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内々定と内定の違いは?辞退や取り消しはできる?就活生と人事担当向けに解説

内々定と内定の違いとは_サムネ

内々定と内定の違いとは_TOP

こんにちは!NEO FLAG.です。

新卒採用の現場で頻繁に使われる「内々定」と「内定」という言葉ですが、その明確な違いを理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。

就活生にとっては自分の進路を左右する重要な概念であり、人事担当者にとっては適切な採用プロセスを進めるために欠かせない知識です。

本記事では、内々定と内定の基本的な違いから、辞退や取り消しに関する法的な扱い、そして実際のトラブル防止策まで、双方の立場に立って詳しく解説いたします。

内々定と内定の基本的な違いとは

内々定と内定の違いとは_内々定と内定の基本的な違い

新卒採用において「内々定」と「内定」は似て非なる概念であり、それぞれ異なる法的効力と実務上の意味を持っています。

内々定の定義と特徴

内々定とは、企業が学生に対して「正式な内定を出す予定であることを事前に伝える意思表示」のことを指します。これは法的な労働契約の成立を意味するものではなく、あくまで企業の採用意向を示すものです。

内々定の主な特徴として、まず通知方法の非公式性が挙げられます。多くの企業では、最終面接の結果を電話で伝える際に「内々定をお出しします」という表現を使用しますが、メールといったインフォーマルな手段で連絡されることも。

次に、書面による正式な契約書面の交付は通常行われません。内々定段階では、詳細な労働条件の提示よりも、企業の採用意向を伝えることに重点が置かれているためです。

また、内々定は企業にとって優秀な学生を他社に取られないための「青田刈り」的な側面も持っています。特に人気企業や競争の激しい業界では、早期に学生の意思を確認し、採用活動を有利に進めるための戦略的な手段として活用されていて、この時期に企業は、学生との関係性を深めるため、職場見学や先輩社員との懇談会などの機会を設けることも多くあるでしょう。

新卒採用における内定の定義と特徴

一方、内定は「始期付解約権留保付労働契約」と法的に位置づけられる正式な雇用契約です。

これは卒業を条件として労働契約が開始され、企業側に一定の解約権が留保された契約形態を意味します。

内定の特徴として、まず書面による正式な内定通知書の交付が法的に必須。

この通知書には、入社予定日、勤務地、職種、給与などの基本的な労働条件が詳細に明記されています。労働基準法第15条に基づき、労働条件の明示が義務付けられているためです。

さらに、学生側からの内定承諾書の提出により、双方の合意が正式に確認されます。この段階で、企業と学生の間に法的な権利義務関係が発生することになります。

内定の法的性質について、最高裁判所の判例(昭和54年7月20日大日本印刷事件)では、「内定の法的性質は、解約権留保付労働契約の成立というべきである」との判断が示されています。これにより、内定は単なる約束ではなく、正式な労働契約として扱われることが確立されています。

参照元:https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52138

企業側にとって内定は、優秀な人材を確実に確保するための最終段階の手続き。

内定通知後は、入社に向けた具体的な準備(健康診断の実施、必要書類の収集、研修計画の策定など)を本格的に開始することになります。

法的拘束力の違い

内々定と内定の最も重要な違いは、その法的拘束力にあります。この違いを理解することで、企業側も学生側も適切な対応を取ることができます。

内々定の法的効力

内々定段階では、正式な労働契約は成立していません。

そのため、企業側は比較的自由に内々定を撤回することができ、学生側も他社への就職活動を継続することが可能です。ただし、企業が学生に対して具体的な労働条件を提示し、学生がそれに同意した場合には、信義則上の義務が発生する可能性があります。

例えば、内々定の段階で企業が学生に「他社の選考を辞退してください」と要請し、学生がそれに応じた場合、企業側には一定の道義的責任が生じると考えられます。このような場合、企業が一方的に内々定を撤回することは、信義則に反する行為として問題となる可能性があるでしょう。

内定の法的効力

対して内定は、前述の通り法的な労働契約として扱われます。企業側が内定を取り消す場合には、「客観的に合理的な理由」と「社会通念上相当と認められる事由」という厳格な要件を満たす必要があり、不当な取り消しには損害賠償責任が発生する可能性があります。

学生側についても、内定承諾後の辞退は契約違反となる可能性がありますが、労働者の退職の自由が法的に保障されているため、実際には学生が不利益を被ることは稀です。ただし、企業側に損害を与えた場合には、理論上は損害賠償責任が発生する可能性もあります。

実務上の取り扱い

実務上は、内々定から内定への移行期間中に、企業と学生の相互理解を深めることが重要。

この期間を有効活用することで、入社後のミスマッチを防ぎ、双方にとって満足度の高い雇用関係を築くことができます。

内々定・内定の通知タイミングと方法

内々定と内定の違いとは_内々定から内定の流れ

新卒採用における内々定から内定に至るプロセスは、就活スケジュールと密接に関連しており、適切なタイミングでの通知が重要です。

内々定→内定の流れ

一般的な新卒採用では、内々定から内定への移行は段階的に行われます。

まず、最終面接後に内々定の通知があり、その後6月1日以降に正式な内定通知が行われるというのが標準的な流れです。この期間中に企業は、内定者懇親会やインターンシップ、会社見学会などを実施し、学生との関係性を深める取り組みを行います。

内々定が出される時期と背景

内々定が出される時期は、経団連の就活ルールと実際の採用現場との間にギャップが存在する現状が現れています。この背景を理解することで、就活生も人事担当者も適切な採用戦略を立てることができます。

実際の内々定時期

多くの企業では、大学4年生の3月から5月にかけて内々定を出すケースが最多です。特に人気企業や大手企業では、優秀な学生を早期に確保するため、3月の会社説明会解禁直後から短期間で選考を実施し、4月中には内々定を出すというスケジュールが一般的です。

業界別に見ると、金融業界やコンサルティング業界では3月下旬から4月上旬、製造業では4月中旬から5月上旬、IT業界では4月から5月にかけて内々定が集中する傾向があります。外資系企業については、経団連ルールに縛られないため、より早期の2月から3月にかけて内々定を出すケースも珍しくありません。

就活解禁スケジュールとの関係

経団連が定める就活スケジュールでは、採用選考活動は大学4年生の6月1日以降に開始することとされています。しかし、実際の採用現場では、このスケジュールよりも早い時期から実質的な選考が行われており、内々定もこの時期に出されることが多くなっています。

企業が内々定を出す理由

企業が内々定を出す主な理由として、優秀な人材の確保が最も重要な要素として挙げられます。競合他社よりも早期に学生の意思を確認することで採用活動を有利に進められるので、採用予算の効率的な活用や、学生との長期的な関係構築による入社後のミスマッチ防止効果も期待できるでしょう。

内定通知のタイミングと形式

内定通知は内々定とは異なり法的拘束力を持つ正式な労働契約の成立を意味します。そのためタイミングと形式には十分な注意が必要です。

内定通知の標準的なタイミング

経団連(現在は就職問題懇談会)のルールでは、正式な内定通知は大学4年生の10月1日以降に行うことが推奨されています。しかし、実際の採用現場では、6月1日の選考解禁日以降に内定通知を行う企業が大多数を占めています。

多くの企業では、6月中旬から7月上旬にかけて内定通知を実施しますが、これは6月1日以降に本格的な選考を開始し、複数回の面接や適性検査を経て最終的な採用判断を行うためです。ただし、内々定を既に出している学生に対しては、形式的に内定通知を行うケースも多く、この場合は内々定通知から1〜2ヶ月後に内定通知が行われることが一般的です。

内定通知の正式な形式

内定通知は、必ず書面で行うことが法的に求められています。電話やメールでの事前連絡は行われることがありますが、最終的には正式な内定通知書の交付が必要です。

内定通知書の形式については、企業ごとに異なりますが、一般的には以下の要素が含まれています。

  • 会社の正式名称
  • 会社の代表者名
  • 内定者の氏名/住所
  • 内定の旨を明記した文言
  • 入社予定日
  • 主要な労働条件の概要
  • 内定承諾書の提出に関する案内 など

内定通知の法的意義

内定通知書の交付により、企業と学生の間に労働契約が成立します。この時点で、企業側には学生を採用する義務が発生し、学生側には入社する権利が発生します。ただし、この契約には「卒業を条件とする」「健康状態に問題がないことを条件とする」などの条件が付されることが一般的です。

正式な内定通知書の内容

正式な内定通知書には、法的に有効な労働契約として機能するために必要な情報が詳細に記載されています。内容としては、基本的な労働条件(入社予定日、勤務地、職種、雇用形態)、給与・待遇条件(基本給、諸手当、賞与の支給基準)、勤務条件(勤務時間、休日・休暇制度、福利厚生)などが含まれます。

内定承諾書の重要性

内定承諾書は、学生側が企業からの内定を正式に受諾する意思を示す重要な書面。

この書面の提出により、労働契約が正式に成立します。企業側にとって内定承諾書は、学生の入社意思を確認する重要な証拠となり、学生側にとっては、労働条件を最終確認する機会でもあります。

【就活生向け】内々定・内定の辞退について

内々定と内定の違い_就活生イメージ

就活生が複数の企業から内々定や内定を得ることは珍しくありません。その際、必然的に一部の企業の内々定や内定を辞退する必要が生じます。

内々定の辞退方法とマナー

内々定の辞退は、内定辞退と比較して法的な制約は少ないものの、社会人としての基本的なマナーを守って行うことが重要。適切な対応により、企業との良好な関係を維持しつつ、円満に辞退することができます。

辞退連絡のタイミング

内々定の辞退を決断した場合、可能な限り早急に連絡することが最も重要なマナー。

企業側は内々定者の入社を前提として様々な準備を進めているため、辞退の連絡が遅れるほど企業に与える影響が大きくなります。理想的なタイミングとしては、他社への入社を決断した時点で、遅くとも1週間以内には連絡を入れるべきです。

辞退理由の伝え方

内々定辞退の理由を説明する際は、誠実で具体的な内容を心がけることが大切です。曖昧な理由や虚偽の内容は、企業側の信頼を損なうだけでなく、将来的に同じ業界で働く際に不利益となる可能性があります。

適切な辞退理由の例

以下のような理由は、企業側にも理解されやすく、円満な辞退につながります。

  • 「より深く自己分析を行った結果、自分の適性により合った職種を見つけることができました」
  • 「家庭の事情により、勤務地を変更する必要が生じました」
  • 「複数の企業を比較検討した結果、自分のキャリアビジョンにより適した企業を選択させていただくことになりました」
  • 「業界研究を重ねた結果、別の分野でのチャレンジを決断いたしました」

避けるべき辞退理由

一方で、以下のような辞退理由は企業との関係を悪化させる原因となるため、避けることをお勧めします。

  • 給与や待遇面での不満を直接的に表現すること
  • 企業の悪い面や問題点を具体的に指摘すること
  • 他社と比較して劣っている点を強調すること
  • 曖昧で具体性に欠ける理由(「なんとなく合わない」など)

理由説明時のポイント

辞退理由を伝える際は、感謝の気持ちを忘れずに表現することが重要。

「貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました」「選考過程で多くのことを学ばせていただきました」といった言葉を添えることで、企業側の理解を得やすくなります。

内定辞退の正しい手順

内々定と内定の違いとは_内定辞退で伝えるべきこと

内定辞退は内々定辞退と比較して法的な重要性が高いため、より慎重かつ適切な手順を踏む必要があります。正しい手順に従うことで、法的トラブルを避けながら円満に辞退することができるでしょう。

内定辞退の法的な扱い

法的な観点から見ると、内定は労働契約の一種であるため、その辞退は契約の解除に該当しますが、労働者(内定者)側からの契約解除については、民法627条により比較的自由に行うことができるとされています。新卒の内定の場合、入社前の段階での辞退であれば、実際の労務提供が開始されていないため、より柔軟な対応が可能とされています。

トラブルなく円満に辞退するためのポイント

内定辞退をトラブルなく進めるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

1. 辞退の意思を明確に伝える

曖昧な表現や留保的な言い回しは避け、「内定を辞退させていただきます」と明確に述べることが必要です。企業側が引き留めを試みる場合もありますが、意思が固まっている場合は毅然とした態度で辞退の意向を伝えることが大切。

「検討します」「もう少し考えさせてください」といった曖昧な返答は、企業側に誤解を与える可能性があります。

2. 感謝の気持ちを表現する

選考過程で企業側が投資した時間や労力に対する感謝を示すことも重要なポイント。

「貴重な機会をいただきありがとうございました」「選考を通じて多くのことを学ばせていただきました」といった言葉を添えることで、関係を良好に保つことができます。

3. 適切な手続きの履行

内定辞退の手続きに関しては、企業側の指示に従って適切に進めることが必要です。内定承諾書を既に提出している場合には、辞退届の提出が求められることもあります。

また、企業によっては人事担当者との面談を求められる場合もありますので、これらの手続きを怠らないよう注意が必要です。

4. 後任候補への配慮

可能であれば、自分の辞退により企業が受ける影響を最小限に抑えるよう配慮することも大切です。早期の連絡はもちろん、引き継ぎ事項がある場合には適切に対応することで、企業側の負担を軽減することができます。

【人事担当向け】内々定・内定の取り消しについて

内々定と内定の違いとは_悩む人事担当者

人事担当者にとって、内々定や内定の取り消しは非常にセンシティブな問題です。適切な法的根拠と手続きを踏まなければ、企業にとって大きなリスクとなります。

内々定取り消しの条件と注意点

内々定の取り消しは、内定取り消しと比較して法的制約は少ないものの、企業側には一定の責任と注意義務が存在します。適切な条件と手続きを理解することで、法的リスクを最小限に抑えながら必要な場合にのみ取り消しを実施することができるでしょう。

取り消しが可能なケース

内々定取り消しが正当化される主なケースとして、

  • 学生側の事由(学業成績の著しい悪化、選考過程での虚偽申告の発覚、犯罪行為の判明など)
  • 企業側の事由(業績の著しい悪化、事業の廃止や縮小、自然災害等の不可抗力)

の2つがあります。

ただし、これらの事由があっても、取り消しの実施には慎重な判断が求められます。

企業側が注意すべき法的リスク

内々定取り消しには、不当な取り消しによる損害賠償責任の発生、企業の社会的信用の失墜、労働局からの指導や是正勧告を受けるリスクがあります。

特に昨今はSNSの普及により、不適切な対応が広く拡散される可能性があり、企業ブランドに深刻な影響を与える場合もあるでしょう。

内定取り消しの法的要件

内定取り消しは、労働契約の解除に該当するため、厳格な法的要件を満たす必要があります。判例により確立された基準を理解し、適切な手続きを踏むことで、企業側の法的リスクを最小限に抑えることができます。

客観的に合理的な理由とは

内定取り消しが法的に有効となるためには、「客観的に合理的な理由」が存在することが必要です。この要件は判例により確立されており、企業側の主観的な判断だけでは不十分とされています。学業関連の事由、健康関連の事由、経歴詐称等の事由などが該当しますが、その程度や影響の大きさを総合的に判断することが重要です。

取り消し手続きの適切な進め方

内定取り消しを実施する場合には、複数の関係者による慎重な検討、内定者に対する事前の説明と弁明機会の提供、書面による正式な通知が必要です。通知書には、取り消しの理由を具体的かつ詳細に記載し、内定者が納得できるような説明を心がけることが重要です。

企業側の一方的な都合で内定を取り消すのはリスクが高い

業績悪化や事業方針の変更等の理由による企業側の一方的な内定取り消しは、極めて高いリスクを伴います。このような取り消しは「整理解雇」に準じた扱いとなり、人員整理の必要性、解雇回避努力義務の履行、被解雇者選定の合理性、手続きの妥当性という4要件をすべて満たすことが求められます。

内々定・内定に関するトラブル防止策

内々定と内定の違いとは_トラブル防止策

内々定・内定に関するトラブルを未然に防ぐためには、企業側と学生側の双方が適切な対応を心がけることが重要です。

企業側が講じるべき対策

内々定・内定に関するトラブルを未然に防ぐためには、企業側が採用プロセス全体を通じて適切な対策を講じることが重要。事前の準備と継続的な取り組みにより、学生との良好な関係を維持しながら、法的リスクを最小限に抑えることができます。

明確な条件提示の重要性

トラブル防止の最も効果的な方法は、内々定・内定の段階で労働条件を明確に提示することです。給与・待遇面の詳細な説明、勤務条件の具体的な内容、キャリア開発に関する情報を包み隠さず提示することで、学生は十分な情報に基づいて入社の判断を行うことができます。

内定者懇親会などで学生とのコミュニケーションを強化する

内定から入社までの期間における継続的なコミュニケーションは、内定者の不安解消と入社意欲の維持に重要な役割を果たします。内定者懇親会の開催、定期的な情報提供、個別面談の実施などにより、内定者との接点を維持し、入社への期待感を高めることができます。

NEO FLAG.では、このような内定者向けのイベント企画・運営も数多く手がけております。内定者懇親会から新入社員歓迎会まで、企業の採用活動を総合的にサポートし、新入社員の定着率向上に貢献いたします。

就活生が注意すべきポイント

就職活動において内々定・内定を受ける際、就活生側も適切な対応と注意深い判断が求められます。事前の準備と正しい知識により、後悔のない就職活動を進めることができるでしょう。

内々定・内定の条件確認方法

就活生にとって、内々定や内定を受けた際の条件確認は極めて重要なプロセス。後日のトラブルを避けるため、以下の点を必ず確認することをお勧めします。

労働条件の詳細確認

内定通知を受けた際は、まず基本的な労働条件について詳細に確認することが重要です。

給与については、基本給だけでなく各種手当(住宅手当、交通費、残業代の計算方法など)の内訳を明確にしてもらいましょう。勤務時間についても、始業・終業時刻、休憩時間、フレックスタイム制度の有無、残業の頻度などを具体的に質問することが大切です。

休日制度についても、年間休日数、有給休暇の取得率、特別休暇制度の内容などを確認しておくと安心です。福利厚生については、社会保険の加入条件、退職金制度、社員割引制度、研修制度などの詳細を把握しておきましょう。

入社後のキャリアパス

配属予定部署、研修制度、昇進の仕組み、転勤の可能性、海外勤務の機会などについて詳しく質問し、自分のキャリアビジョンと合致するかを確認することが大切です。

特に、入社後3年間、5年間でどのような業務に携わる予定なのか、具体的なキャリアステップについて説明を求めることをお勧めします。

疑問点の積極的な質問

分からない点や不安な点については、遠慮せずに質問することが重要です。「聞きにくい」と感じる内容であっても、入社後に「聞いていた話と違う」という事態を避けるため、事前の確認を怠らないようにしましょう。質問する際は、メモを取りながら聞き、後日メールで確認事項をまとめて送付することで、記録として残すことができます。

複数内定時の適切な対応

複数の企業から内定を得た場合の対応方法について、以下のポイントを押さえることが重要です。

比較検討のための情報整理

各企業の労働条件、職場環境、成長機会、企業文化などを客観的に比較できるよう、情報を体系的に整理することが必要。

感情的な判断ではなく、データに基づいた合理的な判断を心がけましょう。比較項目としては、給与・待遇、仕事内容、職場環境、成長機会、企業の将来性、ワークライフバランスなどが考えられます。

決断の迅速化と誠実な対応

内定の回答期限を尊重し、できる限り早期に決断することが企業に対する礼儀です。

長期間の保留は企業側に迷惑をかけることになります。もし検討に時間が必要な場合は、その理由と必要な期間を正直に伝え、理解を求めることが大切です。

辞退企業への誠実な対応

辞退する企業に対しては、感謝の気持ちを込めて丁寧に連絡し、今後の関係性も考慮した対応を心がけることが重要。

業界が狭い場合には、将来的に何らかの形で関わる可能性もあるため、良好な関係を維持することが賢明です。

まとめ:内々定・内定制度を正しく理解して活用しよう

内々定と内定の違いを正確に理解し、適切に対応することは、円滑な採用プロセスの実現にとって不可欠です。

人事担当者へのアドバイス

人事担当者の皆様にとって、内々定・内定制度の適切な運用は、優秀な人材の確保と企業リスクの回避の両面で極めて重要です。一貫性のある採用プロセスの構築、法的リスクの最小化、内定者とのコミュニケーション強化により、成功する採用活動を実現できるでしょう。

就活生へのアドバイス

就活生の皆様にとって、内々定・内定は人生の重要な転換点となる出来事。

冷静な判断と適切な対応により、より良いキャリアのスタートを切ることができます。企業選択の際には、目先の条件だけでなく、将来の成長可能性や自分の価値観との適合性も十分に考慮し、納得のいく決断を行ってください。

内々定・内定制度は、企業と学生双方にとって重要な仕組みです。この制度を正しく理解し、適切に活用することで、より良いマッチングが実現され、双方にとって満足度の高い結果を得ることができるでしょう。

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内々定通知書の無料テンプレート|書き方や例文解説など人事採用担当者必見

内々定通知書無料テンプレート_サムネ

内々定通知書無料テンプレート_TOP

こんにちは!NEO FLAG.です。

採用活動において、内々定通知書の作成は人事担当者にとって重要な業務の一つです。しかし、「どのような内容を記載すべきか分からない」「法的に問題のない文面にしたい」「効率的に作成したい」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、内々定通知書の基本的な書き方から注意点まで詳しく解説し、すぐに使える無料テンプレートもご提供します。適切な内々定通知書を作成することで、内定者との良好な関係構築の第一歩を踏み出しましょう。

内々定通知書とは?基本知識と重要性

内々定通知書無料テンプレート_基本知識

内々定通知書は、採用プロセスにおいて企業が求職者に対して発行する重要な文書です。この文書の理解なくして、効果的な採用活動は成り立ちません。

内々定と内定の違い

内々定と内定は、似ているようで法的な性質が大きく異なります。

内々定は企業側の採用意思を示すものの、法的拘束力は限定的な一方、内定は労働契約の成立を意味し、より強い法的効力を持っていると言えるでしょう。

内々定の段階では、企業は最終的な採用決定前の段階として位置づけており、この時期は、求職者にとって就職活動を継続するか否かの重要な判断材料となります。

内定になると、労働契約としての性質が強くなり、企業側の一方的な取り消しは困難になるでしょう。

内々定通知書の法的位置づけ

内々定通知書は法的には「採用内定予定通知書」として扱われることが一般的。労働契約法の観点から見ると、内々定通知書そのものに強い法的拘束力はありませんが、内定者の期待権を保護する観点から一定の配慮が必要とされています。

また、企業は内々定通知書を発行する際、将来的な内定取り消しの可能性について慎重に検討する必要があります。正当な理由なく内々定を取り消した場合、債務不履行や不法行為として損害賠償責任を負う可能性があるためです。

人事担当者が知っておくべき重要性

内々定通知書は、単なる事務手続きではなく、優秀な人材確保のための戦略的ツール。

適切に作成された通知書は、内定者のモチベーション向上と企業への帰属意識醸成に大きく貢献します。

競合他社からの引き抜きを防ぐためにも、内定者が企業に対して抱く期待と不安のバランスを適切に管理することが求められます。丁寧で配慮の行き届いた通知書は、企業の人材に対する姿勢を表現し、採用ブランディング効果も期待できるでしょう。

内々定通知書に必要な記載項目と構成要素

内々定通知書無料テンプレート_記載項目

効果的な内々定通知書を作成するためには、必須項目と任意項目を適切に組み合わせることが重要です。

必須記載事項一覧

内々定通知書において法的リスクを回避し、内定者との認識齟齬を防ぐために必要な記載事項について解説します。

基本情報(会社名、日付、宛先等)

基本情報の記載は内々定通知書の信頼性を担保する重要な要素。

会社名は正式名称を用い、日付については発送日を記載します。内定者の氏名は戸籍上の正式な名前を使用し、漢字の間違いがないよう細心の注意を払ってください。

内々定の旨を明記する文言

内々定であることを明確に示す文言は、後のトラブル防止のために不可欠。

「この度、弊社の○○職における採用選考の結果、あなたを内々定者として選考させていただくことになりました」といった明確な表現を使用しましょう。

今後のスケジュールと手続き

内定者が安心して入社準備を進められるよう、今後のスケジュールを具体的に示すことが重要。正式内定の時期、入社日、提出書類の種類と期限、連絡先を明記してください。

任意記載事項

必須事項に加えて、内定者との関係構築や企業への理解促進のために効果的な任意記載事項について説明します。

歓迎メッセージ

歓迎メッセージは内定者のモチベーション向上に大きく影響します。

形式的な文言ではなく、「あなたの○○に関する経験と熱意に大変感銘を受けました」といった具体的な評価ポイントを含めることで、内定者の自尊心を高めることができるでしょう。

会社の魅力や期待値

企業の魅力を再確認してもらうことで、内定者の入社意欲を維持・向上させることが可能。

会社の理念、事業の将来性、働く環境の特色を簡潔にまとめ、内定者に対する具体的な期待を表現しましょう。

内定者/内々定者への配慮事項

内定者/内々定者が抱えるであろう、不安や疑問に対する配慮を示すことで、企業の人材を大切にする姿勢を伝えることができます。質問対応の体制や入社前サポートについて記載することが効果的です。

【無料ダウンロード】内々定通知書テンプレート集

内々定通知書無料テンプレート_基本型、新卒採用、中途採用、インターン

実務で即座に活用できる内々定通知書のテンプレートを、シーン別にご紹介します。

基本型テンプレート

令和○年○月○日
○○ ○○ 様

株式会社○○○○
代表取締役 ○○ ○○
人事部長 ○○ ○○

内々定通知書

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は、弊社の採用選考にご応募いただき、誠にありがとうございました。
慎重なる選考の結果、あなたを弊社の○○職の内々定者として選考させていただくことになりましたので、ご通知申し上げます。

つきましては、下記の通り今後の手続きをお願いいたします。



1. 正式内定日:令和○年○月○日(予定)
2. 入社予定日:令和○年○月○日
3. 勤務地:○○県○○市○○(本社)
4. 職種:○○職
5. 今後の手続き:   
– 内々定承諾書のご提出:○月○日まで
– 正式内定手続き:○月○日

ご質問等ございましたら、下記担当者までお気軽にお問い合わせください。

担当:人事部 ○○ ○○
電話:○○○-○○○○-○○○○
メール:○○○○@○○○○.co.jp

敬具

新卒採用向けテンプレート

令和○年○月○日
 
○○大学○○学部○○学科
○○ ○○ 様
 
株式会社○○○○
代表取締役 ○○ ○○
人事部採用担当 ○○ ○○
 
内々定通知書
 
拝啓 青葉の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 
この度は、弊社の新卒採用選考にご応募いただき、誠にありがとうございました。
数多くの優秀な学生の皆様の中から、あなたの○○に対する熱意と○○の経験を高く評価し、弊社の○○職の内々定者として選考させていただくことになりました。
 
あなたとお仕事をご一緒できることを、社員一同心より楽しみにしております。
 

 
1. 正式内定日:令和○年○月○日
2. 入社予定日:令和○年○月○日
3. 配属予定部署:○○部○○課(予定)
4. 初任給:月額○○万円(大卒初任給)
5. 今後の予定:
   – 内々定承諾書提出期限:○月○日
   – 内定者懇親会:○月○日(詳細は別途ご案内)
   – 入社前研修:○月〜○月(全○回予定)
 
【内定者サポート体制】
・内定者専用マイページでの情報提供
・月1回の内定者フォロー面談
・先輩社員メンター制度
 
学業との両立について、ご不安な点がございましたらいつでもご相談ください。
 
連絡先:人事部新卒採用担当 ○○ ○○
電話:○○○-○○○○-○○○○
メール:○○○○@○○○○.co.jp
 
敬具

中途採用向けテンプレート

令和○年○月○日
 
○○ ○○ 様
 
株式会社○○○○
取締役人事部長 ○○ ○○
 
内々定通知書
 
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
この度は、弊社の○○職のポジションにご応募いただき、誠にありがとうございました。
あなたの○○業界での豊富なご経験と、○○に関する専門性を高く評価し、弊社の○○職として内々定をお出しさせていただくことになりました。
 
あなたのご経験とスキルを存分に発揮していただき、弊社の○○事業の更なる発展に貢献していただけることを期待しております。
 

 
1. 正式内定日:令和○年○月○日
2. 入社予定日:令和○年○月○日(ご相談可能)
3. 配属部署:○○部○○課
4. 職位:○○クラス
5. 想定年収:○○○万円〜○○○万円(経験・能力により決定)
6. 今後の手続き:
   – 内々定承諾書提出:○月○日まで
   – 労働条件詳細のご説明:○月○日
 
【入社サポート】
・現職の引き継ぎ期間についてはご相談に応じます
・入社前の職場見学・チームメンバーとの顔合わせ
 
現在のお勤め先での引き継ぎ等でご心配な点がございましたら、入社時期も含めてご相談ください。
 
連絡先:人事部中途採用担当 ○○ ○○
電話:○○○-○○○○-○○○○
メール:○○○○@○○○○.co.jp
 
敬具

インターンシップ経由者向けテンプレート

令和○年○月○日
 
○○大学○○学部
○○ ○○ 様
 
株式会社○○○○
○○事業部長 ○○ ○○
人事部 ○○ ○○
 
内々定通知書
 
拝啓 新緑の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 
昨年○月から○ヶ月間、弊社でのインターンシップにご参加いただき、誠にありがとうございました。
 
インターンシップ期間中の○○プロジェクトでのあなたの積極的な取り組みと、○○に関する優れたアイデアは、関係者一同に深い印象を残しております。
 
この度、あなたの能力と弊社への理解の深さを評価し、○○職の内々定者として選考させていただくことになりました。
 

 
1. 正式内定日:令和○年○月○日
2. 入社予定日:令和○年○月○日
3. 配属予定部署:○○事業部○○課(インターンシップ時と同部署)
4. 想定業務:○○プロジェクトメンバーとして参画予定
5. メンター:○○さん(インターンシップ時の指導担当者)
 
【今後の予定】
– 内々定承諾書提出:○月○日
– インターン同期との懇親会:○月○日
– プロジェクト進捗共有会への参加:○月○日(任意)
 
インターンシップでお世話になった○○課の皆様も、あなたの正式入社を心待ちにしております。
 
連絡先:人事部 ○○ ○○
電話:○○○-○○○○-○○○○
メール:○○○○@○○○○.co.jp
 
敬具

内々定通知書の書き方とポイント

内々定通知書_書き方のポイント

効果的な内々定通知書を作成するためには、文面作成の基本ルールを理解し、内定者のモチベーション向上につながる書き方を心がけることが重要です。

文面作成の基本ルール

内々定通知書の文面作成において、読み手に好印象を与え、誤解を生まない表現技法について詳しく解説します。

敬語の使い方と文体統一

内々定通知書では、丁寧語を基調とした敬語を適切に使用することが基本。

「です・ます調」で統一し、尊敬語と謙譲語を正しく使い分けましょう。文体の統一性も重要で、一つの文書内で異なる文体が混在することは避けてください。

分かりやすい表現の心がけ

専門用語や業界用語は避け、一般的な言葉で説明することがベター。一文が長すぎると理解が困難になるため、適切な長さで区切り、重要な情報は箇条書きを活用して視覚的に整理しましょう。

読み手の立場に立った配慮

内定者の心理状態を理解し、不安を軽減し期待感を高める表現を選択することが重要。

質問がしやすい雰囲気作りや、内定者の現在の状況に応じた配慮の表現を含めることが効果的です。

内定者のモチベーション向上につながる書き方

内々定通知書は単なる事務連絡ではなく、内定者のモチベーションを高め、企業への帰属意識を育む重要なツール。内定者の心理状況を理解し、期待感と安心感を同時に提供する文面作成が求められます。

選考評価ポイントの言及方法

内定者が選考過程で示した具体的な強みについて言及することで、自己肯定感を高めることができます。「あなたの○○に関する深い知識」「面接での○○についての的確な分析」など、具体的なエピソードを交えて評価を伝えましょう。

会社への期待感を高める表現

企業の将来性や成長機会について具体的に言及し、内定者が担当予定の業務の重要性を説明することが効果的です。同僚や上司となる人々の魅力についても触れ、成長環境の魅力を訴求しましょう。

入社への不安を解消する情報提供

研修制度や教育体制について具体的に説明し、職場の雰囲気や文化について内定者が想像しやすい表現で伝えることが重要です。働きやすさを具体的に表現してください。

内々定通知書作成時の注意点とリスク回避

内々定通知書の作成においては、法的リスクを回避し、内定者との良好な関係を維持するための注意点を理解しておく必要があります。

法的トラブルを避けるための注意点

内々定通知書は法的文書としての性格を持つため、記載内容については慎重な検討が必要。

労働契約法や関連法令を理解し、将来的なトラブルを未然に防ぐための適切な表現と条項の設定が重要となります。

労働契約法上の留意事項

内々定段階では完全な労働契約は成立していませんが、内定者の期待権は保護される必要があります。労働条件を記載する際は、「予定」「見込み」といった表現を適切に使用し、確定的な約束ではないことを明示することが重要です。

内々定取り消しに関するリスク

内々定取り消しには正当な理由が必要であり、取り消しとなる可能性がある条件について明記することが重要です。「学業成績の著しい低下」「健康状態の悪化」「経歴詐称の発覚」など、具体的な取り消し事由を適切に列挙しましょう。

記載内容の整合性確保

内々定通知書に記載した内容と、後に交付する労働条件通知書との整合性を保つことは極めて重要。変更の可能性がある項目については適切な留保条項を設けることが賢明です。

内定者とのトラブル防止策

良好な関係を維持し、入社後のスムーズな業務開始につなげるためのトラブル防止策について説明します。

曖昧な表現を避ける重要性

「相当額の給与」「良好な待遇」といった主観的な表現は避け、可能な限り具体的な数値や内容を示すことが重要です。勤務時間や昇進制度についても具体的に記載してください。

条件変更時の対応方法

内々定後に労働条件等の変更が生じる場合の対応方法について、事前に明確なプロセスを定めておきましょう。変更の可能性がある項目については適切な留保条項を設ける必要もあります。

連絡体制の明確化

内定者が安心して相談できる連絡体制を整備し、担当者の氏名、連絡先、連絡可能時間帯を明記しましょう。定期的な連絡スケジュールについても明示してください。

内々定通知書送付後のフォローアップ

内定者フォローアップ_イメージ

内々定通知書の送付は採用プロセスの一区切りですが、内定者との関係構築はここから本格的に始まります。

内定者との継続的なコミュニケーション

内々定から入社までの期間における適切なコミュニケーション戦略について詳しく解説します。

定期的な連絡スケジュール

月1回の定期連絡を基本とし、重要な節目では追加の連絡を行うことで、内定者の不安を解消し、企業への帰属意識を育むことが可能。学事日程や現職での状況を踏まえたタイミング設定を考慮すると良いでしょう。

質問対応の体制整備

内定者からの質問に迅速かつ的確に対応できる体制を整備し、よくある質問についてはFAQを作成することで回答の品質と効率性を確保しましょう。

不安解消のためのサポート

内定者が抱える様々な不安に対して、プロアクティブなサポートを提供することが重要です。推薦図書の紹介や住居探しのサポートなど、具体的な支援を行いましょう。

内定者懇親会・フォローイベントの企画

内定者同士の交流促進と企業理解の深化を目的としたイベント企画について詳しく説明します。これらのイベントは、NEO FLAG.のような専門企業のノウハウを活用することで、より効果的な実施が可能になるでしょう。

内定者同士の交流促進

内定者懇親会は、同期となるメンバー同士の早期の関係構築を促進する機会。アイスブレイクゲームやグループワークを取り入れることで、積極的な交流を促進できます。

先輩社員との座談会企画

現場で活躍する先輩社員との座談会は、内定者の職場イメージを具体化し、キャリアビジョンを明確にする効果があります。少人数制での実施により、積極的な質問を促しましょう。

会社理解を深めるイベント設計

企業理念や事業内容への理解を深めるためのイベントは、内定者の帰属意識向上に直結。

経営層との対話機会や職場見学により、企業の魅力を多角的に伝えることができます。

これらのイベント企画においては、NEO FLAG.のような専門のイベントプロデュース会社を活用することで、より質の高い内定者フォローが実現できます。豊富な経験とノウハウにより、内定者満足度の向上と採用ブランディングの強化を同時に達成することが可能です。

内々定から入社までのスケジュール管理

内々定通知書無料テンプレート_スケジュール

効果的な採用活動の完遂には、内々定から入社までの期間における綿密なスケジュール管理が不可欠です。

採用スケジュールの全体像

採用活動全体を俯瞰し、各段階での重要なマイルストーンを設定することで、内定者・企業双方にとって円滑なプロセスを実現できます。内定者の都合と企業側の事情の両方を考慮した最適なタイミングの見極めが必要です。

重要な節目とタイミング

内々定から入社までの期間には、いくつかの重要な節目があり、それぞれに適切な対応とタイミングの管理が必要です。

正式内定への切り替え時期

内々定から正式内定への切り替えは、採用プロセスにおける最も重要な節目の一つ。

新卒採用の場合は大学4年生の10月1日以降、中途採用の場合は内定者の状況を考慮して適切なタイミングを設定しましょう。

入社前研修の実施タイミング

入社前研修は、内定者のスキル向上と企業理解の深化を目的とした重要な取り組み。内定者の負担と企業の教育効果のバランスを考慮し、適切なタイミングでの実施が重要です。

必要書類の提出スケジュール

入社に必要な書類の提出スケジュールについては、内定者の負担軽減と企業の事務処理効率化の両面から最適化を図る必要があります。提出書類の種類と期限を明確に整理し、理解しやすい形で提示してください。

よくある質問と回答

内々定通知書に関して人事担当者から寄せられる質問と、実践的な回答をまとめました。

内々定通知書に関するFAQ

実務担当者が直面しやすい具体的な疑問について、法的観点と実務的観点の両面から回答します。よくある質問を事前に把握し、適切な対応策を準備することで、スムーズな採用業務を実現できるでしょう。

送付方法(メール・郵送)について

メール送付の場合はPDF形式での添付ファイルとして送信し、受信確認を取得することが重要。ハイブリッド方式として、メールで速報後に正式な書面を郵送する方法も効果的です。

回答期限の設定方法

一般的には1-2週間程度の期間を設けることが適切。新卒採用では他社の選考状況を、中途採用では現職での調整を考慮した期間設定が必要です。

辞退された場合の対応

辞退通知を受けた際は、まず感謝の気持ちを表明し、可能な範囲で辞退理由をヒアリングしましょう。今後の採用活動改善のための貴重な情報源として活用してください。

労働条件を盛り込んだ方がいいか

基本的な条件については記載することが一般的ですが、「予定」「見込み」といった表現を使用し、詳細条件は正式内定時に改めて通知することが適切です。

法的な疑問への回答

内々定通知書の法的側面について、実務で生じやすい疑問に対する回答を提供します。労働契約法の解釈と判例を踏まえた適切な理解により、法的リスクを最小限に抑えた採用活動が可能になるでしょう。

内々定の法的拘束力について

内々定は完全な労働契約ではありませんが、内定者の期待権を一定程度保護する必要があります。正当な理由なく一方的に取り消すことは法的責任を問われる可能性があるためです。

取り消し可能な条件について

経歴詐称、犯罪行為、健康状態の著しい悪化、学業成績の大幅な低下など、客観的合理性と社会通念上の相当性を満たす条件が必要です。取り消し時は適切な手続きと誠実な対応が求められます。

まとめ:効果的な内々定通知書で採用成功を実現

効果的な内々定通知書で採用成功を実現_職場のイメージ

内々定通知書は優秀な人材確保と企業ブランディングを同時に実現する重要なツール。

法的知識、コミュニケーションスキル、そして内定者の心理への深い理解が必要です。

適切な内々定通知書の作成とともに、継続的なフォローアップが欠かせません。内定者懇親会や交流イベントの企画・運営においては、NEO FLAG.のような経験豊富なプロのイベントプロデューサーのノウハウを活用することで、より効果的な内定者フォローが実現できます。

効果的な内々定通知書の作成と継続的なフォローアップにより、優秀な人材の確保と長期的な人材定着を実現し、企業の持続的成長につなげていきましょう。

【ダウンロードOK】社内イベントやコミュニケーション活性化に役立つ資料も無料配布!

以下のページでは、コロナ禍の社内イベントや社内コミュニケーション活性化に役立つPDF資料を配布中です。すべてダウンロードは無料です(内容の改ざん、二次配布は禁止とさせていただきます)

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当社は、料理・イベント企画等でさまざまな形式の社内イベントに携わってまいりました。その数はオンライン・オフライン合わせて10000社以上に上ります(2022年7月現在)

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内定者懇親会/座談会の質問&回答集|内定者と人事双方に役立つ

内定者懇親会/座談会質問&解答集_サムネ
内定者懇親会/座談会質問&解答集_TOP

こんにちは!NEO FLAG.です。

内定をもらった後、企業との接点として重要な機会となる「内定者懇親会」や「座談会」。これらのイベントは、内定者と企業の双方にとって貴重な交流の場となります。

本記事では、内定者懇親会と座談会の目的や流れ、企業への質問のメリットや注意点について詳しく解説します。また、内定者向けのおすすめ質問や人事担当者向けの回答例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

NEO FLAG.は、これらのイベントの企画や運営もサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

内定者懇親会の目的

内定者懇親会は、企業と内定者が交流を深める重要な機会です。この会の主な目的は以下の通り。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_懇親会の目的
  1. 内定者同士の交流促進
  2. 企業文化や雰囲気の理解
  3. 入社への不安解消
  4. モチベーション向上

内定者懇親会を通じて、内定者は同期となる仲間と知り合い、企業に対する理解を深めることができます。また、企業側も内定者の人柄や特性をより詳しく知ることができ、配属や育成計画の参考にすることができるでしょう。

NEO FLAG.では、オンライン・オフライン問わず、内定者懇親会の企画から運営までトータルにサポートしています。企業の魅力を最大限に引き出し、内定者の期待感を高めるイベントづくりをお手伝いします。

内定者懇親会の流れ

一般的な内定者懇親会の流れは以下のようになります。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_懇親会の流れ
  1. 開会の挨拶(人事担当者や役員)
  2. 会社概要や入社までのスケジュール説明
  3. 社員紹介(若手社員や配属予定部署の社員)
  4. グループワークやアイスブレイク
  5. 懇親会(食事や軽食を交えながら)
  6. 質疑応答セッション
  7. 閉会の挨拶

この流れは一例であり、企業によって多少の違いがあります。

例えば、オンラインで開催する場合は、ブレイクアウトルームを活用したグループディスカッションや、オンラインツールを使ったクイズ大会などが組み込まれることも。

懇親会の時間配分の例:

項目時間
開会・説明30分
グループワーク45分
懇親会60分
質疑応答30分
閉会15分

この時間配分はあくまで目安であり、参加人数や企業の方針によって調整が必要です。

座談会の目的

座談会は、内定者懇親会とは異なる目的を持つイベントです。主な目的は以下の通り。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_座談会の目的
  1. 企業の詳細情報の提供
  2. 内定者の疑問や不安の解消
  3. 社員との直接対話の機会創出
  4. 内定者の意欲喚起

座談会では、より少人数・対話形式で進行するため、内定者一人一人の声を丁寧に聞くことができます。企業側にとっては、内定者の本音や考えを深く知る機会となり、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながるでしょう。

座談会の流れ

一般的な座談会の流れは以下のようになります。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_座談会の流れ
  1. 開会の挨拶と参加者自己紹介
  2. テーマ設定(例:「仕事のやりがい」「キャリアパス」など)
  3. 社員からの経験談や情報提供
  4. 内定者からの質問タイム
  5. フリーディスカッション
  6. まとめと閉会の挨拶

座談会では参加者全員が発言しやすい環境を整えることが重要で、その中でも、ファシリテーターの役割は非常に重要。

NEO FLAG.では、経験豊富なファシリテーターを派遣し、活発な議論を促進します。

以下は、座談会の効果を高めるポイントです。

  • 参加人数は10名程度に抑える
  • 内定者と社員の比率を1:1程度にする
  • 事前に内定者から質問を集める
  • 社員は様々な部署・年次から選出する
  • リラックスした雰囲気づくりを心がける

これらのポイントを押さえることで、より充実した座談会を実現可能です。

NEO FLAG.は、企業の要望に応じて最適な座談会のスタイルを提案し、準備から当日の運営までサポート致します。

内定者懇親会と座談会の違い

内定者懇親会と座談会は、どちらも内定者と企業をつなぐ重要な機会ですが、いくつかの点で異なります。主な違いは以下の通り。

  • 参加人数

・内定者懇親会:比較的大人数(数十名~百名程度)

・座談会:少人数(5~15名程度)

  • 形式

・内定者懇親会:全体説明とグループ交流が中心

・座談会:対話形式でのディスカッションが中心

  • 目的の重点

・内定者懇親会:交流と全体理解

・座談会:詳細情報の提供と個別の疑問解消

  • 進行方法

・内定者懇親会:プログラムに沿った進行

・座談会:テーマに基づく自由度の高い進行

  • 開催頻度

・内定者懇親会:年1~2回程度

・座談会:複数回開催されることが多い

これらの違いを理解し、企業のニーズや内定者の特性に合わせて適切な形式を選択することが重要です。

NEO FLAG.では、企業の採用戦略や内定者の特徴を踏まえ、最適なイベント形式をご提案。両方のイベントを組み合わせることで、より効果的な内定者フォローが可能になります。

内定者懇親会と座談会の共通点は「内定者が企業に質問できる機会であること」

内定者懇親会と座談会には形式や規模の違いがありますが、最も重要な共通点は「内定者が企業に質問できる機会」であるということ。この機会は、内定者と企業の双方にとって非常に価値があります。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_内定者イメージ

内定者にとっては、

  • 入社前の不安を解消できる
  • 企業文化や業務内容をより深く理解できる
  • 自身のキャリアプランを具体化できる

企業にとっては、

  • 内定者の関心事や不安を把握できる
  • 企業の魅力や価値観を直接伝えられる
  • 入社後のミスマッチを防ぐことができる

といった価値がそれぞれ存在します。

これらの機会を最大限に活用するためには、内定者と企業の双方が積極的に質問し、答える姿勢を持つことが重要。NEO FLAG.は、質問がしやすい雰囲気づくりや、効果的な質問を引き出すための仕掛けづくりをサポートし、有意義な交流の場を創出します。

企業側も内定者からの質問を求めている

多くの企業は、内定者からの質問を歓迎しています。その理由は以下の通りです。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_内定者からの質問を求める理由
  1. 内定者の関心事を知ることができる
  2. 企業の魅力や特徴を具体的に伝えられる
  3. 内定者の積極性や思考力を評価できる
  4. コミュニケーション能力を把握できる
  5. 入社後のギャップを減らすことができる

企業側は、内定者からの質問を通じて、採用活動では見えなかった内定者の一面を知ることができます。また、質問への回答を通じて、企業の価値観や文化をより深く伝えることができるでしょう。

内定者はいくつか質問を準備して参加するのがマナー

内定者懇親会や座談会に参加する際、内定者はいくつかの質問を準備しておくことがマナーとされています。これには以下のような理由があります。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_手を挙げる内定者
  1. 積極性のアピール
  2. 効率的な情報収集
  3. 意義ある会話の促進
  4. 自己アピールの機会創出
  5. 企業への関心の表明

質問を準備することで、内定者は単なる聞き手ではなく、積極的な参加者として印象づけることができます。また、事前に質問を考えることで、自分が本当に知りたい情報を効率的に得ることができるでしょう。

内定者が座談会で企業に質問をするメリット

内定者が座談会で企業に質問をすることには、多くのメリットがあります。これらのメリットを理解し、積極的に質問することで、内定者は入社前により多くの情報と自信を得ることが可能。

以下、主なメリットについて詳しく説明していきましょう。

内定者懇親会/座談会質問&解答集_質問するメリット

メリット1:入社前に企業の雰囲気を見ることができる

座談会で質問をすることで、内定者は入社前に企業の雰囲気を直接感じ取ることができます。このメリットは非常に重要で、以下のような点で内定者にとって有益です。

  1. 社員の対応や言葉遣いから企業文化を把握できる
  2. 質問への回答スタイルから、コミュニケーション文化を理解できる
  3. 社員同士のやりとりから、チームワークの様子を観察できる
  4. オフィスの雰囲気や dress code を確認できる(対面開催の場合)
  5. 企業の価値観や方針が、実際の社員の態度や言動にどう反映されているかを確認できる

これらの観察を通じて、内定者は自分と企業との相性を判断することができます。また、入社後のギャップを減らし、スムーズな適応につながるでしょう。

メリット2:事務処理などの面で入社の準備がしやすくなる

座談会での質問は、入社に向けての具体的な準備にも役立ちます。このメリットは、以下のような点で内定者の不安解消や円滑な入社準備につながるでしょう。

  1. 入社手続きの詳細を確認できる
  2. 必要な書類や準備物のリストを得られる
  3. 入社式や研修のスケジュールを把握できる
  4. 配属や初任給に関する情報を得られる
  5. 引越しや住居手配に関する支援制度を確認できる

これらの情報を事前に得ることで、内定者は余裕を持って入社準備を進めることが可能。また、細かな疑問点を解消することで、入社への不安を軽減することもできるでしょう。

メリット3:学生が入社前に自分をアピールすることができる

座談会での質問は、内定者が自身をアピールする絶好の機会。このメリットは、以下のような点で内定者の今後のキャリアに良い影響を与える可能性があります。

  1. 自身の関心分野や専門性をアピールできる
  2. 論理的思考力や表現力を示すことができる
  3. 積極性や向上心をアピールできる
  4. 企業の課題に対する自身の考えを提示できる
  5. 将来のキャリアプランを共有し、企業側の期待を高められる

これらのアピールを通じて、内定者は入社後の配属や育成計画に良い影響を与える可能性があります。また、企業側にとっても、内定者の潜在能力や適性をより深く理解する機会となるでしょう。

メリット4:企業の風土や価値観を理解できる

座談会での質問を通じて、内定者は企業の価値観や風土をより深く理解することが可能です。

メリットとしては、以下のような点で内定者の入社後の適応や活躍に大きく寄与します。

  1. 企業の経営理念や使命を具体的に理解できる
  2. 社員が大切にしている価値観を知ることができる
  3. 仕事の進め方や意思決定プロセスを把握できる
  4. ダイバーシティやインクルージョンへの取り組みを確認できる
  5. 社会貢献活動や環境への取り組みについて知ることができる

これらの理解を深めることで、内定者は自身の価値観と企業の価値観の適合性を判断し、入社後のミスマッチを防ぐことが可能。また、企業文化に早く馴染むための準備もできます。

【内定者向け】内定者懇親会&座談会でおすすめの質問5選

内定者懇親会や座談会で質問をする際は、効果的な質問をすることが重要。ここでは、内定者におすすめの質問を5つご紹介。

これらの質問は、企業理解を深め、入社後の準備に役立つ情報を得るために有効です。

1:入社までにしておいた方がいいことや内定後インターンシップについて

この質問は、入社前の準備を効果的に進めるために非常に重要。以下のような観点から情報を得ることができます。

  1. 推奨される資格取得や学習内容
  2. ビジネススキル(Excel, PowerPointなど)の習得レベル
  3. 業界や企業に関する推奨読書リスト
  4. 語学力向上の必要性とその程度
  5. 内定後インターンシップの有無と内容

回答例:

「入社までに、基本的なビジネスマナーを身につけておくことをお勧めします。
また、当社ではExcelを頻繁に使用するので、基本的な関数やVLOOKUPなどの操作ができるようになっておくと良いでしょう。
内定後インターンシップについては、8月と12月に1週間ずつ実施しており、実際の業務を体験できる機会を設けています。」

この質問とその回答を通じて、内定者は入社までの時間を有効に活用する方法を知ることが可能。また、企業が内定者に期待するスキルや知識を理解することもできます。

インターンシップへの参加が想定される内定者の方には、メディアを用いた情報収集もおすすめです。

例えば「コシロインターン」は長期インターンシップに特化した求人メディアです。

ココシロインターン|長期インターン/有給インターン求人サイト

内定者インターンや就職活動に役立つコラムも充実。キャリアに役立つおすすめのwebメディアやオンラインサービスが気になる人や、仕事をやりがいを持って充実させたいと考えている内定者の皆さんには、コラム記事が参考になります。

2:普段の仕事内容

この質問は、入社後の具体的なイメージを掴むために非常に重要。以下のような点について情報を得ることができます。

  1. 1日のタイムスケジュール
  2. 主な業務内容と割合
  3. チーム構成と役割分担
  4. 使用するツールやシステム
  5. 社内外とのコミュニケーション頻度

回答例:

「私の場合、朝9時に出社し、まずはチームミーティングで1日の予定を確認します。
その後、主にクライアントとの打ち合わせや提案資料の作成を行います。
午後はチーム内でのブレインストーミングや企画会議に参加することも多いです。
使用ツールは主にOffice製品とSalesforceです。1日平均して3〜4回のミーティングがあり、社内外の方と頻繁にコミュニケーションを取ります。」

この質問により、内定者は入社後の日常をより具体的にイメージすることが可能。また、必要なスキルや適性についても理解を深めることができます。

3:福利厚生がどのようになっているか

福利厚生に関する質問は、働く環境や生活サポートを理解する上で重要です。該当の質問では、以下のような点について情報を得ることができるでしょう。

  1. 各種保険制度(健康保険、厚生年金など)
  2. 休暇制度(有給休暇、特別休暇など)
  3. 手当(住宅手当、通勤手当など)
  4. 社員割引や福利厚生施設
  5. 健康管理サポート(健康診断、メンタルヘルスケアなど)

回答例:

「当社では、法定の福利厚生に加えて、独自の制度も充実させています。
例えば、有給休暇は入社1年目から20日付与されます。
また、リフレッシュ休暇として年間5日の特別休暇があります。
住宅手当は月額3万円、通勤手当は全額支給です。
さらに、契約保養所や社員食堂の利用、スポーツジムの法人会員割引なども用意しています。
健康面では、年2回の健康診断に加え、産業医による健康相談も定期的に実施しています。」

この質問により、内定者は入社後の生活面でのサポート体制を理解し、安心して働ける環境かどうかを判断することができます。

4:仕事のやりがいや苦労する点

この質問は、仕事の現実的な側面を理解する上で非常に重要です。以下のような点について情報を得ることができるでしょう。

  1. 仕事を通じて得られる成長や達成感
  2. 顧客や社会への貢献度
  3. 業務上の課題や困難
  4. ストレス管理方法
  5. 仕事と私生活のバランス

回答例:

「やりがいとしては、自分のアイデアが形になり、顧客の課題解決につながったときの喜びが大きいですね。
また、プロジェクトを通じてチームメンバーと成長を実感できることも魅力です。
一方で、締切に追われる時期はストレスも高くなります。
複数のプロジェクトを並行して進める時間管理も難しいポイントです。
ただ、上司や先輩のサポートが手厚く、困ったときに相談しやすい環境があるのが救いです。」

この質問により、内定者は仕事の魅力と課題の両面を理解し、自身の適性や心構えを考えることが可能です。

5:企業の価値観や今後の展望

この質問は、企業の長期的なビジョンや方向性を理解するために重要。以下のような点について情報を得ることができます。

  1. 企業理念や経営方針
  2. 中長期的な事業計画
  3. 新規事業や海外展開の予定
  4. 社会貢献や持続可能性への取り組み
  5. 業界内での位置づけや競合他社との差別化戦略

回答例:

「当社の企業理念は『技術で人々の暮らしを豊かに』です。
この理念のもと、今後5年間で新エネルギー分野への投資を倍増させる計画があります。
また、アジア市場での事業拡大を目指しており、来年度から海外拠点の増設を予定しています。
社会貢献面では、地域の教育支援プログラムを強化し、次世代の人材育成にも力を入れていきます。
業界内では、独自の環境技術で差別化を図り、サステナビリティ分野でのリーダーシップを目指しています。」

この質問により、内定者は企業の将来性や自身のキャリアパスをより明確にイメージすることができます。また、企業の価値観と自身の価値観の適合性を判断する材料にもなるでしょう。

内定者懇親会、座談会におけるNGな質問4選

内定者懇親会/座談会質問&解答集_内定者失敗

内定者懇親会や座談会では、適切な質問をすることが重要ですが、同時に避けるべき質問も。

ここでは、NGな質問を4つ紹介し、それぞれについて詳しく説明します。

1:社外秘に該当する事項

社外秘情報に関する質問は、企業にとって非常にセンシティブな話題です。以下のような質問は避けるべきでしょう。

  • 具体的な財務数値や業績予測
  • 未発表の新製品や新サービスの詳細
  • 他社との提携や買収に関する情報個別の取引先や顧客に関する情報
  • 内部の人事情報や組織改編の詳細

これらの情報は、企業の競争力や戦略に直結する機密事項であり、法的にも開示が制限されている可能性があります。

質問例(NG):

「来年度の売上目標は具体的にいくらですか?」
「○○社との提携交渉の進捗状況を教えてください。」

代替案:

直接的な数字や具体的な取引先名を挙げるのではなく、以下の様により一般的な質問に言い換えること良いでしょう。

質問例(OK):

「会社の成長戦略について、お聞かせいただけますか?」
「他社との協業や提携について、どのような方針をお持ちですか?」

2:事前に下調べすればわかる事項

企業のウェブサイトや採用パンフレットなど、公開情報で容易に入手できる内容について質問することは避けるべき。このような質問は、内定者の準備不足や熱意の欠如と受け取られる可能性があります。

避けるべき質問の例:

  • 会社の設立年
  • 事業内容の基本情報
  • 本社所在地
  • 代表取締役の名前
  • 企業理念(そのまま引用する場合)

質問例(NG):

「御社の主要な事業は何ですか?」
「社長のお名前を教えていただけますか?」

代替案:

公開情報を踏まえた上で、より深い洞察を求める質問に変更することができます。

質問例(OK):

「御社のウェブサイトで主要事業について拝見しましたが、今後特に注力されている分野はどこでしょうか?」
「企業理念について伺いました。日々の業務の中で、この理念をどのように実践されているか、具体例を教えていただけますか?」

3:社員個人の給料などプライベートな事項

社員個人のプライバシーに関わる質問は、非常に失礼であり、避けるべきです。特に以下のような内容は控えた方が良いでしょう。

  • 個人の給与額
  • 家族構成や結婚歴
  • 出身大学や学歴
  • 政治的信条や宗教
  • 健康状態や病歴

これらの質問は、個人情報保護の観点からも問題があり、回答を強制することはできません。

質問例(NG):

「入社何年目で年収はどのくらいになりますか?」
「社内での結婚は多いですか?」

代替案:

個人的な質問ではなく、会社全体の制度や傾向について尋ねることで、必要な情報を得ることができます。

質問例(OK):

「キャリアパスや昇給制度について、一般的な流れを教えていただけますか?」
「ワークライフバランスの取り組みや、福利厚生制度についてお聞かせください。」

4:答えられないような抽象的なこと

非常に抽象的で漠然とした質問は、回答者を困惑させ、有意義な情報交換を妨げる可能性があります。以下のような質問は避けるべきでしょう。

  • 極端に長期的な未来予測
  • 個人の主観に大きく依存する内容
  • 社会全体や業界全体の動向に関する広範な質問
  • 仮定的な状況に基づく質問

これらの質問は、具体的な回答を得ることが難しく、話が発散してしまう可能性があります。

質問例(NG):

「50年後の御社はどうなっていると思いますか?」
「AI技術の進歩で、人間の仕事はなくなると思いますか?」

代替案:

より具体的で回答可能な質問に絞り込むことで、有益な情報を得ることができます。

質問例(OK):

「今後5年間で、御社が特に注力する技術や事業分野はどこでしょうか?」
「AI技術の導入について、御社ではどのような取り組みや計画がありますか?」

【人事担当者向け】内定者からのよくある質問に対する企業側の回答例

内定者懇親会/座談会質問&解答集_人事担当

内定者懇親会や座談会では、人事担当者が内定者からの質問に適切に回答することが重要です。ここでは、よくある質問とその回答例を11項目にわたってご紹介します。

これらの回答例は、内定者の不安を解消し、企業への理解を深めるのに役立つでしょう。

1:給料や昇給制度について

給与に関する質問は内定者にとって大きな関心事ですが、個人情報に配慮しつつ、制度の概要を説明することが重要です。

回答例:

「当社の給与体系は、基本給と各種手当で構成されています。
初任給は大卒で月額22万円からスタートし、年1回の昇給査定があります。
昇給率は個人の業績評価や会社の業績によって変動しますが、平均して年2〜4%程度です。
また、半期ごとに業績連動型のボーナスがあり、年間で基本給の4〜5ヶ月分程度となっています。
 
キャリアパスに応じた給与の目安としては、入社5年目で年収400〜500万円、管理職昇進後は600万円以上となるケースが多いです。

ただし、これはあくまで平均的な例で、個人の能力や貢献度によって大きく変動する可能性があります。
また、当社では成果主義を取り入れており、若手でも高い成果を上げれば早期の昇給や昇進のチャンスがあります。
具体的には、「チャレンジ賞」という制度があり、革新的なアイデアや顕著な業績を上げた社員に対して、特別昇給や賞与の上乗せを行っています。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 具体的な数字を示しつつ、個人差があることを明確にする
  • キャリアパスに応じた給与の目安を提示する
  • 成果主義や特別制度について言及し、モチベーション向上につなげる

2:福利厚生や有給休暇について

福利厚生と有給休暇に関する質問は、ワークライフバランスを重視する内定者にとって重要なポイント。具体的で魅力的な制度を紹介することが効果的です。

回答例:

「当社の福利厚生制度は、法定のものに加えて独自の制度も充実させています。

主な内容は以下の通りです:
1. 有給休暇:初年度から20日付与、最大40日まで繰越可能
2. 特別休暇:結婚休暇(5日)、忌引休暇、産前産後休暇、育児・介護休暇
3. リフレッシュ休暇:勤続5年ごとに5日間の特別休暇と奨励金支給
4. 住宅支援:住宅手当(月額3万円)、社宅制度、住宅ローン金利優遇
5. 健康管理:年2回の定期健康診断、人間ドック補助、メンタルヘルスケア
6. 自己啓発支援:資格取得支援制度(受験料全額補助、合格奨励金)
7. 社員割引:契約保養所、フィットネスクラブ、携帯電話料金など
8. 財形貯蓄制度:財形年金、財形住宅融資
9. 社内イベント:社員旅行(隔年)、運動会、忘年会など   特に力を入れているのが、ワークライフバランスの推進です。
例えば、毎週水曜日をノー残業デーとし、19時には強制消灯を行っています。

また、在宅勤務制度も導入しており、週1回まで利用可能です。
有給休暇の取得率向上にも注力しており、昨年度の平均取得日数は15.5日でした。
計画的な休暇取得を推奨するため、四半期ごとに1日以上の休暇取得を義務付ける「リフレッシュデー」制度も設けています。
さらに、育児・介護と仕事の両立支援として、短時間勤務制度や時差出勤制度も整備しています。
男性の育児休業取得も推進しており、昨年度の取得率は45%に達しました。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 具体的な制度を箇条書きで分かりやすく説明
  • 特に力を入れている取り組みについて詳細を説明
  • 数字を用いて制度の利用状況を示し、実効性をアピール

3:配属部署について

配属に関する質問は、内定者の将来のキャリアイメージに直結する重要な話題です。具体的な情報を提供しつつ、柔軟性も示すことが大切です。

回答例:

「配属については、入社後の研修期間中に、本人の希望と適性、会社の需要を総合的に判断して決定します。
具体的なプロセスは以下の通りです。

入社直後の2週間:全部門の概要説明と職場見学
1ヶ月目:希望調査票の提出(第3希望まで)
2ヶ月目:各部門での短期ローテーション研修
3ヶ月目:人事面談、適性診断4ヶ月目:配属先決定と通知   主な配属先としては、営業部門、技術開発部門、企画部門、管理部門などがあります。

昨年度の実績では、営業部門40%、技術開発部門30%、企画部門20%、管理部門10%という配分でした。
ただし、入社後2〜3年は様々な部署を経験できるジョブローテーション制度も導入しています。
これにより、自分の適性を見極めながら、幅広いスキルを身につけることができます。
また、年に一度、社内公募制度を実施しており、自ら希望する部署にチャレンジする機会もあります。昨年度は15名がこの制度を利用して異動しました。
配属後も、上司との定期面談や人事部門によるキャリア相談を通じて、個人の希望や適性に応じたキャリア形成をサポートしています。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 配属プロセスを具体的に説明し、透明性を示す
  • 過去の実績や数字を用いて、客観的な情報を提供する
  • ジョブローテーションや社内公募制度など、キャリアの柔軟性を強調する
  • 継続的なキャリアサポート体制についても言及する

4:入社までにしておいた方がいいことや内定後インターンシップについて

この質問への回答は、内定者の入社準備を支援し、スムーズな社会人スタートを促すために重要。具体的なアドバイスと支援体制を示すことが効果的です。

回答例:

「入社までの期間は、自己啓発と社会人基礎力の向上に充てていただくことを推奨します。
具体的には以下のような準備をおすすめします。
 
ビジネススキルの習得
・Excel、PowerPointなどのOfficeソフトの基本操作
・ビジネス文書の作成スキル
・簡単なプレゼンテーション技法   業界知識の向上
・業界専門誌の定期購読(当社から3ヶ月分プレゼント)
・関連書籍の読書(推薦図書リストを提供します)
・業界セミナーへの参加(月1回、当社主催のオンラインセミナーを実施)  

語学力の強化 ・TOEIC 700点以上を目標に(入社後、800点以上で手当支給)
・オンライン英会話の活用(当社提携校の割引制度あり)
 
資格取得
・業界関連の基本資格(具体的な資格名を3つ程度提示)
・資格取得支援制度あり(受験料全額補助、合格報奨金制度)  

健康管理
・規則正しい生活リズムの確立
・適度な運動習慣の形成  

内定後インターンシップについては、以下のプログラムを用意しています。  

・夏季インターンシップ(8月、2週間)
・実際の業務体験冬季インターンシップ(12月、1週間)
・プロジェクト参加型  

これらのインターンシップは任意参加ですが、業務理解や人脈形成の良い機会となるため、ぜひ参加をご検討ください。
参加者には交通費と宿泊費(地方からの参加者)を支給します。  
また、月1回のオンライン座談会も開催しており、先輩社員との交流や情報交換の場を設けています。   入社準備に関する不安や質問がある場合は、専用のメールアドレスやLINE公式アカウントで随時相談を受け付けていますので、気軽にご連絡ください。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 具体的な準備内容を項目別に明示する
  • 会社からのサポート体制を具体的に説明する
  • インターンシップの詳細と参加のメリットを提示する
  • 継続的な情報提供や相談体制について言及する

5:普段の仕事内容

普段の仕事内容に関する質問は、内定者が入社後の日常をイメージするために非常に重要。具体的かつ現実的な情報を提供することが求められます。

回答例:

「普段の仕事内容は部署や役職によって異なりますが、一般的な新入社員の1日の流れを例に説明します。  

8:45 出社、メールチェック
9:00 朝礼(部署ごとに実施)
9:30 前日の業務の続きや新規タスクの着手
12:00 昼休憩(社員食堂あり)
13:00 午後の業務開始、ミーティングや外部との打ち合わせ
17:30 業務のまとめ、翌日の準備
18:00 基本定時退社(繁忙期は残業あり)  

具体的な業務内容は部署によって異なりますが、例えば、  

営業部門: 既存顧客のフォローアップ新規顧客の開拓商談や提案資料の作成受注管理や売上分析   技術開発部門: 新製品の設計・開発既存製品の改良品質管理や検査技術文書の作成  
企画部門: 市場調査と分析新規事業の企画立案プロジェクト管理社内外との折衝  
管理部門: 経理処理や財務分析人事労務管理総務業務社内システムの管理  

入社1年目は、先輩社員の指導のもと、基本的なスキルや知識の習得に重点を置きます。
2年目以降は徐々に責任ある業務を任されるようになり、3〜5年目で一人前として扱われるのが一般的です。  
また、当社では部署を超えたプロジェクトチームでの業務も多く、様々な部門の社員と協働する機会があります。
例えば、新製品開発プロジェクトでは、技術、営業、企画、管理部門が連携して取り組む形。  
業務遂行にはチームワークを重視していますが、個人の裁量も大切にしています。常に改善提案を奨励しており、若手社員の斬新なアイデアが採用されるケースも多くあるでしょう。
 
なお、当社ではフレックスタイム制を導入しており、コアタイム(10:00〜15:00)以外は柔軟な勤務が可能です。
また、週1回までのリモートワークも認めており、働き方の自由度は比較的高いと言えます。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 具体的な1日のスケジュールを示す
  • 部署ごとの業務内容を簡潔に説明する
  • キャリアの成長過程についても言及する
  • チームワークと個人の裁量のバランスを強調する
  • 柔軟な働き方についても触れる

6:福利厚生がどのようになっているか

この質問は既に2番目の項目で詳しく回答していますので、ここでは補足情報や異なる視点からの説明を加えます。

回答例:

「先ほど詳しくお話しした内容に加えて、当社の福利厚生の特徴的な点をいくつか補足させていただきます。

カフェテリアプラン:年間ポイントを付与し、社員が自由に選択できる福利厚生メニューを用意しています。
例えば、旅行補助、習い事支援、健康器具購入など、ライフスタイルに合わせて利用できます。

社内起業支援制度:    新規事業のアイデアを持つ社員に対して、資金援助や業務時間の一部割当などのサポートを行います。
昨年は2件の社内ベンチャーが立ち上がりました。
 
サバティカル休暇:    勤続10年ごとに最大1ヶ月の長期休暇と奨励金を付与します。自己啓発や長期旅行などに活用できます。
 
健康経営の取り組み: ・オフィスヨガ教室(週1回) ・立ち仕事推奨デスクの導入 ・社内マラソン大会の開催(年1回)  

家族サポート:
・育児・介護のための時短勤務制度(最大3年)
・社内保育所の設置
・家族参加型イベントの開催(年2回)

  自己啓発支援:
・オンライン学習プラットフォームの無料提供
・社内図書館の充実(毎月新刊を追加)
・異業種交流会参加費の補助

  これらの制度は、社員の声を反映して随時見直しを行っています。
直近では、副業・兼業の許可制度や、ボランティア休暇の導入を検討中です。
  福利厚生の充実は、当社が「従業員満足度調査」で3年連続業界トップクラスの評価を受けている要因の一つとなっています。
社員一人一人のワークライフバランスと自己実現を支援することが、結果として会社の成長にもつながると考えています。」

この補足回答では、以下の点に注意しています。

  • 先の回答と重複を避け、新しい情報を提供する
  • 特徴的で印象に残りやすい制度を強調する
  • 制度の柔軟性や社員の声の反映を示す
  • 福利厚生の充実が会社の評価につながっていることを示す

7:仕事のやりがいや苦労する点

この質問への回答は、仕事の現実的な側面を伝えつつ、ポジティブな要素を強調することが重要。具体的なエピソードを交えながら、誠実に回答することが求められます。

回答例:

「仕事のやりがいと苦労する点は、個人の価値観や担当業務によって異なりますが、多くの社員が共感する点をお話しします。  

まず、やりがいについてです。  

社会貢献: 当社の製品やサービスが、実際に顧客の課題解決や社会の発展に貢献していることを実感できます。
例えば、我々の開発した省エネ技術が大規模工場に導入され、CO2排出量の大幅削減に成功したプロジェクトがありました。  

自己成長:常に新しい課題に直面するため、技術力やビジネススキルが急速に向上します。
入社3年目の社員が、大型プロジェクトのリーダーを任されるケースもあります。  

チームワーク:部門を超えた協力体制があり、多様な専門性を持つ仲間と協働できることは大きな魅力です。
昨年の新製品開発では、技術、デザイン、マーケティングチームの協力により、業界で話題となる製品を生み出せました。  

挑戦の機会:新規事業の立ち上げや海外展開など、チャレンジングな仕事に携わる機会が多くあります。
昨年は若手社員のアイデアから新しいサービスが誕生し、現在急成長中です。  

認められる喜び:成果に応じて適切な評価と報酬があり、努力が報われる実感が得られます。
四半期ごとの表彰制度もあり、モチベーション向上につながっています。  

一方で、苦労する点としては:  

責任の重さ:  顧客や社会に大きな影響を与える仕事であるため、常に高い責任感が求められます。
特に、大型プロジェクトのリーダーを務める際には、プレッシャーも大きくなります。

スキルアップの必要性:    技術革新のスピードが速いため、常に新しい知識やスキルの習得が必要です。
休日を使って勉強することも少なくありません。  

タイトな納期:競争の激しい業界であるため、しばしば厳しい納期との戦いになります。
繁忙期には残業が増えることもあります。  

コミュニケーションの難しさ:多様なバックグラウンドを持つ社員や、海外の取引先とのコミュニケーションには、時に困難を感じることがあります。  

ワークライフバランスの維持: やりがいのある仕事に没頭するあまり、私生活との両立が難しくなることがあります。  
これらの苦労に対しては、会社としてもサポート体制を整えています。
例えば、メンター制度やカウンセリングサービスの提供、スキルアップのための研修制度の充実、働き方改革の推進などを行っています。  
また、苦労を乗り越えた先にある達成感や成長実感が、大きなやりがいにつながっていると多くの社員が感じています。入社後もぜひ、困難を恐れずにチャレンジし続けてほしいと思います。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 具体的なエピソードを交えて説明する
  • やりがいと苦労の両面を誠実に伝える
  • 苦労に対する会社のサポート体制にも言及する
  • 最後にポジティブなメッセージで締めくくる

8:企業の価値観や今後の展望

企業の価値観や将来の展望に関する質問は、内定者が会社の方向性を理解し、自身のキャリアとの適合性を判断する上で重要。具体的かつ明確なビジョンを示すことが求められます。

回答例:

「当社の企業理念は『技術と創造力で、人と地球の未来を拓く』です。
この理念のもと、以下の価値観を大切にしています。

挑戦精神:常に新しいことに挑戦し、イノベーションを追求します。
誠実さ:顧客、社員、社会に対して誠実に向き合い、信頼関係を築きます。
多様性の尊重:異なる背景や考え方を持つ人々を受け入れ、協働することで新たな価値を生み出します。
持続可能性:環境に配慮し、社会の持続的発展に貢献します。品質へのこだわり:常に最高品質の製品とサービスを提供することを目指します。  

これらの価値観は、日々の業務や意思決定の指針となっています。
例えば、新規プロジェクトの立ち上げ時には、そのプロジェクトが社会にどのような価値をもたらすかを常に問いかけます。  

今後の展望については、以下の3つの重点戦略を掲げています。  

グリーンテクノロジーの革新:    今後5年間で研究開発費を現在の1.5倍に増額し、環境負荷を低減する新技術の開発に注力します。
特に、再生可能エネルギーと蓄電技術の分野で、画期的な製品の実用化を目指しています。  

グローバル展開の加速:    現在の海外売上比率30%を、5年後には50%に引き上げることを目標としています。
特に、東南アジアと北米市場での拡大に注力し、現地の文化や 需要に合わせた製品開発も強化します。

デジタルトランスフォーメーションの推進:    IoTとAI技術を活用し、製品のスマート化と生産性の向上を図ります。
また、これらの技術を活用した新しいビジネスモデルの創出も目指しています。   これらの戦略を実現するため、以下の施策を実施していきます。  

若手人材の積極的な登用:30代でも実力次第で執行役員に抜擢するなど、年齢にとらわれない人材活用を行います。

オープンイノベーションの促進:スタートアップ企業との協業や大学との共同研究を積極的に推進します。

働き方改革の更なる推進:リモートワークの拡大や副業の奨励など、多様な働き方を支援します。  
これらの展望や戦略は、社会の変化や技術の進歩に応じて柔軟に見直していきます。
社員一人一人が、会社の未来を創る主役であると考えています。
皆さんには、自身の強みを活かしながら、会社とともに成長していってほしいと思います。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 企業理念と価値観を明確に示す
  • 具体的な数値目標を含む将来展望を提示する
  • 重点戦略とその実現のための施策を説明する
  • 社員の役割や期待を明確に伝える

9:キャリアアップについて

キャリアアップに関する質問は、内定者が自身の将来の成長や昇進の可能性を知りたいという欲求から生まれます。具体的な道筋と支援体制を示すことが重要となるでしょう。

回答例:

「当社では、社員一人一人のキャリアアップを重視し、様々な支援制度を用意しています。
キャリアパスの基本的な流れと、それを支える制度についてご説明します。  

キャリアパスの例:    入社後のキャリアパスは大きく分けて、専門職と管理職の2つの道があります。  

・専門職コース: 一般社員 → 主任 → 係長 → 課長 → 部長 → 執行役員(技術フェロー)  
・管理職コース: 一般社員 → 主任 → 係長 → 課長 → 部長 → 執行役員 → 取締役  

一般的な昇進スピードの目安:

・主任:入社3〜5年目
・係長:入社7〜10年目
・課長:入社12〜15年目
・部長:入社18〜25年目     

ただし、これはあくまで目安であり、実力次第では早期昇進も可能。
実際に、入社7年目で課長に昇進した例もあります。  

キャリアアップ支援制度:  

・年2回の人事評価: 明確な評価基準に基づき、上司との面談を通じて成果と課題を確認します。  
・キャリア開発プログラム: 3年ごとに自身のキャリアプランを作成し、上司と人事部門でサポートします。  
・社内公募制度: 年に1回、希望する部署や職種に自ら応募できる機会を設けています。  
・留学・MBA取得支援: 毎年5名程度を選抜し、海外留学やMBA取得を全額会社負担で支援しています。  
・選抜型リーダーシップ研修: 将来の経営幹部候補を育成する特別プログラムを用意しています。  
・メンター制度: 若手社員に対して、先輩社員がキャリア相談に乗る制度を導入しています。  
・資格取得支援: 業務に関連する資格の取得を奨励し、受験料の全額補助と合格報奨金制度があります。  

スキルアップの機会:  

・社内研修プログラム:階層別、職種別、テーマ別に豊富な研修を用意しています。
・外部セミナー参加支援:年間10万円まで、業務関連のセミナー参加費を補助します。
・オンライン学習プラットフォーム:LinkedInラーニングなどの契約により、無料で利用可能です。
・社内勉強会:月に1回、各部署持ち回りで最新技術や業界動向の勉強会を開催しています。

  グローバル人材育成:  

・海外拠点への短期派遣制度(3ヶ月〜1年)
・語学学習支援(TOEIC 800点以上で月額手当支給)
・国際会議やプロジェクトへの若手抜擢  

当社では、自身のキャリアを主体的に考え、積極的にチャレンジする姿勢を高く評価します。これらの制度を活用しながら、皆さんが持つ可能性を最大限に引き出し、成長していってほしいと思います。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 具体的なキャリアパスと昇進の目安を示す
  • 多様なキャリアアップ支援制度を詳細に説明する
  • スキルアップやグローバル人材育成の機会を強調する
  • 社員の主体性と挑戦を奨励するメッセージを含める

10:研修の内容について

研修に関する質問は、内定者が入社後の成長機会や会社のサポート体制を知りたいという欲求から生まれます。具体的な研修内容と育成方針を示すことが重要。

回答例:

「当社では、社員の成長を会社の成長と捉え、充実した研修プログラムを用意しています。
研修は大きく分けて、以下の4つのカテゴリーで構成されています。  

新入社員研修:    入社後の3ヶ月間は集中的な研修期間となります。
主な内容は以下の通りです。  

・ビジネスマナー・社会人基礎(2週間)
・当社の歴史、企業理念、事業内容の理解(1週間)
・基本的なビジネススキル(Excel, PowerPoint, ビジネス文書作成など)(2週間)
・各部門の業務概要と職場体験(4週間)
・プレゼンテーションスキル(1週間)
・ビジネス英語(2週間)
・新入社員プロジェクト(新製品・サービスの企画提案)(2週間)  

階層別研修:    キャリアステージに応じた研修を実施しています。  

・若手社員研修(入社2〜3年目):問題解決力、チームワーク力強化
・中堅社員研修(入社5〜7年目):リーダーシップ、プロジェクトマネジメント
・管理職研修:人材育成、組織マネジメント、経営戦略
・経営幹部研修:
・企業経営、グローバル戦略   専門スキル研修:   

職種や部門に応じた専門的なスキルを習得するための研修です。

・技術部門:最新技術動向、品質管理、特許戦略
・営業部門:提案力強化、ネゴシエーション、マーケティング
・管理部門:財務会計、人事労務、コンプライアンス   自己啓発支援:    社員の自主的な学習を支援するプログラムです。  
・オンライン学習プラットフォーム(Udemy, Coursera)の無料提供
・社内図書館(電子書籍を含む)の充実 ・資格取得支援(受験料全額補助、合格報奨金制度)
・社内勉強会の開催支援(場所の提供、講師謝礼の補助)  

特徴的な研修プログラム:
 
1.クロスファンクショナル研修:    異なる部門の社員がチームを組み、実際の経営課題に取り組むプログラムです。部門間の理解促進と創造的な問題解決力の向上を目指します。  

2.海外研修:    毎年20名程度を選抜し、2週間の海外研修を実施しています。現地企業の視察や異文化交流を通じて、グローバルな視点を養います。  

3.イノベーションワークショップ:    外部の専門家を招き、デザイン思考やアジャイル開発などの最新手法を学ぶワークショップを定期的に開催しています。  

4.メンタルヘルス研修:    全社員を対象に、ストレス管理やレジリエンス(精神的回復力)を高めるための研修を年1回実施しています。

5.ダイバーシティ&インクルージョン研修:    多様性を尊重し、インクルーシブな職場環境を作るための研修を全社員が受講します。  

研修の特徴と方針:

・実践的な内容:座学だけでなく、ケーススタディやロールプレイングを多く取り入れ、実践的なスキル習得を重視しています。

・フィードバックの充実:研修後のフォローアップ面談や、上司との目標設定を通じて、研修で学んだことを実務に活かせるようサポートします。

・柔軟な受講形態:一部の研修はオンデマンド形式で提供し、業務の都合に合わせて柔軟に受講できるようにしています。

・継続的な改善:研修後のアンケートや効果測定を基に、常にプログラムの改善を行っています。

・外部リソースの活用:最新のトレンドや専門知識を取り入れるため、外部講師や専門機関と積極的に連携しています。  

当社の研修制度は、「学びたい」という社員の意欲に応え、「成長したい」という願いを実現するためのものです。
皆さんには、これらの機会を積極的に活用し、自身のキャリアを主体的に構築していってほしいと思います。
また、研修で得た知識やスキルを職場で実践し、周囲と共有することで、組織全体の成長にも貢献してください。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 研修の種類と内容を具体的に説明する
  • 特徴的なプログラムを強調し、会社の独自性をアピールする
  • 研修の方針や特徴を明確に示す
  • 社員の主体的な学習と成長を促すメッセージを含める

11:内定式の日程や当日の流れについて

内定式に関する質問は、内定者が具体的な準備を始める上で重要です。明確な情報と心構えを伝えることが求められます。

回答例:

「内定式についての具体的な情報をお伝えします。

日程:20XX年10月1日(土)
時間:13:00〜17:00(受付開始12:30)
場所:当社本社ビル 15階大会議室
服装:スーツ(男女とも)  

当日の流れ:
受付(12:30〜13:00)

・受付で出席確認と資料配布を行います。
・座席は指定制です。名札を受け取り、指定の席にお着きください。  

開会の挨拶(13:00〜13:10)
・人事部長より開会の挨拶があります。  

社長挨拶(13:10〜13:30)
・会社の現状と将来のビジョン、内定者への期待について話があります。  

内定証書授与(13:30〜14:30)
・お一人ずつ登壇し、社長から内定証書を受け取ります。
・簡単な抱負(30秒程度)を述べていただきます。  

休憩(14:30〜14:45)

会社概要説明(14:45〜15:15)
・事業内容や組織構造について詳しい説明があります。  

先輩社員によるパネルディスカッション(15:15〜16:00)
・若手社員から、仕事の魅力や入社後の成長について話を聞けます。  

質疑応答(16:00〜16:30)
・会社に対する質問の時間です。積極的に質問してください。  

閉会の挨拶(16:30〜16:40)
・取締役から激励の言葉があります。

記念撮影(16:40〜17:00)
・全体での記念撮影を行います。  

準備していただきたいこと:
身だしなみを整え、時間に余裕を持ってお越しください。
内定承諾書(同封の書類)にご記入の上、当日ご持参ください。
簡単な自己紹介と抱負(30秒程度)を準備してください。  

注意事項:
公共交通機関でお越しください。(駐車場の用意はありません)
体調管理に気をつけ、体調不良の場合は事前にご連絡ください。

新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用をお願いします。  

内定式は、皆さんが正式に当社の一員となる大切な節目です。
同期との交流を深め、会社への理解を深める良い機会ですので、積極的に参加してください。  

なお、内定式後には懇親会(17:30〜19:30、任意参加)も予定しています。
こちらも是非ご参加ください。   ご不明な点や特別な配慮が必要な場合は、遠慮なく人事部までご連絡ください。

皆さまにお会いできることを楽しみにしております。」

この回答例では、以下の点に注意しています。

  • 日程、場所、服装などの基本情報を明確に伝える
  • 当日の詳細なスケジュールを示す
  • 内定者に準備してほしいことを具体的に説明する
  • 注意事項や配慮事項にも言及する
  • 内定式の意義と期待を伝える

NEO FLAG.では、内定式の企画から運営までトータルにサポート。オンライン参加のオプションや、新しい形式の内定式など、時代のニーズに合わせた提案で内定者の期待感を高め、入社への意欲を引き出すような内定式の実現を支援します。

企業側は内定者からの質問をできる限り想定して当日回答するのがベスト

内定者懇親会や座談会を成功させるためには、企業側の準備が非常に重要。

特に、内定者からの質問に対して適切かつ迅速に回答できるよう、事前の準備を十分に行うことが求められます。

  • 質問の想定と回答の準備:

   過去の内定者懇親会や座談会での質問を分析し、よくある質問やトレンドの質問をリストアップ。それぞれの質問に対する模範回答を用意し、関係部署と内容を確認します。

  • 回答者の選定と準備:

   質問の内容に応じて、適切な回答者を事前に選定。例えば、技術的な質問には開発部門の責任者、人事制度に関する質問には人事部門の担当者など、専門性を持った社員が回答できるよう準備します。

  • 最新情報の確認:

   企業の方針や制度は常に変化する可能性があるため、最新の情報を確認し、回答に反映させます。特に、新しい取り組みや将来の計画については、経営陣と確認を取っておくことが重要。

  • 回答のトーンの統一:

   複数の回答者がいる場合、回答のトーンや方向性を統一することが大切。企業の価値観や方針に沿った回答ができるよう、事前にガイドラインを共有します。

  • 難しい質問への対応策:

   回答が難しい質問や、その場で答えられない質問が出ることも想定し、対応策を準備します。例えば、「貴重なご質問ありがとうございます。詳細を確認の上、後日個別にご回答させていただきます」といった対応方法を決めておきましょう。

  • Q&A資料の作成:

   想定される質問とその回答をまとめたQ&A資料を作成し、関係者で共有。これにより、質問への回答の一貫性を保つことができます。

  • ロールプレイング:

   実際の質疑応答の場面を想定したロールプレイングを行い、回答の練習をします。これにより、回答者の対応力を向上させ、自信を持って臨むことができるでしょう。

  • フィードバックの仕組み:

   内定者懇親会や座談会後に、出た質問や回答の内容を記録し、次回の準備に活かせるようフィードバックの仕組みを整えます。

  • オンライン対応の準備:

   オンラインでの開催も想定し、テクノロジーの準備やオンライン特有の質問対応(例:接続トラブルへの対処法)についても準備しておきます。

  • フォローアップ体制の整備:

    当日回答しきれなかった質問や、後日の確認が必要な質問に対するフォローアップ体制を整備。担当者を決め、回答期限を設定するなど、確実に対応できる仕組みを作ります。

企業側が十分な準備を行うことで、内定者との質疑応答がスムーズになり、より深い相互理解につながり、的確な回答は企業の印象を良くし、内定者の入社への期待感を高めることにもつながるでしょう。

内定者懇親会や座談会は、単なる情報提供の場ではなく、内定者と企業が相互に理解を深め、信頼関係を築く重要な機会。丁寧な準備と誠実な対応により、この機会を最大限に活かし、内定者の不安を解消するとともに、入社への意欲を高めることができるでしょう。

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内定者懇親会/座談会のお役立ち情報

【必見】座談会での質問例とは?就活成功の完全ガイド

オンライン懇親会・オンラインイベントについて詳しく知りたい方は「デリマガ」もチェック

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内定者アンケートテンプレート|内定辞退・早期離職の阻止に効果的

内定者アンケートテンプレート_サムネ

内定者アンケートテンプレート_TOP

こんにちは!NEO FLAG.です。

当社では、ケータリングや会議室懇親会向けサービスなど、社内コミュニケーション活性化に役立つサービスを多数展開しています。コロナ禍ではオンライン内定者懇親会や内定者交流会に活用するお客様も急増しました。

内定者懇親会を企画する人事ご担当者から寄せられるお悩みで多いものが「内定辞退」にまつわること。内定者懇親会で既存社員や内定者同士の交流を図っても、内定者の本音がわからないと言う人事担当が少なくありません。

そのようなお悩みを解決するため、「内定者アンケートテンプレート」を作成しました。各項目からコピー&ペーストでご活用いただけます。

内定者アンケートとは

新卒採用を行う企業の多くが内定者アンケートを実施しています。

内定者or内々定者に向けてアンケートを行うことで、志望動機や入社意思を再確認できる上、さまざまな本音を知ることができます。内定辞退を防ぐためにも、採用活動に内定者の声を取り入れましょう。

内定者アンケートの実施方法

内定者アンケートには以下2つの方法があります。

  1. 内定者懇親会などで直接紙に記入してもらう方法
  2. アンケート集計ツールを用いたWEBアンケート(google form、SurveyMonkeyなど)

内定者アンケートの目的

内定者アンケートテンプレート_目的

企業が内定者アンケートに力を入れるのには、以下2つの目的があります。

  1. 入社意思の確認
  2. 採用活動に活かす

入社意思の確認

まずは内定者or内々定者の入社意思を確認すること。「自社の魅力」「選考に進んだ決め手」などを訪ねることで、内定者の入社意思を測ることができます。

無記名で行うアンケートの場合、人物の特定はできませんが「志望度の高い内定者の割合」を読み解くことは可能です。

採用活動に活かす

毎年新卒採用を行っている企業では、翌年度以降も同人数程度の新入社員を迎えたいと考えているケースが少なくありません。

今年度の内定者or内々定者の率直な意見は、翌年度以降の採用活動の参考になります。

内定者アンケートを行うタイミング

内定者アンケートテンプレート_実施のタイミング

内定者or内々定者に向けたアンケートは、実施するタイミングも大切です。内定者アンケートを実施する多くの企業は、以下2回のタイミングのいずれかで行うケースが多いですね。

  1. 内々定後
  2. 内定者懇親会後

内々定後のアンケート

→入社意思を確認する、自社の選考に対する意見を聞く

内定者懇親会後のアンケート

→入社に対する期待度、内定者懇親会の成功度を測る(同期入社の内定者たちと親睦が図れているか、など)

内定者アンケートの注意点。“無記名で実施”が◎

内定者アンケートを実施する際は、無記名で行うと良いでしょう。

内定者に「解答から個人が特定されるかもしれない」と思われたら、率直な意見を聞くことができません。そのため「無記名で個人が特定されない配慮」のもと行うのが◎

アンケートを行う際に、必ずその旨を説明するようにしましょう。

新卒採用ページで「内定者の声」を紹介する際は例外

しかし、例外もあります。それは「翌年度の新卒採用ページ」に内定者の声を掲載したい場合です。

新卒採用ページで内定者のコメントを紹介する際に、「◎◎大学◎◎学部卒」などの属性を併せて記載するケースがあります。WEB上に公開することを前提としたアンケートは、別途記名式で行いましょう。

その場合、実施するタイミングも、内定承諾後・入社前研修期間など“必ず入社することが確定した段階”で行うのがベストですね。

内定者アンケートの項目その1:自社の求人を知ったきっかけは?

ここからは内定者アンケートに記載する項目について詳しくご説明します。まず1つ目の項目は、「自社の求人を知ったきっかけ」について。

内定者アンケートテンプレート_自社の求人を知ったきっかけ
方式複数選択
採用活動に活かす★★★★★
入社意思を確認する★★★☆☆

Q.自社の求人を知ったきっかけを教えてください。

  1. 会社説明会
  2. 合同説明会
  3. 就活サイト(リクナビ、マイナビなど)
  4. 自社HP
  5. 自社新卒採用ページ
  6. ポスター
  7. 採用パンフレット
  8. メール
  9. その他

「自社の求人を知ったきっかけ」をアンケートに盛り込む理由

翌年度の採用活動に活かす目的が大きいです。

例えば「就活サイトや自社HP」などWEBの比率が高く、「合同説明会」など就活イベントの割合が極端に低い場合、WEBを中心とした採用活動に切り替えることができます。

また、「自社の求人を知ったきっかけ」を複数選択方式にすることで、「マルをつけた数が多い=学生に訴求できている」ことがわかります。

内定者アンケートの項目その2:自社の求人で特に印象に残ったことは?

次は「自社の求人で特に印象に残ったこと」です。

内定者アンケートテンプレート_求人で印象に残ったこと
方式複数選択
採用活動に活かす★★★★★
入社意思を確認する★★★★★

Q.自社の求人を見て、特に印象に残ったことを教えてください。

  1. 業種
  2. 商品、サービス
  3. キャッチコピー、広告文
  4. 求人ポスターやバナーなどのビジュアル
  5. 給与・待遇面
  6. 福利厚生
  7. 将来の展望
  8. 海外展開
  9. その他

「自社の求人で特に印象に残ったこと」をアンケートに盛り込む理由

自社の求人について、率直な意見を聞くことができます。

同じ求人から受ける印象は「社内の人事担当者」と「就活生、学生」では、視点が異なるため、見え方にも違いが現れます。内定者に求人の印象を尋ねることで、「自社は就活生からどのように見えているのか」を知ることができます。

内定者の求人に対する印象を深掘りしましょう

キャッチコピーや広告の文章、ポスターなどのビジュアルも項目に盛り込むと良いでしょう。どのような言葉、ビジュアルが就活生にとってインパクトがあるのか、推し図ることができます。

内定者アンケートの項目その4:自社の面接・選考で印象に残ったことは?

「自社の面接・選考で印象に残ったこと」も尋ねると良いでしょう。

内定者アンケートテンプレート_面接選考で印象に残ったこと
方式10段階評価
採用活動に活かす★★★★★
入社意思を確認する★★★★★

Q.自社の面接・選考で印象に残ったことを10段階で記入してください。

  1. 面接の雰囲気  (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)
  2. 面接官の態度  (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)
  3. 質問の意図   (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)
  4. 自社の説明   (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)
  5. エントリーシートの内容 (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)
  6. 合同説明会の内容  (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)
  7. 合同説明会の雰囲気 (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)
  8. グループディスカッションのテーマ選択 (1-2-3-4-5-6-7-8-9-10)

「自社の面接・選考で特に印象に残ったこと」をアンケートに盛り込む理由

昨今では、面接や選考時の社員の様子も重要なポイントとされています。以下のアンケートでは「面接を受けて『この会社に入社したくない』と思った就活生」の割合は、全体の83.5%に上ることがわかりました。

圧迫面接や険悪な雰囲気の面接官は、内定辞退を招く大きな要因になり得ます。これを防ぐため、無記名の内定者アンケートで率直な声を聞くと良いでしょう。

内定者アンケートの項目その5:自社の選考に進もうと思った理由は?

必ず盛り込みたい項目のひとつは「自社の選考に進もうと思った理由」です。

内定者アンケートテンプレート_自社の選考に進もうと思った理由
方式自由解答
採用活動に活かす★★★★★
入社意思を確認する★★★★★

Q.自社の選考に進もうと思った理由を教えてください

(====自由解答====)

「自社の選考に進もうと思った理由」をアンケートに盛り込む理由

近年では就活生の売り手市場が続いています。中には、興味のある企業を複数受け、獲得した複数の内定の中から入社する企業を選ぶ学生も少なくありません。選考途中でも他社への入社を決め、辞退する学生も多いでしょう。

しかし、逆に就活生の中には「選考を通じて『この会社に入社したい』と志望度を高める」ケースがあります。これは言い換えれば“選考を重ねるうちに魅力的にうつったところがあった”ということです。

「自社の選考に進もうと思った理由」を深掘りすることは、内定者の入社意思を知れるだけでなく、翌年度以降の採用活動にも活かせます。

内定者アンケートの項目その6:当社を就職先に選んだ決め手は?

すでに内定承諾済みの内定者に向けた質問として「当社を就職先に選んだ決め手」も尋ねるといいでしょう。

内定者アンケートテンプレート_就職先に選んだ決め手
方式単独解答
採用活動に活かす★★☆☆☆
入社意思を確認する★★★★★

Q.当社を就職先に選んだ決め手は?

  1. 社風
  2. 仕事内容
  3. ライフワークバランス
  4. 社員の人柄
  5. オフィスの雰囲気
  6. 福利厚生の充実
  7. 給与・待遇面
  8. 自身のキャリアアップにつながる
  9. その他

「当社を就職先に選んだ決め手」をアンケートに盛り込む理由

このアンケート項目は、特に「新卒採用ページ」に力を入れている企業には欠かせない項目といえます。

自社を受けようと考えている就活生にとって、最も近しい存在は「前年度に入社している先輩社員」です。「先輩社員が何を決め手に入社することを選んだか」は、選考に進む際、大いに参考になる情報です。

翌年度の新卒採用ページに「前年度の内定者が入社を決めた理由」として紹介すると良いでしょう。

内定者アンケートの項目その7: 就職活動前後の当社イメージの変化

「就職活動前後の当社イメージの変化」も内定承諾後の内定者に向けた質問項目です。

内定者アンケートテンプレート_就活前後のイメージの変化
方式自由解答
採用活動に活かす★★★★★
入社意思を確認する★★★☆☆

Q. 就職活動前後で当社のイメージに変化はありましたか?

(====自由解答====)

「就職活動前後の当社イメージの変化」をアンケートに盛り込む理由

この質問項目は、内定承諾後の内定者に向けた質問です。そのため「イメージの変化」も「良いイメージの変化」であることがほとんどでしょう。

そのため「海外展開などの積極的な姿勢から将来性があると思った」「自分のような若手社員でも挑戦できる土台があると感じた」などの、翌年度の採用活動で自社をPRする際に参考になる意見が期待できます。

内定者アンケートの項目その8: 内定者懇親会やフォロー体制について

内定者フォローとして内定者懇親会などの取り組みを行なっている企業は「内定者懇親会やフォロー体制について」も盛り込みましょう。

内定者アンケートテンプレート_内定者懇親会やフォロー体制について
方式複数選択
採用活動に活かす★★★★★
入社意思を確認する☆☆☆☆☆

Q.内定後のフォローについて質問です。入社前の取り組みで印象的だったものを教えてください。

  1. 内定者懇親会
  2. オンライン面談
  3. 社内・工場見学
  4. 内定者インターンシップ
  5. 先輩社員との懇親会
  6. その他

「内定者懇親会やフォロー体制について」をアンケートに盛り込む理由

翌年の採用活動に活かす目的の質問項目です。

就活生の売り手市場が続く中、企業の人事担当者は内定者フォローに力を入れています。内定者懇親会やZOOM等を用いたオンライン面談を複数回行うだけでなく、内定者インターンシップとして入社前からチームに迎える企業も少なくありません。

内定辞退を防ぐため、フォロー体制についても内定者の率直な意見を取り入れると良いでしょう。

内定者との関係性構築はNEO FLAG.におまかせください

NEO_メンバー

当社では、コミュニケーションを活性化させる社内イベント関連サービスを複数展開しています。開催形式もオンライン・リアル・ハイブリッドなど、あらゆる形式に対応OK。

内定者懇親会や内定式などの内定者向けイベントでも多くの企業・団体様にご利用いただいています。

ぜひご相談くださいね。

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内定者フォローアップ事例&お役立ち情報まとめ | メールやアンケート、内定者懇親会参加率アップ施策など

内定者フォロー施策_お役立ち情報_事例まとめ_サムネ
内定者フォロー施策_お役立ち情報_事例まとめ_TOP

こんにちは!NEO  FLAG.です。早いものであっと言う間に6月。今年の上半期も終わろうとしています。

この時期の企業の人事担当者は、新卒採用でも特に重要な時期を過ごしているでしょう。

早期に内定を獲得した内定者のフォローや、内々定を出すための選考など、6月から7月にかけてはやることが山積みです。

当社では、新卒採用や内定者フォローにあたる人事担当者に役立つ情報を発信しています。

今回は、「内定者フォローアップ事例&お役立ち情報まとめ」をご紹介します。

お役立ち情報その1:「内定者アンケートテンプレート|内定辞退・早期離職を阻止」

新卒採用を行う企業の多くが内定者アンケートを実施しています。

内定者or内々定者に向けてアンケートを行うことで、志望動機や入社意思を再確認できる上、さまざまな本音を知ることができます。また、内定辞退を防ぐ効果も期待できます。

本記事では、「内定者アンケートテンプレート」をご紹介。

ベーシックな質問項目をもとに、御社の内定者アンケート作成時に役立てられます。

この記事を読めば、人事担当者の内定者アンケートに関するお悩みが解決します

以下のようなお悩みを抱えた人事担当者はぜひご一読ください。

  • 内定者アンケートを作ったことがない!
  • アンケートに盛り込む質問項目は何がいい?
  • 内定者アンケートの目的や効果について知りたい など

お役立ち情報その2:オンライン懇親会・内定者懇親会の自己紹介タイムに使える幹事の小ワザ

コロナ禍で内定者懇親会をオンラインで行う企業が増加しました。アフターコロナの今、失われた対面でのコミュニケーションを取り戻す動きが活発化していますが、「全国各地に内定者が点在している」「内定者懇親会はオンラインのほうが参加率が高い」などの理由から、今年の内定者懇親会もオンラインで行う企業が少なくないようです。

この記事では、内定者懇親会の自己紹介タイムで使えるテクニックを紹介しています。

この記事を読めば、内定者懇親会の自己紹介に関するお悩みが解決します

以下のようなお悩みを抱えた人事担当者はぜひご一読ください。

  • 内定者の緊張感を解きたい
  • 自己紹介タイムを通して内定者同士の距離を縮めたい など

お役立ち情報その3:内定者フォロー用メール例文6選|内々定や内定承諾後などプロセスごとに紹介

企業の人事担当者が内定者とコミュニケーションをとるツールとして、最も多いのは「メール」ではないでしょうか。

本記事では、内定者フォローに使えるメール例文をピックアップしてご紹介。内々定、内定承諾後など、プロセスによって使い分けも可能です。

この記事を読めば、内定者フォロー用メールに関するお悩みが解決します

以下のようなお悩みを抱えた人事担当者はぜひご一読ください。

  • 内定者フォローに効果的なメールは?
  • 内定者にメールを送る際のポイントや注意点を知りたい
  • どういうタイミングでメールを送ればいいのかわからない など

お役立ち情報その4:内定者懇親会の参加率を上げる方法|人事必見 内定者の不参加対策を解説

内定者フォロー施策として、「内定者懇親会」は効果的といわれています。内定者同士の絆を深めたり、既存社員との交流を通して入社への期待値を向上させる効果があります。

そのため「内定者には積極的に内定者懇親会に参加してほしい!」と考えている人事担当も多いのではないでしょうか。

しかしながら、内定者懇親会の参加率が上がらず、悩みを抱えている担当者が多いのも事実です。

本記事では、内定者懇親会の参加率を上げる方法についてプロの視点で解説しています。

この記事を読めば、内定者懇親会の参加率アップに関するお悩みが解決します

以下のようなお悩みを抱えた人事担当者はぜひご一読ください。

  • 内定者懇親会を欠席する内定者が多い
  • 内定者の期待値を上げられる内定者懇親会にしたい
  • 参加率を効果的に上げる方法が知りたい など

お役立ち情報その5:内定辞退の理由ランキング|内定者心理を知って辞退を防ぐ方法

内定者懇親会や定期面談などのさまざまな内定者フォロー施策を行なってもなお、内定辞退率をゼロにするのは難しいものです。

本記事では「内定辞退の理由ランキング」をご紹介。内定者心理を知り、内定辞退率の低下を目指しましょう。

この記事を読めば、内定辞退に関するお悩みが解決します

以下のようなお悩みを抱えた人事担当者はぜひご一読ください。

  • 内定者懇親会などのフォローアップをしても内定辞退されてしまう
  • 内定辞退を防ぐためには何をすればいい?
  • 採用市場において「売り手」と言われる中、いまの学生たちが何を考えているのか知りたい など

NEO FLAG.各種サービス 内定者フォロー活用事例

当社では、内定者フォローに役立てていただけるサービスを複数展開しています。

各種サービスの内容と活用領域は以下のとおりです。

NEO DINING.ケータリング内定者懇親会、内定式
NEO FLAG.イベントプロデュース内定者懇親会、内定式
Partiオンライン懇親会向け 司会者付き料理宅配オンライン内定者懇親会、
オンライン内定式
DaliPaオンライン懇親会向け料理宅配オンライン内定者懇親会、
オンライン内定式

実際に当社サービス活用し、内定者フォローに役立てている企業の事例をピックアップしてご紹介します。

ぜひ御社の内定者フォローに役立ててくださいね。

《NEO DINING./ケータリング》内定式後の内定者懇親会での20名様でのご利用事例

港湾運輸事業の大手企業様の内定式後の懇親会でご利用いただきました。

当初は緊張していた内定者の皆様も、お食事を囲んで懇親をされる内に笑顔が見られるようになりました。

ご注文いただいていた人事担当者様と一緒に、お料理テーブルのお写真を撮られて盛り上がる一幕もありました。

《NEO DINING./ケータリング》【30分でセッティング準備もOK】内定者懇親会のピンチョスケータリングの事例

今回は、2023年度の内定式後の懇親会でご注文頂きました。

内定式に参加された皆様も「おしゃれ~♪」と大喜びで、写真撮影がはじまるなど、盛り上がった懇親会となりました。

《NEO FLAG./イベントプロデュース》内定式の流れを一挙公開/内定式&懇親会の二部構成のイベント事例

今回は、内定式と内定者懇親イベントの二部構成で同じ会場で行いました。休憩時間に会場レイアウト変更を入れて、移動の手間なく、趣旨の異なる2つのイベントを遂行した事例をご紹介します。

YOUTUBEでも内定者フォローに役立つ情報を発信中!

内定者との関係性構築はNEO FLAG.におまかせください

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当社では、コミュニケーションを活性化させる社内イベント関連サービスを複数展開しています。開催形式もオンライン・リアル・ハイブリッドなど、あらゆる形式に対応OK。

内定者懇親会や内定式などの内定者向けイベントでも多くの企業・団体様にご利用いただいています。

ぜひご相談くださいね。

おしゃれで美味しい料理をオフィスにお届け★ NEO DINING.のケータリング&オードブル宅配

NEO DINIG.のケータリング&オードブル宅配は、大使館や大手上場企業など累計10,000件以上の企業・団体様に選ばれた実績があります。

味はもちろん、見た目でも楽しめる料理の数々は、レストランのシェフが手がけたもの。ケータリングでは、まるでウェディングパーティーかのような「魅せるビュッフェ」が人気です。参加者が思わず写真を撮りたくなるようなメニューをお楽しみください。

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社内会議室でコミュニケーションを活性化したいなら「DeliPa BIZ」

「DeliPa BIZ」のチームビルディング/研修/レクリエーションプログラムは、全て司会者付き。専任プランナーが、会の目的に合わせて20種以上の中からプログラムを厳選し、ご提案いたします。

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内定辞退の理由ランキング|内定者心理を知って辞退を防ぐ方法

内定辞退の理由ランキング_サムネ
内定辞退の理由ランキング_TOP

こんにちは!「NEO  FLAG.」です。

来年度の採用活動に向けて、さまざまな準備を進めている人事担当者も少なくありません。過去の反省を活かし、新卒採用率のアップや採用活動の幅を広げるなど、毎年試行錯誤を繰り返している方も多いのではないでしょうか?

採用活動において、まず人事担当が恐れるのは「内定辞退率の増加」といわれています。

できることなら、内定通知を出した内定者には、全員そろって入社して欲しいもの。

しかし、就活生の売り手市場が続く中、なかなかその願望が叶いにくいことも事実です。

さらにコロナ禍において「働き方」も大きく変化。

途中で就活をやめ、起業する学生などもいます。働き方の多様化は、新卒採用においても考えなければならないポイントのひとつとなっています。

そのような背景がある中、内定辞退を防ぐためには「内定者の心理」を知り、時には寄り添う姿勢をあらわすことが大切です。

今回は「内定辞退の理由」をランキング形式でご紹介します。

近年の就活トレンド。「2社以上の内定を獲得し入社する企業を選ぶ」内定者が増えている

内定辞退の理由についてご紹介する前に、昨今の新卒採用の現状について詳しくご紹介します。

株式会社リクルートが発表した以下のアンケートの数字を参考に見てみましょう。

リクルート 就職みらい研究所「就職プロセス調査」(2023年卒)

  • 発表日時:2022年3月1日時点
  • 調査方法:オンライン
  • 主な内容:内定状況

2023年卒

  • 調査対象:学生5,214人(内訳:大学生4,174人/大学院生1,040人)
  • 調査期間:2022年3月1日~3月4日
  • 集計対象者数:大学生 1,049人/大学院生 311人

2022年卒

  • 調査対象:学生5,663人(内訳:大学生4,658人/大学院生1,005人)
  • 調査期間:2021年3月1日~3月4日
  • 集計対象者数:大学生 1,252人/大学院生 363人

2021年卒

  • 調査対象:学生1,706人(内訳:大学生1,317人/大学院生389人)
  • 調査期間:2020年3月1日~3月16日
  • 集計対象者数:大学生 482人/大学院生 193人

内定者の内定辞退率は60%以上

以下のアンケートは、「新卒者の内定辞退率」をグラフで表したものです。

2021年度、2022年度ともに、10月をピークに内定辞退率が増加する傾向にあります。

2022年卒の内定辞退率は62.4%。半数以上の就活生が、1社以上の内定を断る傾向にあります。

内定者の内定取得企業数は「2社以上」が3割超え

同アンケート調査の「内定取得企業数」についても調べてみました。

すると、2社以上の内定を獲得している内定者は、2022年卒が30.9%、23年卒は35.1%。3割以上の就活生が複数の内定を獲得し、その中から入社する企業を選んでいるようです。

「2社以上の内定を辞退する内定者」もいる

また具体的な「内定辞退企業数」も浮かび上がりました。

2023年卒で「2社以上の内定を辞退する内定者」は全体の7.7%。

少数派ではありますが、内定者の約10人にひとりは、複数の内定を辞退していることがわかりました。

その一方で、「内定辞退企業数がゼロ(=1社から内定をもらい、その会社に入社する)」の就活生は、21・22・23年通して全体の約8割と大多数を占めています。しかし、その数字は年々減少しており、今後もこの傾向が続くことが予想されます。

これらのデータから、就活生の売り手市場がさらに加速していることが判明しました。

特に「複数の内定を獲得し、その中から入社する企業を選ぶ就活生」が徐々に増加しています。

内定辞退を防ぐには、内定者心理を知る必要がある

このような背景がある中で、内定通知を出した内定者に無事入社してもらうためには、まず人事担当者が内定者心理を知る必要があります。

内定者心理を知るためには、多角的な視点から自社の採用活動を見直しましょう。

内定辞退の理由ランキング_人事担当が採用活動を見直す際のポイント

例えば

  • どんな採用活動をすれば内定承諾をしてもらえるのか
  • なぜ内定辞退をしたのか
  • 内定者はどのようなポイントにおいて、自社と他社を比較するのか
  • 採用活動において打ち出すべきポイントは何か など

本記事でご紹介する「内定辞退をする理由ランキング」内定者心理を知るために役立つ情報です。

以下のアンケート内容を参考に、「内定者が内定辞退をする理由ランキング」をご紹介します。

参照元:https://partners.en-japan.com/special/old/160106/2/

内定者が内定辞退をする理由ランキング第5位「面接時の印象が悪かった」

内定辞退の理由ランキング_面接時の印象が悪かった

第5位は「面接時の印象が悪かった」です。

当社が過去に就職面接を受けた就活生のコメントをリサーチしたところ、以下のようなエピソードが見受けられました。

  • 「面接官の対応が高圧的で怖かった」
  • 「グループ面談で、他の就活生を前に恥をかかされるような発言をされた」
  • 「オフィスの受付の方の対応が乱雑で『他の来客にも同じような対応なのかな?』と不安になった」
  • 「トイレが不衛生で、毎日通勤したい会社だと思えなかった」
  • 「廊下ですれ違った先輩社員たちがギスギスした雰囲気で、人間関係が悪いのかもしれないと思った」 など

内定者が面接時に見ているポイント

まず内定者は面接時、主に以下の点をよくみています。

  1. 面接官の対応、態度
  2. 面接時の質問内容
  3. オフィスの雰囲気
  4. 社員の雰囲気

人事担当は、これら4つのポイントにおいて気を配り、時には改善することが必要です。

《解決策》採用面接をする面接官のための研修プログラムを取り入れる企業も

近年では、面接官のための研修プログラムを実施する企業も増えてきました。面接官が就活生にプレッシャーをかける「圧迫面接」や就活生への不適切な質問などは、ご法度です。内定辞退を招くだけでなく、会社のブランドに傷をつけることになりかねません。

研修プログラムは、上記のような事故を防ぐためだけではなく、「初めて採用面接を担当するけれどどう進めたらいいかわからない」「就活生のどのようなポイントをみて、判断すればいいかわからない」といった、不安を抱えている社員にも有効です。

研修プログラムでは、主に以下のような内容を学びます。

  • 面接官に必要な心構え
  • 高圧的に感じさせない話し方
  • 就活生への質問のポイント
  • 就活生の話に耳を傾ける姿勢
  • 就活生の回答のどんな点を掘り下げるべきか
  • ロールプレイングを通して「面接」を体験する など

自社の面接に課題があると感じている人事担当者は、面接官のための研修プログラムを導入してみてもいいかもしれませんね。

内定者が内定辞退をする理由ランキング第4位「面接や求人の内容と事実にギャップがある」

内定辞退の理由ランキング_面接や求人の内容と事実にギャップがある

第4位は、「面接や求人の内容と事実にギャップがある」です。

例えば…

  • 「地方転勤はないと聞いていたのに、北海道支社への入社が濃厚と言われた」
  • 「採用ポジションが求人の内容と大きく違う」
  • 「求人では『日勤のみ』と記載されていたのに、面接で質問したところ『夜勤もある』と言われた」
  • 「離職率が低いことを魅力的に感じていたのに、辞める人が多いことがわかった」 など

「求人票の虚偽記載NG」は職業安定法でも定められている

企業が求人を募集する際に必ず把握しておくべきポイントです。まず職業安定法第5条の3では、以下が義務付けられています。

従業員を採用しようとする事業主は、労働者が従事すべき業務の内容および賃金,労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。

この法律は、正しい労働条件の明示を求めたものです。

これに基づき、求人票に虚偽の内容(給与や勤務地などその他の労働条件)を記載することは禁じられています。

内定辞退を招く以前に、罰則や行政指導の対象になりかねないため、注意が必要です。

《解決策》内定者に誤解を生まないコミュニケーションが大切

内定者が「聞いていた話と違う」と感じるのには、必ず理由があります。きちんとした企業であれば前項のような求人票の虚偽記載をしているケースのほうが少ないかもしれません。では、なぜ内定者に「イメージとギャップがあった」と思われてしまうのでしょうか。

その原因のひとつとして、「内定者が気になる・気にしているポイント」を解消するためのコミュニケーションが取れていなかったことが挙げられます。

毎年同様の基準を基に採用活動を行なっている人事担当から見れば、給与面や待遇面などその他労働条件は「変わらず当たり前に説明するもの」になっていませんか?

しかし、上記で挙げた通り、内定者にはそれぞれ「気になる・気にしているポイント」があります。人事担当者は各内定者の不安に感じている点や特に重要視しているポイントを汲みとり、わかりやすく説明することが求められています。

メールや電話連絡だけでなく、必要に応じてオンライン面談などを行い、内定者と企業のギャップを埋める作業に取り組むと良いかもしれません。

内定者が内定辞退をする理由ランキング第3位「環境面に不安がある」(社風や社内の雰囲気が合わないなど)

内定辞退の理由ランキング_環境面に不安がある_社風や社内の雰囲気が合わないなど

第3位は、「環境面に不安がある」です。

例えば…

  • 「HPや会社説明会ではわからなかったが、想像していたよりも体育会系の会社で、自分には合わないと感じた」
  • 「先輩社員や上司との距離感が近すぎて、自分には馴染めないかもしれないと不安に感じた」
  • 「女性管理職が少なく、この会社で活躍できる未来が見えないと感じた」
  • 「残業時間が多いことを知り、今後のライフプランを考えると、長期的に働ける会社ではないと思った」

内定者が気にする「入社企業の環境」とは

環境面と一言でいっても、その言葉の指す意味は広く、なかなか想像しにくいものです。入社する企業を決める際、内定者が気にする環境面の具体例について、代表的なものをいくつかピックアップしました。

  1. 社風
  2. 社内の人間関係
  3. オフィスの雰囲気(室内環境や作業環境)
  4. オフィスの設備
  5. 先輩社員や上司のキャリアモデル
  6. 仕事の負荷
  7. 既存社員の働き方(自己裁量権の有無、有休消化率、残業時間など)

これらの項目において問題がある場合、内定者へのアプローチ以前に、社内の問題を解決するのが近道です。他部署とも連携を取り合い、課題を解決することで、内定者が「入社したい」「この会社で長く働きたい」と思ってもらえる組織づくりにつながるでしょう。

そのためのひとつの施策として「内定者インターン」を取り入れるのも効果的です。

ココシロインターンは、学生の自律したキャリア開拓を支援し、優秀な学生と企業のマッチングをサポートします。長期インターン採用を通じて、企業と学生双方にとって理想的な出会いを実現します。

内定者が内定辞退をする理由ランキング第2位「他社への入社を決めたから」(第一希望の選考通過&内定承諾をした)

内定辞退の理由ランキング_他社への入社を決めたから_第一希望の選考通過&内定承諾をした

第2位は、「他社への入社を決めたから」です。

例えば…

  • 「同業界シェア1位の企業から内定が出たためそちらを選んだ」
  • 「就活や複数回の面接を通して、他に魅力的な企業を見つけた」
  • 「選考を通じて、自分には別の企業の方が合うと思った」
  • 「もともと他社が第一希望で、その思いが揺るがなかった」

内定者は多角的に企業を見て、自分が入社する企業を比較・検討する

他社に入社を決める内定者の多くは、内定獲得済みの企業を比較検討したのちに、「自分が入社する企業」と「内定辞退する企業」を選びます。

その場合、「初任給が最も高額な企業」「自宅から一番通いやすい企業」など、何か1点だけを理由に内定承諾する内定者のほうが少数派です。多くの場合、多角的な視点から企業を見て、判断するケースがほとんどです。

《解決策》内定者に「他社よりも自社」を選んでもらう方法

その中で自社を選んでもらうには、諸々の条件を掛け合わせ、魅力的な企業だと感じてもらう必要があります。

例えば…

  • スキルアップに直結する(若手活躍×豊富な研修プログラム)
  • プライベートの充実が図れる(充実した福利厚生×高い有休消化率)
  • 女性活躍が期待できる(女性管理職の増加×産休・育休制度の充実化)
  • 会社の成長が見込める(経営の多角化×将来性のある事業への投資) など

内定者に他社よりも自社を選んでもらうためには、過去の実績を振り返り、改善点をあげるのが最初の一歩です。その作業の中で、「掛け合わせることで魅力が倍増するポイント」を洗い出すと良いかもしれませんね。

《解決策》内定者同士の絆を深めるのも効果的

20代で離職する人の多くは、人間関係に悩み、退職を決める傾向にあります。初めての社会人生活で、先輩社員や上司との付き合い方に苦悩する新卒者も少なくありません。内定者の中にも、「良い人間関係を築き、楽しく働きたい」と考えている人は多数派でしょう。

そのような内定者の辞退を食い止めるには、「良い人間関係の中、楽しく働ける環境であること(そうあろうとする努力を続けている企業であること)」を見せるのも効果的です。

内定者懇親会で同期の絆が深まる演出をしたり、先輩社員との楽しい交流の場を提供するのがいいでしょう。

社内イベントの準備から運営までプロにおまかせOK

法人パーティプロデュースのNEO FLAG.

内定者が内定辞退をする理由ランキング第1位「条件面が合わない」(勤務地/給与/福利厚生/その他待遇)

内定辞退の理由ランキング_条件面が合わない_勤務地、給与、福利厚生、その他待遇

第1位は、「条件面が合わないから」です。

例えば…

  • 「他社よりも給与が低い(初任給/基本給)」
  • 「家賃補助などの福利厚生が手薄で、長く働くには不安を感じる」
  • 「地方転勤が多い。今後結婚や出産など家庭を築くにはデメリットに感じた」

《解決策》福利厚生の充実化を図り、内定者にアピールするのも大切

内定者は複数獲得した内定の中から、自社と他社を比べ、入社する企業を選びます。自問自答を繰り返す中で「会社が自分に対して何をしてくれるのか」と考える内定者もいることでしょう。

会社が社員に対して還元できることのひとつとして、福利厚生が挙げられます。近年では、福利厚生が充実した企業に入りたいと考える就活生も少なくありません。これに対応するため、多くの福利厚生を取り入れ、就活生に向けてアピールする企業も増えています。

さまざまな内定者がいる中、それぞれの希望に合う条件を提示するのは、とても難しいことです。人事担当者は個々に対応するための方法を考える前に、福利厚生全体の見直しを図った方が良いかもしれません。

結果として従業員エンゲージメント向上にもつながりますよ。

「総合的に考えた末に入社が難しい」と内定辞退する内定者もいる

ここまで、「内定者が内定辞退をする理由ランキング」として代表的なものを5つご紹介しました。

  1. 条件面が合わない(勤務地/給与/その他待遇)
  2. 他社への入社を決めたから(第一希望の選考通過&内定承諾をした)
  3. 環境面に不安がある(社風や社内の雰囲気が合わないなど)
  4. 面接や求人の内容と事実にギャップがある
  5. 面接時の印象が悪かった

しかし、上記の理由の他にも、「総合的に見て考えた末に内定辞退を決める内定者」もいます。

現在の人事担当者には、それぞれの内定者の希望や条件面、理想のキャリアプランを聞き取り、ギャップを埋めるために働きかけるコミュニケーション手法が必要とされているのかもしれませんね。

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「入社が楽しみになった!」の声が寄せられた内定式&内定者懇親会(キャリア支援)

NEOFLAG事例紹介_内定式内定者懇親会_サムネ
NEOFLAG事例紹介_内定式内定者懇親会_TOP

キャリア支援企業様の「内定式&内定者懇親会」

キャリア支援企業様の「内定式&内定者懇親会」にて、法人パーティプロデュース「NEO FLAG.」をご利用いただきました。

NEOFLAG事例紹介_内定式内定者懇親会_イベント概要

開催形式、規模

開催形式リアルイベント
開催規模中規模
参加者数約51-70名
準備期間約2ヶ月

ご利用内容

利用サービス法人パーティプロデュースのNEO FLAG.
利用金額約330,000円 ※税込

幹事様の課題とご要望

  • 内定者と幹部・人事部・先輩社員の交流が深められる、内定式&内定者懇親イベントを開催したい
  • 遠方の内定者も参加しやすい会場を提案してほしい
  • 有意義なプログラムにしたい

当社お問合せからイベント当日までの流れ

  1. 初回ヒアリング(2ヶ月前)
  2. 会場探し(2ヶ月前)
  3. 《1回目》詳細打ち合わせ…会場の提案(1ヶ月半前)
  4. 会場の見学(1ヶ月半前)
  5. 《2回目》詳細打ち合わせ…進行打ち合わせ(3週間前)
  6. 司会者を交えた最終打ち合わせ(1週間前)
  7. 音響&映像チェック(4日前)
  8. 当日リハーサル
  9. 本番

内定式&内定者懇親会の詳しい内容

NEOFLAG事例紹介_内定式内定者懇親会_イベントの様子
実際に行われた内定式の様子

お客様の課題や要望を反映した内定式&内定者懇親会の内容を一部ご紹介します。

※内定式の後に続けて、内定者懇親会を開催したケースです。

内定式

  1. 開会の辞
  2. 内定者登場
  3. オープニング映像
  4. 役員挨拶
  5. 役員祝辞
  6. 閉会の辞

内定者懇親イベント

  1. 開宴の挨拶
  2. チームごとの歓談
  3. チーム対抗戦
  4. 優勝チーム表彰
  5. 集合写真
  6. 役員退場
  7. 人事部と内定者との懇親
  8. お開き

内定者フォローに役立つ記事をご紹介①★

内定者フォロー事例10選|内定辞退を防ぐプロのテクニック

幹事様の声

内定式にお力添え頂きありがとうございました。弊社ではイベントプロデュースに関してNEOFLAG様にお願いする事が定番化になりました。

会場・内容・当日のイレギュラー対応含め全てお任せできるので人事側としても大変助かります。また内定承諾者からも「入社するのが楽しみになった」など多数好評の声を頂きました。

引き続きお世話になると思いますので、何卒宜しくお願い致します。

当社営業担当者のコメント

今回は、内定式と内定者懇親イベントの開催でご依頼いただきました。

まずは内定式と内定者懇親会のあいだに休憩時間を入れ、会場のレイアウトを変更。移動の手間をかけず、趣旨の異なる2つのイベントを2部構成として実施しました。

こちらの会社様は、社員をとことん大切にするのが社風です。この姿勢をプログラムにも反映しました。内定者の入場シーンでは、お一人ずつお名前をお呼びし、光るロードを歩いて入場。内定者の皆様にとっても思い出深い1シーンになったかと思います。

オープニングムービーでは、1つ上の先輩社員の様子などを盛り込み、入社する会社の雰囲気がより一層伝わる演出としました。

後半は、社員や同期としっかり触れ合えるイベントを実施。プロ司会者が楽しくハートフルに先導することで、内定者の方々がリラックスして楽しまれていました。

お開き後、多くの内定者が残って会話を楽しまれ、連絡先を交換し、「すごく楽しかった」「充実した時間でした」とおっしゃっておりました。

この日が内定者の皆様にとって入社が楽しみになるかけがえのない一日となり、これからの活力になっておりましたら幸いです。

内定式&内定者懇親会はプロにおまかせ◎法人パーティープロデュースの「NEO FLAG.」

NEO FLAG.は、企業や団体の社内イベントのプロデュースサービスを提供しています。

会の企画やプログラム提案、事前準備から当日の運営までおまかせOK。経験豊富な専任プランナーより、記憶に残る内定式の演出や内定者懇親会で交流を深められるプログラムなどのご提案も行っています。

プロのノウハウを活かし、オリジナリティあふれる会を実現いたします。

その他の活用事例はこちら

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