良い変化がもたらされるはずです。社内コミュニケーションの重要性を理解し、積極的に取り組んでいきましょう。
社内コミュニケーションを活性化させるメリット
ここからは社内コミュニケーションを活性化させるメリットについてご紹介します。
以下4つのメリットがあります。
- 生産性が向上する
- 社風やカルチャーを社員に伝えられる
- 離職防止
- 新たなアイデアが生まれやすい
メリット1:生産性が向上する
社内コミュニケーションが活発な組織では、業務に必要な情報がスムーズに行き交い、スピーディな意思決定が可能になります。部署間の連携も円滑になるため、業務の効率化や生産性の向上が期待できるでしょう。
例えば、営業部門と開発部門の間で定期的な情報共有会を実施することで、顧客ニーズを製品開発にスピーディに反映できるようになります。部署間の壁を越えたコミュニケーションにより、市場動向の変化に素早く対応し、競合他社に先駆けて新製品を投入することが可能になるのです。
また、社内SNSを導入し、部署間の情報共有を促進した企業の事例もあります。
従来は1週間かかっていた問題解決が3日で完了するようになり、業務効率が大幅に改善したそうです。
このように、社内コミュニケーションの活性化は、業務プロセスの改善やスピード感のある事業運営に直結します。組織のパフォーマンスを高めるためには、コミュニケーションの基盤づくりが欠かせません。
個人レベルでも、社内の人脈が広がることで、業務に関する相談や協力を得やすくなり、困ったときに助け合える関係性があれば、一人で抱え込むことなく、スムーズに業務を進められるでしょう。
さらに、コミュニケーションが活発な職場では、社員のモチベーションも向上。上司や同僚との良好な関係は、仕事のやりがいにもつながるのです。
社内コミュニケーションは、一見すると業務と直接関係ないように思えるかもしれませんが、生産性向上に大きく寄与する重要な取り組みなのです。
メリット2:社風やカルチャーを社員に伝えられる
社内コミュニケーションの活性化は、企業の理念や価値観を社員に浸透させる上でも重要な役割を果たします。
トップの想いを直接伝えたり、社員同士で企業文化を共有したりすることで、一体感の醸成や社員のエンゲージメント向上につなげることが可能になるでしょう。
例えば、社長自らが全社員と対話する「社長ランチ」を毎月開催している企業では、経営方針や将来ビジョンを直接語りかけることで、社員との距離を縮めています。
社長の考えが現場レベルまで浸透することで、社員の意識改革や行動変容を促す効果があるそうです。
また、社内報で社員一人ひとりにスポットを当て、仕事に対する想いやプライベートでの活躍を紹介する企画を連載している会社もあります。社員同士が互いを理解し、認め合う風土が根付くことで、組織の一体感が醸成されているそうです。
新入社員の教育においても、社内コミュニケーションは欠かせません。
先輩社員との交流を通じて、社風や価値観を体感的に学ぶことができるため、職場に馴染み、活躍できるようサポートすることで、早期離職のリスクを減らすことにもつながります。
社風やカルチャーは、一朝一夕に構築できるものではありません。
トップから社員まで、継続的なコミュニケーションを重ねることで、醸成していくことが求められます。社内でのコミュニケーションを疎かにせず、文化を育んでいく努力が必要不可欠と言えるでしょう。
メリット3:離職防止
コミュニケーション不足によって社員が孤立感を感じ、モチベーション低下や離職につながるケースは少なくありません。特に若手社員は、人間関係の悩みから退職を考えてしまうことが多いと言われており、一方で、活発なコミュニケーションが行われている組織では、社員の満足度が高く、定着率も向上します。
困ったときに相談できる先輩がいたり、同期と切磋琢磨できる環境があれば、多少の困難があっても乗り越えられるものです。
また、社員の意見を吸い上げる「社内提案制度」を設けている会社もあります。
社員の声に耳を傾け、業務改善に反映する姿勢を示すことで、社員のモチベーションアップと定着率向上を実現しているそうです。
社員にとって、所属組織への愛着や貢献意欲を持てるかどうかは、社内の人間関係に大きく左右されます。コミュニケーションの活性化は、離職防止の観点からも非常に重要なのです。
人材の流出は企業の競争力低下にもつながりかねないため、優秀な社員を惹きつけ、定着させるため、社内コミュニケーションの充実化が欠かせません。
日頃から社員同士の交流を促し、働きやすい職場環境を整備していく必要があるでしょう。
メリット4:新たなアイデアが生まれやすい
多様な価値観が交わり、活発な議論が行われる組織では、イノベーションが起こりやすい土壌があります。部署や年次を越えた交流により、新たな発想が生まれ、ビジネスチャンスにつながる可能性が広がるでしょう。
例えば、若手社員を中心に構成された「イノベーション推進チーム」を発足し、全社から斬新なアイデアを募っている企業があります。
提案されたアイデアは、経営層も交えて議論され、有望なものは事業化に向けて検討が進められており、これまでに、社内の空きスペースを活用したシェアオフィス事業や、社員の副業を支援するプラットフォームの構築など、新規事業につながるアイデアが数多く生まれているそうです。
また、技術部門と営業部門の社員がペアを組んで新製品の開発に取り組む「コ・クリエイション制度」を導入している企業もあります。
普段は交わることの少ない部署同士が協力することで、従来とは異なる視点でニーズを捉え、画期的な製品を生み出すことに成功しているそうです。
アイデアの創出には、多様な知見の融合が欠かせません。
社内コミュニケーションの活性化は、そのための基盤づくりと言えるでしょう。
日頃から社内でのコミュニケーションを活発に行い、自由な意見交換ができる組織風土を醸成することが、イノベーティブな企業となるための第一歩なのです。
社員ひとりひとりの創造性を引き出し、新たな価値創造につなげるためにも、社内コミュニケーションの活性化に取り組んでいきましょう。
企業が社内コミュニケーション活性化に感じている課題
ここまで、社内コミュニケーション活性化の重要性やメリットについて解説してきましたが、一方で多くの企業がその実現に課題を感じているのも事実です。
特に、社員のコミュニケーション能力の向上は、多くの企業が頭を悩ませる課題のようで、研修の実施など、スキル面でのサポートが求められていると言えます。
また、テレワークの普及により、オフラインでのコミュニケーション機会が減少していることも大きな課題であり、オンラインでもコミュニケーションを活性化させる工夫が必要でしょう。
課題例1:部署間のコミュニケーション不足
なお、部署間で生じるコミュニケーション不足も大きな課題の一つです。
「自分の仕事さえこなせばいい」という意識では、組織の力を十分に引き出すことはできません。縦割り意識を取り払い、部門の垣根を越えて協力し合うことが重要です。
加えて、コミュニケーション施策の効果測定の難しさも、課題として挙げられました。
定量的な指標を設定し、PDCAサイクルを回すことが必要不可欠ですが、効果を数値化するのは容易ではありません。
課題例2:トップダウン型の一方的な情報伝達
さらに、トップダウン型の一方的な情報伝達に陥りがちなことも問題視されています。
社員の主体性を引き出し、双方向のコミュニケーションを実現するためには、現場の声に耳を傾ける姿勢が欠かせません。
社内コミュニケーション課題は努力次第で改善できる
このように、社内コミュニケーション活性化には様々な課題がありますが、どの企業でも努力次第で克服できる問題ばかりです。
トップのリーダーシップはもちろん、現場の声を反映した施策立案と、粘り強い取り組みが求められ、課題をひとつひとつクリアしながら、社内コミュニケーションの活性化を実現していくことが重要です。
それには全社的な意識改革と、継続的な取り組みが欠かせません。
社内コミュニケーションは一朝一夕に改善できるものではありませんが、その重要性を認識し、地道な努力を重ねることで、必ず組織に良い変化がもたらされるはずです。
社内コミュニケーション施策の失敗例
せっかく社内コミュニケーション施策を実施しても、思うような効果が得られないケースは少なくありません。
よくある失敗例は以下の様な内容です。
- 社内SNSを導入したものの、ほとんど活用されない
- 全社員参加型のイベントを企画したが、参加率が低い
- 朝礼で情報共有を図っていたが、連絡事項伝達の場となり、双方向的ではなく一方的なコミュニケーションになってしまう
これらの失敗事例に共通しているのは、以下の3点です。
- 社員のニーズや実情を把握できていない
- トップダウンで進めすぎている
- 周知や教育が不十分である
施策の立案段階から社員の声を取り入れ、丁寧な説明と運用のサポートを行うことが、成功のカギを握っていると言えるでしょう。
失敗から学び、より効果的な施策を打ち出していくことが重要です。
PDCAサイクルを回しながら、トライアンドエラーを繰り返すことが求められ、失敗を恐れず、果敢にチャレンジしていく姿勢を持つことが大切だと言えるでしょう。
失敗から得られる学びは、必ず次の施策に活かすことができるはずです。
社内コミュニケーション活性化を成功させるポイント
では、社内コミュニケーションの活性化を成功に導くには、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。いくつかの企業の取り組み事例を交えながら、詳しく解説していきます。
ポイント1:社員/従業員が交流しやすい機会の設定
日頃から社員同士が気軽に交流できる場を提供することが、コミュニケーション活性化の第一歩。例えば、以下のような取り組みが考えられます。
- ランチ交流会の開催:普段は話す機会の少ない部署の社員同士が、ランチを楽しみながらコミュニケーションを取れる場を設ける。
- 社内サークル活動の支援:共通の趣味を通じて、部署や役職を越えた交流が生まれる。
- コワーキングスペースの設置:フリーアドレスのオフィスを導入し、社員同士の偶発的な交流を促す。
- ランダムランチの実施:ランダムに組み合わせた社員同士で食事をする機会を設け、普段話せない相手との交流を促進する。
ある企業では、毎週金曜日のランチタイムに、希望者が集まるランチ交流会を実施しており、部署や年次を越えた交流が生まれ、風通しの良い組織文化の醸成に役立っているそうです。
別の会社では、社内の空きスペースにコワーキングスペースを設置し、自由に利用できるようにすることで、集中して作業したい社員や、他部署の社員との交流を求める社員など、様々な目的で活用されているといいます。
普段は接点の少ない社員同士が、フランクに話せる環境を整えることが重要だと言えるでしょう。仕事の話題だけでなく、プライベートな話題で盛り上がることで、心理的な距離が縮まり、コミュニケーションが活性化していくのです。
ポイント2:オンラインツールの導入
特にコロナ禍を経た現在においては、オンラインツールの活用が欠かせません。
ビデオ会議やチャット、プロジェクト管理ツールなど、目的に合わせて適切なツールを選定し、全社的な活用を促進することが求められます。
導入事例を見てみると、社内コミュニケーションツールとして「Slack」を全社導入し、部署やプロジェクトごとにチャンネルを設けて情報共有を活発化させている企業があります。この企業では経営層も積極的に発信し、社員との対話を図っているそうです。
また、社内ポータルサイトに「質問コーナー」を設けている会社もあります。
経営に関する質問から些細な疑問まで、社員が自由に質問でき、役員が直接回答するというもので、経営層と社員の距離が近づくことで、風通しの良い組織づくりにもつながっているのでしょう。
オンラインツールは便利である一方、使いこなすには一定の習熟が必要です。
ツールを導入する際は、運用ルールを策定するとともに、社員への丁寧な説明と教育が欠かせません。使い方がわからず、活用できないという状況は避けなければならないためです。
目的に合ったツールを適切に運用することで、場所や時間に捉われない柔軟なコミュニケーションが可能となるでしょう。
ポイント3:定期的に施策を行う
コミュニケーション施策は、単発で終わらせず、継続的に実施することが重要です。
社員の行動変容を促し、組織文化として定着させるには、一定の時間と粘り強い取り組みが求められるでしょう。定期的な施策の実施には、以下のようなメリットが考えられます。
- 社員に「コミュニケーションを大切にする」という意識が醸成される
- 継続することで、社員のコミュニケーション能力が向上する
- 施策への参加が習慣化し、自主的な交流が生まれやすくなる
ある企業では、毎月第一金曜日にランチ交流会を開催。
10年以上継続して行っている取り組みですが、今では多くの社員が楽しみにしているイベントだそうです。
また、半年に1度の全社会議を欠かさず実施している会社もあります。
全国の拠点をつないでのWeb開催ですが、経営方針の共有だけでなく、社員同士の交流も図られているそうで、遠隔地の社員とも顔を合わせる機会となり、一体感の醸成に役立っているといいます。
単発のイベントでは、一時的な盛り上がりで終わってしまうことが少なくありません。
「うちの会社では、こういう取り組みが続けられている」という意識が社員に根付くことで、はじめて組織文化として浸透していくのです。
施策を継続させるには、トップの強いコミットメントと、現場の巻き込みが欠かせません。短期的な効果を求めるのではなく、長い目で社内コミュニケーションの活性化に取り組んでいく姿勢が重要だと言えるでしょう。
ポイント4:社員/従業員のアイデアを反映させる
社内コミュニケーション施策は、トップダウンで進めるのではなく、社員の意見を取り入れながら進めることが重要です。現場の声に耳を傾け、ニーズに合った施策を打ち出すことが、効果的なコミュニケーション活性化につながります。
アイデアを募る方法としては、以下のような取り組みが考えられるでしょう。
- 社内アンケートの実施:コミュニケーションに関する課題や要望を収集する
- 提案制度の導入:社員からの自由な提案を募り、優れたアイデアを表彰する
- ワークショップの開催:社員が集まって、コミュニケーション活性化策を議論する場を設ける
ある企業では、社内イントラネットに「コミュニケーション促進アイデアBOX」を設置。
社員は自由にアイデアを投稿でき、人事部門が定期的に内容を確認。優れたアイデアは積極的に取り入れ、提案者も表彰されるそうです。
また、新入社員を中心としたプロジェクトチームを結成し、若手の発想を施策に反映させている企業もあります。「若手社員交流会」の企画や、社内報の編集などを任せることで、主体性を引き出しているそうです。
トップの考えた施策を押し付けるのではなく、現場の声を反映させながら柔軟に進めていく。そうすることで、社員に「自分たちの意見が反映されている」という実感が生まれ、参加意欲にもつながっていくのです。
ポイント5:制度として定着させる
コミュニケーション施策を一過性のイベントで終わらせず、制度として根付かせることも重要なポイント。
例えば、以下のような制度の導入が考えられます。
- 社内コミュニケーション研修の義務化:入社時や昇格時の研修に組み込み、継続的にスキル向上を図る
- 1on1ミーティングの実施:上司と部下が定期的に面談し、コミュニケーションを深める
- コミュニケーション推進責任者の設置:各部署から選出し、自部署でのコミュニケーション活性化を主導する
実例を見てみると、社内コミュニケーション推進委員会を設置し、各部署の代表者が集まって定期的に議論している企業があります。各部署の課題や好事例を共有し、全社的な施策立案にもつなげているそうです。
別の企業では、役員と社員の1on1面談を四半期に1度のペースで実施。社員の意見を吸い上げ、社内制度に反映させる取り組みを続けています。
このように、コミュニケーション施策を一時的なイベントではなく、恒常的な取り組みとして制度化することが重要です。単発の施策も大切ですが、「うちの会社にはこんな制度がある」と言えるような取り組みがあると、社員のコミュニケーションに対する意識も変わってくるでしょう。
ポイント6:効果測定を行う
社内コミュニケーション施策の効果を測定し、PDCAサイクルを回すことも重要なポイントの一つです。
施策の目的を数値化し、適切なKPIを設定することが求められ、効果測定の指標としては、以下のようなものが考えられます。
- 社員満足度:エンゲージメント調査や社内アンケートで測定する
- 施策参加率:イベントへの参加者数や、社内SNSの利用率など
- 部署間連携の頻度:他部署との協業プロジェクトの数や、コラボレーションツールの利用状況など
- アイデア提案数:社内提案制度の活用状況を見る
- 生産性の変化:コミュニケーション施策前後での業務効率の変化を測る
こうした指標を定期的にモニタリングし、施策の効果を定量的に把握することが大切です。改善すべき点があれば、柔軟に施策を見直し、ブラッシュアップしていくことが求められます。
数値化することで、施策の成果や課題が見えやすくなります。「社内コミュニケーションを良くしたい」という漠然とした目標ではなく、具体的な指標を設けることが重要だと言えるでしょう。
社内コミュニケーションは、ともすれば定性的な評価に偏りがちです。
しかし、しっかりとKPIを設定し、効果を測定することで、より戦略的な施策展開が可能となります。
PDCAサイクルを回しながら、施策の効果検証と改善を繰り返していくことが、社内コミュニケーション活性化の成功には欠かせないのです。
トップダウン/ボトムダウン両方の視点に基づき、6つのポイントをおさえた施策を
以上、社内コミュニケーション活性化を成功させるための6つのポイントを解説しました。
- 社員が交流しやすい機会の設定
- オンラインツールの導入
- 定期的に施策を行う
- 社員のアイデアを反映させる
- 制度として定着させる
- 効果測定を行う
いずれも簡単に実現できるものばかりではありませんが、地道に取り組みを続けることが重要です。トップダウン、ボトムアップ、両方の視点を持ちながら、トライアンドエラーを繰り返し、自社に合った方法を見出していきましょう。
社内コミュニケーション活性化成功事例1:社内イベントの実施
ここからは、社内コミュニケーション活性化の具体的な成功事例をいくつかご紹介します。まずは、社内イベントの実施について解説しましょう。
社内イベントは、社員同士の交流を深める絶好の機会。
普段の業務では接点の少ない社員同士が、同じ時間を共有することで、自然とコミュニケーションが生まれるのです。
NEO FLAG.でも、企業の課題や目的に合わせて、様々な社内イベントの企画・運営をサポートしています。
全社員参加型のスポーツイベントや、社会貢献活動など、テーマはさまざま。イベントを通じて社員同士の結束力を高め、組織の一体感を醸成することを目指しましょう。
社内イベントが社内コミュニケーション活性化に役立つ理由
社内イベントには、以下のようなコミュニケーション活性化の効果が期待できます。
- 普段は交流の少ない社員同士が、同じ目的に向かって協力する
- 仕事とは異なる文脈での交流が生まれ、相手の新たな一面が見えてくる
- イベントの企画・運営を通じて、社員の主体性や創造性が引き出される
- 上下関係に囚われず、フラットなコミュニケーションが生まれる
ある企業では、普段は関わりの少ない営業部門とエンジニア部門の社員が、一つのチームとなってタスクに取り組むイベントを実施。
イベント後のアンケートでは、
「普段話したことのない人と協力できて良かった」
「相手の仕事への想いを知ることができた」
など、コミュニケーションの活性化を実感する声が多く寄せられました。
別企業の事例では、有志の社員が集まって社内バンドを結成。会社のイベントで演奏する機会を設けたところ、社員から大きな反響があったそうです。
「普段は真面目な先輩も、ステージの上では楽しそうに歌う姿を見せてくれました」
「隠れた才能を発見できた」
と、社員同士の理解が深まったと好評でした。
このように、イベントを通じて社員が自主的に交流する姿勢が生まれると、普段の業務でのコミュニケーションにも良い影響が期待できるのです。
チームビルディング施策としても効果的
社内イベントは、部署単位のチームビルディング施策としても有効活用できます。
例えば、以下のようなプログラムを取り入れることで、チームの結束力を高めることができるでしょう。
- 協力して課題を解決するワークショップ
- 他部署との交流を通じて刺激を得る機会の提供
- 部署の枠を越えたプロジェクトチームの編成
ある企業では、新入社員研修の一環として、1泊2日の合宿型研修を実施。
電話応対のロールプレイングから、創作ダンスの発表会まで、様々なプログラムに新入社員が主体的に取り組む機会を設けました。同期同士だけでなく、先輩社員も交えて活動することで、部署の垣根を越えたコミュニケーションが生まれ、組織へのエンゲージメントも高まったといいます。
また、毎年恒例の社員総会で、各部署対抗のクイズ大会を実施している企業もあります。
普段の業務では接点の少ない部署同士が、力を合わせて問題に挑戦。優勝を目指して活発な議論を交わす中で、他部署の業務理解も深まり、協力体制の強化にもつながっているそうです。
部署内の結束力を高め、他部署とのコミュニケーションを活性化する社内イベントは、組織の一体感を醸成する効果的な施策なのです。
社内イベントの企画・運営には、一定の労力がかかるのも事実です。
しかし、その過程で社員の自主性を引き出し、イベントを通じて社員同士の交流を深められる意義は大きいと言えるでしょう。
経営層も社員と一緒にイベントを楽しむことで、普段は聞けない現場の生の声を拾うことも可能に。社内イベントを通じて、風通しの良い組織文化を醸成していくことが期待できるのです。
NEO FLAG.では、クライアント企業の社風や課題に合わせて、最適な社内イベントをご提案しています。オンライン・リアル・ハイブリッドなどさまざまな開催形式に対応可能です。
成功事例1:下期方針説明会と懇親会(株式会社メディアドゥ)
会社名 | 株式会社メディアドゥ |
URL | https://mediado.jp/ |
株式会社メディアドゥは、オンラインでの方針説明会と懇親会を開催し、さまざまなレクリエーションを織り交ぜたエンターテイメント性のあるイベントを実施。
「みんなで一緒の時間を共有している空気感が非常に良かった」という意見が多く、満足度の高いイベントとなっているようです。
引用元:https://mediado.jp/corporate/3161/
成功事例2:eスポーツ大会の開催(エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社)
会社名 | エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社 |
URL | https://www.ntt-bp.net/ |
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社は、コロナ禍を考慮してオンラインとオフラインのハイブリッド形式でeスポーツ大会を開催。
派遣社員から部長まで幅広い役職の従業員が参加し、垣根を越えた会話が生まれ、社内コミュニケーションの活性化につながったとされています。
引用元:https://www.ntt-bp.net/column/blog/2022/09/post-93.html
成功事例3:夏祭りイベントの開催(フューチャーインスペース株式会社)
会社名 | フューチャーインスペース株式会社 |
URL | https://www.inspace.co.jp/ |
フューチャーインスペース株式会社では、社員同士の親睦を深め、日頃の業務への感謝の気持ちを伝えることを目的として社員総会と懇親会を開催。
こちらのイベントは、NEO FLAG.のオリジナルケータリング事業であるNEO DINING.がイベントテーマである「夏祭り」に合わせ、会場の装飾や演出、そしてもちろんお食事まで、トータルでプロデュースを担当。
フューチャーインスペース株式会社本社の会場に設置された縁日屋台や金魚すくいなどの定番の屋台は、まるで本物の夏祭りにいるかのようなワクワク感を演出し、ステージでは、太鼓や踊りなどのパフォーマンスが行われ、会場は熱気に包まれました。
NEO DININGが提供したお食事は、焼き鳥や焼きそばなどの定番の夏祭りグルメをはじめ、どれも絶品で、参加者からは大好評。イベントは、参加者にとって、大変思い出深いものとなったそうです。
NEO DINING.がケータリングを提供した社内夏祭りイベント事例を読みたい方はこちら
屋台や縁日演出もトータルプロデュース。夏祭りを彷彿とさせるワクワクの社員総会+懇親会 (フューチャーインスペース株式会社様)
成功事例4:社内駅伝(トヨタ自動車株式会社)
会社名 | トヨタ自動車株式会社 |
URL | https://toyota.jp/index.html |
大手自動車メーカートヨタでは、毎年12月に「社内駅伝」というイベントを開催します。昨今は、コロナウイルス感染症拡大の影響で中止が相次いでいるものの、2019年に開催された第73回大会には国内外の関係会社41社を含む566チーム、約4,500人が一堂に会しました。
時短勤務や深夜勤務など、働き方の多様化が進んだ現代においても、目標に向けてチームで団結力を高める一大イベントとなっています。
引用元:https://toyotatimes.jp/spotlights/050.html
成功事例5:社内部活動(株式会社SmartHR)
会社名 | 株式会社SmartHR |
URL | https://smarthr.co.jp/ |
株式会社SmartHRでは、52個もの部活動を設けており、全従業員の86.5%が参加するほど浸透していました。
ユニークな部活も多数あり、例えば「スパイス探求部」「王子部」など。
2部署以上かつ4名以上で集まって活動すると、1人あたり1,500円/月が支給される仕組みで、入社して初めて部活に参加する場合は、さらに5,000円/回が支給される仕組み。
社内コミュニケーション活性化の効果として、以下が挙げられます。
- 普段関わることのない他部署の従業員との新たな関係構築が実現
- 垣根を越えた交流が生まれ、タテヨコナナメのコミュニケーションが活発化
- 同僚の新しい一面を発見でき、コミュニケーションの質が向上
このように、SmartHRの部活動制度は、従業員間の新たな出会いの場を提供し、活発な交流を促進することで社内コミュニケーションの活性化に大きく貢献しました。
多様な部活の設置と経済的インセンティブの付与が、高い参加率と効果をもたらした成功事例と言えまするでしょう。
引用元:https://logmi.jp/business/articles/321960,https://smarthr.co.jp/assets/pdf/well-working_story.pdf,https://thanks-gift.net/column/communication/internal-communication-case/
社内コミュニケーション活性化成功事例2:ワークスペースやミーティングルームに工夫する
オフィスのレイアウトを工夫することで、社員同士のコミュニケーションは活性化できます。例えば、オープンな作業スペースを設けることで、部署の垣根を越えた交流が発生するというのがイメージとしてわかりやすいでしょう。
また、ミーティングルームにホワイトボードや大型モニターを設置し、アイデア出しがしやすい環境を整えるのも効果的です。リラックスできるソファを配置したり、ドリンクサーバーを設置したりするのもよいでしょう。
快適で機能的なワークスペースやミーティングルームは、社員のモチベーション向上やコラボレーションを促進する上で欠かせません。単に作業をこなす場所ではなく、クリエイティビティを刺激し、コミュニケーションを活性化させる空間づくりが求められます。
ある企業では、本社オフィスの大規模リニューアルを実施。
従来の個室型オフィスから、フリーアドレス制のオープンオフィスに移行しました。
社員が自由に座る場所を選べることで、普段は話す機会の少ない他部署の社員とも自然とコミュニケーションが生まれるようになったといいます。
また、カフェスペースやラウンジを併設し、社員同士が気軽に集まれる場所を増やしたことで、部署の垣根を越えた交流も活発化。アイデア出しのための非公式な打ち合わせなども増え、イノベーション創出にもつながっているそうです。
別の企業では、プロジェクトチーム専用のミーティングスペースを設置。必要な機材を常備し、いつでも集中して議論できる環境を整えました。
チーム内のコミュニケーションが円滑になっただけでなく、プロジェクトの進捗管理もしやすくなったと好評で、隣接するブースでは別のチームが作業しているため、お互いの進捗が把握でき、連携もスムーズになったといいます。
オフィス内のインフォーマルなコミュニケーションを促すことで、組織の課題解決力や創造性を高めることも可能なのです。
また、フリーアドレスのオフィスレイアウトを導入することで、社員同士の偶発的な出会いを促進させ、部署専用のミーティングルームを廃止し、誰でも利用できるコラボレーションスペースを設置。
これらを行うことで、部署間の交流が活発になり、新たなアイデアが生まれやすくなったという実例も存在します。
成功事例1:「座席を固定→フリーアドレス化」も効果あり(エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社)
フリーアドレス化は、社員が自由に座席を選べる環境を提供することで、コミュニケーションの活性化や業務効率の向上に寄与します。
会社名 | エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 |
URL | https://www.h2o-retailing.co.jp/ja/index.html |
例えば、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社では、社内外のコミュニケーションの活性化を目的として、フリーアドレス制を導入。
これにより、ワンフロアでの動線計画と家具配置が自然なコミュニケーションを促進し、生産性の向上にもつながっています。
引用元:VIS Produce
成功事例2:オープンスペースの導入(株式会社ドミノ・ピザジャパン)
会社名 | 株式会社ドミノ・ピザジャパン |
URL | https://www.dominos.jp/corporate |
株式会社ドミノ・ピザジャパンは、「家族」をテーマにしたオフィス構築を行い、フリーアドレス制のコワーキングエリアや会議室、リフレッシュスペースを設置。
この環境により、社員同士の自然な交流が生まれやすくなり、企業成長を促進する場として機能しています。
引用元:VIS Produce
成功事例3:カジュアルミーティングルームの設置(エンワールド・ジャパン株式会社)
会社名 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
URL | https://www.enworld.com/ |
エンワールド・ジャパン株式会社では、カジュアルミーティングルームを導入し、気軽なコミュニケーションを促進。
これにより、社員がリラックスしながら議論できる環境が整い、業務効率やモチベーションの向上が期待されています。
引用元:VIS Produce
成功事例4:デザイン性の高いワークスペースの導入(アイペット損害保険株式会社)
会社名 | アイペット損害保険株式会社 |
URL | https://www.ipet-ins.com/ |
アイペット損害保険株式会社は、フリーアドレス制を導入し、リフレッシュエリアや集中エリア、執務エリアなど多様なスペースを設置。
これにより、社員が業務内容や気分に応じて働く場所を選べるようになり、働きやすさとコミュニケーションの活性化が実現。
引用元:VIS Produce
社内コミュニケーション活性化成功事例3:社員食堂/カフェスペースの整備
社員同士のコミュニケーションを活性化する上で、意外に見落とされがちなのが、「社員食堂」の存在です。
美味しいランチを囲みながら、部署の垣根を越えて交流する。そんな時間が日常的に持てれば、社内の一体感醸成にも良い影響を与えるでしょう。
実際、ある企業では、社員食堂の大規模リニューアルを実施。ユニークなメニュー開発にも注力した結果、食堂の利用率が大幅にアップしたそうです。
異なる部署の社員同士が、食事を通じて自然と交流するようになり、風通しの良い組織文化の醸成につながっているといいます。
また、隣接するスペースにカフェコーナーを設け、社員同士が気軽に立ち寄れる環境を整備。ランチ以外の時間帯も、部署の垣根を超えた交流が見られるようになったそうです。
別の企業では、社員食堂の一角にコワーキングスペースを設置し、食事をした後も、そのまま資料を広げて打ち合わせができるようになりました。
「ついでにちょっと相談」が日常的に行われるようになり、組織のスピード感が増したそうです。
単なる福利厚生の一環ではなく、コミュニケーション活性化の戦略的ツールとして社員食堂を位置づけるといった発想の転換が求められているのかもしれません。
従業員/社員がランチタイムや息抜きで社員食堂/カフェスペースを活用
社員食堂やカフェスペースの整備は、社員同士のカジュアルな交流を促進し、社内コミュニケーションの向上に寄与します。
ランチを通じた社員同士の交流は、職場のメンタルヘルス対策としても有効だと指摘されています。上司や同僚とのランチは、ストレスの発散にもなりますし、相談しやすい関係性の構築にも役立つはずです。
例えば、ランチの時間を少し長めに設定し、ゆっくり食事を楽しみながら会話ができる環境を整備する。
そうすることで、社員のエンゲージメント向上にもつながっていくでしょう。
「ついでに相談」を日常的に行えるようにすることで、些細な問題を早期に発見し、深刻化する前に解決することも可能に。
美味しい食事は、人と人とを自然とつなげてくれるコミュニケーションツールなのです。
このような視点から考えると、食堂の設計段階からコミュニケーション活性化の視点を盛り込むのも良い施策でしょう。例えば座席配置を考えたり、ミーティングスペースを併設したり。そうした工夫次第で、社員食堂はさらなる”交流の場”になり得るはずです。
成功事例1:社員食堂のリニューアル(楽天グループ株式会社)
会社名 | 楽天グループ株式会社 |
URL | https://corp.rakuten.co.jp/ |
楽天グループ株式会社では、社員食堂をリニューアルし、国籍や文化に配慮した多国籍メニューを提供。社員食堂ではベジタリアンやハラル対応メニュー、グルテンフリーオプションも用意され、社員の多様なニーズに応えています。
これにより、食事の時間が社員同士の交流の場となり、異なるバックグラウンドを持つ社員同士が自然にコミュニケーションを取る機会が増えました。
また、社内のポータルサイトで意見箱を設置し、社員のリクエストを反映する運営方針も取り入れています。
引用元:Vegewel
成功事例2:カフェテリア方式の導入(Google合同会社)
会社名 | Google合同会社 |
URL | https://about.google/intl/ALL_jp/ |
Googleでは、社員が無料で食べ放題のビュッフェ形式の食堂を提供。
このカフェテリア方式は、多様なメニューが揃っており、社員は好きな食事を選ぶことが可能。
この環境は、社員同士がランチタイムに自然に集まり、リラックスしながらコミュニケーションを図る機会を提供し、さらに、食事の場が新しいアイデアや情報交換の場となり、イノベーションを促進しています。
引用元:Roots Lab.ONLINE
成功事例3:リフレッシュスペースの設置(AGC株式会社)
会社名 | AGC株式会社 |
URL | https://www.agc.com/ |
AGC株式会社では、社員食堂と併設してリフレッシュスペースを設置。
このスペースでは、食事後にコーヒーを楽しんだり、軽い休憩を取ることができるため、社員がリラックスして過ごすことが可能に。
こうした環境は、業務の合間に自然なコミュニケーションが生まれる場となり、社員同士の交流が深まります。
引用元:AGC採用サイト
社内コミュニケーション活性化成功事例4:各種オンラインツールの導入
コロナ禍を経て、多くの企業がテレワークを導入し、オンラインでのコミュニケーションが主流になりつつあります。しかし、オンラインでは対面に比べてコミュニケーションの質が下がってしまう、という声も少なくありませんでした。
そんな中、オンラインツールを効果的に活用し、社内コミュニケーションの活性化に成功している企業もあります。その具体例を見ていきましょう。
社内コミュニケーション活性化に役立つオンラインツール例
社内コミュニケーションを活性化するためのオンラインツールは、実に多種多様で、その中でも特に効果的だと言われているのが、以下の3つです。
- 社内SNS
- 社内イントラネット
- WEB会議ツール
これらのツールを上手に活用することで、オンラインでも活発なコミュニケーションを実現することができるのです。
社内SNSの成功事例
社内SNSは、社員同士がフランクにコミュニケーションをとれるプラットフォームで、プロフィールやタイムラインの機能を通じて、社員同士の理解が深まります。
また、経営陣が社内SNSで積極的に発信することで、トップのビジョンや方針が社員に浸透するようになりました。双方向のコミュニケーションにより、社員の意識改革や組織の一体感醸成に役立つとも言われています。
成功事例1:社内専用SNSで社員の仲が深まった(株式会社サンレディース)
会社名 | 株式会社サンレディース |
URL | https://www.sunladys.com/ |
全国に33拠点を持つ株式会社サンレディースでは、コミュニケーションの取りづらさが課題となっており、これを解消するために社内SNS「gamba!」を導入。
社員が楽しく読めるように複数の社内報グループを作成し、自己紹介グループやニュースグループを運営。これにより、社員同士の仲が深まり、コミュニケーションが活性化。
また、社長自らも投稿し、会社のビジョンや営業のコツを共有することで、一体感が増し、意思決定のスピードも向上しました。
引用元:gamba!
成功事例2:社内専用SNSの導入で交流と効率化が実現(株式会社アークス)
会社名 | 株式会社アークス |
URL | https://www.arcs-g.co.jp/ |
株式会社アークスも、社内SNS「gamba!」を導入し、急速な出店拡大と従業員増加に伴う本部と店舗のやり取りの煩雑化を解消。
店舗毎のグループや「マニュアル」「社内報」「稟議や経費の申請」グループなどを作成し、情報共有を効率化しました。
引用元:gamba!
社内イントラネットの成功事例
社内イントラネットは、情報共有やコラボレーションのためのプラットフォームで、各種資料の一元管理や、スケジュール共有などが可能になります。
企業によっては、社内イントラネットを情報発信の中心チャネルと位置づけ、積極的な運用を行っており、全社共通の目標や方針をわかりやすく発信したり、部署ごとのページを設けてプロジェクト管理を行ったりと、様々な用途で活用されています。
また、社内イントラネットに社員同士が自由に投稿できる掲示板を設置し、活発な意見交換を促進。
経営陣も定期的に掲示板をチェックし、社員の声に耳を傾けることで、風通しの良い組織づくりにつなげている事例もあるようです。
成功事例:情報共有プラットフォーム(京都信用金庫)
会社名 | 京都信用金庫 |
URL | https://www.kyoto-shinkin.co.jp/ |
京都信用金庫では、社内イントラネットを効果的に活用して業務効率の向上と情報共有の強化を実現。京都信用金庫のイントラネットは、全社員がアクセスできるポータルサイトとして機能し、各部署の最新情報や業務マニュアル、連絡事項などを一元管理しています。このプラットフォームは以下のような特徴を持っています。
1.文書管理機能
すべての文書が電子化され、イントラネット上で簡単に検索・閲覧できるようになっています。これにより、社員が必要な情報に迅速にアクセスできるようになり、業務効率が大幅に向上しました。
2. 掲示板機能
社内の掲示板機能を活用して、重要な連絡事項やイベント情報を全社員に周知徹底しています。この掲示板は、特定の部署やプロジェクトチームにも対応しており、必要な情報が確実に届くようになっています。
3. 社内Wiki機能
知識共有を目的とした社内Wikiが導入されており、各種業務マニュアルやノウハウが蓄積されています。社員は自身の経験や知識を共有し、他の社員がそれを活用することで、組織全体の知識ベースが強化されています。
4.ナレッジ共有
イントラネットを通じて、全社員が業務に関連する最新情報や市場動向、顧客情報などをリアルタイムで共有できます。これにより、迅速な意思決定が可能となり、業務の効率化とサービス品質の向上が実現しています。
京都信用金庫の社内イントラネットの成功事例は、情報の一元管理と迅速な共有がいかに組織の生産性向上に貢献するかを示しています。全社員がアクセスできるプラットフォームを活用することで、業務効率が大幅に改善され、組織全体のパフォーマンス向上につながっています。
引用元:https://biz.tunag.jp/article/82166#4-1
Web会議ツールの成功事例
Web会議ツールは、オンライン会議を開催するための必須アイテムです。資料や画面を共有しながら議論を進められるため、場所を問わず活発なコミュニケーションが可能となります。
ビデオ通話機能を活用すれば、表情を見ながらコミュニケーションを取ることも可能で、対面に近い臨場感が得られるため、参加者の一体感も高まるはずです。
例えば、朝礼でWeb会議ツールを活用している企業もあります。
各拠点をつないで全社員が参加。経営陣から直接メッセージを伝えられるだけでなく、社員同士の顔合わせの場にもなっているそうです。
また、社内の勉強会でも積極的に活用。遠隔地の社員も講師となって、自身の知見を社内で共有できる環境が整っているといいます。
Web会議ツールは単なるオンライン会議の場ではなく、コミュニケーション活性化の強力なツールにもなり得るのです。
成功事例:オンライン会議ツールでスタッフ会議がスムーズに(株式会社TSUTAYA STORES)
会社名 | 株式会社TSUTAYA STORES |
URL | https://www.ccc.co.jp/company/profile/ |
TSUTAYA STORESでは、Web会議ツール「V-CUBE ミーティング」を導入。
これにより、ユニット長が本部に移動することなく月例会議に出席できるようになったり、出張などで日程調整が難しかったスタッフ会議も、Web会議でスムーズに開催できるようになりました。
さらに、移動時間やコストを削減できたメリットから、店舗間の会議も新たに実施され、各店舗の成功事例を共有するなど、横のつながりが生まれました。
引用元:https://jp.vcube.com/case/9301.html?_ga=2.130084239.1425635548.1580710668-524340816.1575011489
社内コミュニケーション活性化成功事例5:社内報
社員に向けて定期的に発行されている社内報。これを社内コミュニケーション活性化に用いる企業も多いです。
成功事例:定期的な社内報の発行でコミュニケーション活性化を実現した5社
社内報は、定期的に社員に情報を発信し、コミュニケーションを促進する有効な手段です。以下に具体的な成功事例を紹介します。
1.株式会社マクロミル
会社名 | 株式会社マクロミル |
URL | https://www.macromill.com/ |
マーケティングリサーチ会社の株式会社マクロミルは、紙媒体とWeb媒体を併用した社内報を運用しています。
紙媒体は四半期に一度発行し、社員の思いや事業のストーリーを中心に掲載。Web媒体は速報性を重視し、社内のニュースを即時に共有しています。
このように、媒体ごとの特性を活かした運用により、社内コミュニケーションの効率化と社員のエンゲージメント向上を実現しています。
引用元:社内報アプリ
2.エン・ジャパン株式会社
会社名 | エン・ジャパン株式会社 |
URL | https://corp.en-japan.com/ |
人材サービス会社のエン・ジャパン株式会社は、社内報「en soku!(エンソク)」を一般公開しています。
社員がライターとなり、社内のニュースやプロジェクトを紹介することで、社内外のコミュニケーションを促進。この取り組みは、アットホームな社風を外部に発信し、優秀な人材の確保にもつながっています。
引用元:社内報アプリ
4.グリー株式会社
会社名 | グリー株式会社 |
URL | https://corp.gree.net/jp/ja/ |
IT企業のグリー株式会社は、社員の家族にも会社の想いを伝えるため、冊子の社内報を社員の自宅や実家に郵送。これにより、家族が会社の活動を理解し、社員の支えとなる環境を作り出しており、社内報を通じた家族の理解と支援を促進し、社員のモチベーション向上に寄与しています。
引用元:THANKS GIFT
5.株式会社スープストックトーキョー
会社名 | 株式会社スープストックトーキョー |
URL | https://www.soup-stock-tokyo.co.jp/ |
スープ専門店を運営する株式会社スープストックトーキョーは、Web社内報「Smash」を活用。
この社内報は、正社員やアルバイトなど異なる雇用形態の社員が気軽に交流できる場を提供し、業務の中での気づきや疑問を共有することで、モチベーションの向上や経営層とのコミュニケーションを促進しています。
引用元:社内報アプリ
社内コミュニケーション活性化を成功させるための第一歩は目的の明確化
ここまで、社内コミュニケーション活性化の重要性や具体的手法について解説してきました。
最後に、あらためて強調しておきたいのは、「目的の明確化」の重要性です。
漠然と「社内コミュニケーションを活性化したい」と考えても、具体的な行動には結びつきません。なぜコミュニケーション活性化に取り組むのか、その目的を明文化することが何より大切なのです。
例えば、以下のような目的が考えられます。
社内コミュニケーション活性化の目的例
- 風通しの良い組織文化を醸成し、社員のエンゲージメントを高める
- 部署間の連携を強化し、イノベーションの創出や業務効率の向上を図る
- 社員同士の信頼関係を築き、メンタル不調者を減らす
社内コミュニケーション活性化を実現させるにはゴール設定も欠かせない
もちろん単に目的のみを設定したからといって、社内コミュニケーション活性化が実現するとは限りません。
まずは組織の課題を可視化し、コミュニケーション活性化で目指すゴールを設定する。
その上で、課題解決に資する具体的な施策を立案し、目的に基づきPDCAサイクルを回していく。
このように、本来の目的を見失わないよう、定期的に立ち返る機会を設けることも重要です。
地道な積み重ねが社内コミュニケーション活性化を実現させる
社内コミュニケーション活性化に正解はありません。
社員ひとりひとりが自分ごととして捉え、主体的に取り組んでいくことが何より大切だと言えます。
「うちの会社のコミュニケーションはこうありたい」――。社員同士で対話を重ね、組織としての理想の姿を描き、共有していく。
そうした地道な積み重ねこそが、コミュニケーション活性化の原動力になるのではないでしょうか。
その第一歩を踏み出すサポートをするのが、NEO FLAG.の使命だと考えています。理想のコミュニケーション環境を実現するお手伝いをさせていただきます。
まずはお気軽に、お問い合わせください。心よりお待ちしております。
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