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リスキリング講座サービス7選 | DX人材とデジタルスキルを育てるeラーニング。無料教材も

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こんにちは!NEO DINING.です。

年度末が近づくと、来期の予算を見直す機会も増えてきます。人事・総務担当者の中は、来年度の予算に「リスキリング」に関する予算を組みこんでいる方も多いのではないでしょうか?

社員に新たなスキルを身につけてもらうことで、業務効率の向上や事業のさらなる広がりを図るリスキリング。しかし、企業によっては、「リスキリングに多くの予算を避けない」「全社員向けに展開するのが難しい」と壁にぶち当たることもあるのではないでしょうか。

最近では、低価格で学びの機会を提供するeラーニングサービスが増えています。

リスキリングの講座としても使える充実した内容を展開しているものも少なくありません。

本記事では「リスキリング講座サービス」をピックアップしてご紹介します。

企業はリスキリング講座でDX(デジタルトランスフォーメーション)人材を育てたい

まずは、リスキリングに講座での学習が必要とされる背景からご紹介します。

結論からいうと、企業はリスキリングの講座を通して「DX(デジタルトランスフォーメーション)人材」を育成したいと考えています。

実施中のリスキリング施策の中で最も多いのは「データ分析」

株式会社manebiでは、国内の企業(500社)へ「リスキリングに関するアンケート調査」を実施しました。

manebi社「リスキリング」の実施状況に関するアンケート
調査⽅法 :インターネットでのアンケート調査(⽇本全国を対象)
調査対象 :社員教育の担当者 約500名 (役員、⼈事、事業開発、各部署教育担当等)

同アンケートでは、リスキリング施策を実施中の企業の担当者に対し、「どのような分野のリスキリングを実施しているか」質問。この回答として最も多かったのは「データ分析(40.12pt)」、次いで「情報セキュリティー(38.82pt)」「ITリテラシー(37.39pt)」という結果に。

1位となった「データ分析」は、蓄積されたビッグデータをもとに、さまざまなデータ分析を行うこと。

例えば、年齢や購入価格、購入のスパンなどの「顧客データ」などがこれにあたります。顧客データを分析することで、最適なマーケティングプランを構築したり、商品企画などに役立てることも可能です。

また続く「情報セキュリティー」「ITリテラシー」についても、DX化において重要視される分野です。

リスキリングで特に注力したい分野がいずれもDX関連であることから、企業はリスキリングの講座を通して、DX人材を育てたいことが明らかです。

リスキリング事例_国内有名企業25社_サムネ

国内有名企業のリスキリング事例が知りたい方はこちら

リスキリング事例25社 | 国内有名企業がDX人材育成に向けて導入する研修とは

リスキリングの講座にeラーニングを導入する企業が多い

リスキリング施策を実施する際、何らかの講座を活用して社員への学習を促す企業が大半です。同アンケートでは、「どのような学習手段で社員へのリスキリングを実施しているか」についても尋ねられています。

回答の選択項目は以下の通りです。

社員数1000人未満/1000人以上

  • eラーニング
  • zoom等を活用したオンライン研修(外部講師)
  • zoom等を活用したオンライン研修(自社講師)
  • 対面研修(外部講師)
  • 対面研修(自社講師)
  • 書籍での学習
  • その他

「社員数1000人以上」の企業を軸にみると、リスキリング施策で学びの場として選ばれている形式は、eラーニングが多いようです。アンケートでは、最も多い56.6%が「eラーニング」と回答しています。

リスキリングの講座は「オンライン受講」が中心

また、2位は「zoom等を活用したオンライン研修(外部講師)」(41.6%)、3位は「zoom等を活用したオンライン研修(自社講師)」(46.9%)という結果が出ました。

このことから分かる通り、リスキリングの講座はオンラインが中心のようです。

新型コロナの影響でテレワークが定番化し、会議などもオンラインに移行しました。ワクチン接種が進み、感染者数が落ち着いた今も、テレワークを解除していない会社もあります。このような理由から、「リスキリングの講座受講は特に場所を問わないスタイル」が受け入れられていると推察します。

リスキリングの講座や資格取得にかける予算(会社規模別)

リスキリングを推進する際、社員に講座を受講させる企業が多数派です。では、実際にリスキリング施策を実施している企業は、どの程度の予算を割いているのでしょうか?

以下の円グラフは、「リスキリングを実施する際の予算」について、社員数1000人未満or1000人以上の企業にそれぞれ尋ねたものです。

社員数1000人未満の企業では「100万円未満」が49%

まずは、「1000人未満の企業」からみていきましょう。

  1. 100万円未満(49%)
  2. 100-500万円未満(24%)
  3. 500-1000万円未満(14%)
  4. 1000-1億円未満(12%)
  5. 1億円以上(1%)

最も多い回答は、「100万円未満」。会社や事業の規模を鑑みると、大幅な予算を割くことが難しいと考えている企業が多いのかもしれません。

もしくは、リスキリングの対象を全社員ではなく、一部の関連部署のみに的を絞り、実施している会社もあるでしょう。

社員数1000人以上の企業は「100-500万円未満」が最多。「100万円未満」は少数派

次は「1000人以上の企業」です。

  1. 100-500万円未満(30%)
  2. 1億円以上(20%)
  3. 500-1000万円未満(20%)
  4. 1000-1億円未満(18%)
  5. 100万円未満(12%)

「社員数1000人以上」の企業では、リスキリングに「100-500万円未満」程度の予算を割いている企業が多いことがわかりました。

逆に「100万円未満」との回答が最も少ないという結果に。

会社全体の社員数だけでなく、事業の幅なども踏まえて考えると、規模が大きい会社のほうがリスキリングに豊富な予算をかけたいと思っているようです。

リスキリングの講座にeラーニング教材を導入するメリット

企業はリスキリングを推進する際、eラーニングでの学びを取り入れています。では、なぜリスキリングにeラーニングが最適だと判断されるのでしょうか。

その背景には、以下のようなメリットがあります。

リスキリング講座_eラーニング教材_メリット
  1. 社員の自主的な学びを促せる
  2. 学習する時間・場所を問わない
  3. 比較的安価にプロの専門家の講義が受けられる
  4. 社員の学習の進捗度を把握できる
  5. WEBテストで習熟度を把握できる

社員の自主的な学びを促せる

リスキリングでは何を学ぶかも大切です。

eラーニング教材を提供するサービスの多くが、多種多様な講座を展開しています。契約プランやリスキリング施策の方針にもよりますが、「社員が自ら学びたい講座を選択して学ぶ」ことも可能です。

リスキリングを推進する際、多くの場合は社員のスキルアップが目的です。豊富な講座を提供しているeラーニング教材を選ぶことは、社員の自主的な学びにも直結します。会社から強制的に学習カリキュラムを提示するのではなく、自身が興味のある、もしくは、伸ばしたいと思っている分野の講座を選べるため、より積極的に学習することができるのです。

学習する時間・場所を問わない

eラーニングの特徴は、10-30分程度の動画を見て、学習できるところです。そのため、ネット環境さえ整っていれば、どこで・いつ学習するのも自由です。

(企業によっては業務時間内の学習を推奨しているケースもあります)

比較的安価にプロor専門家の講義が受けられる

eラーニングの教材制作や講師を務めるのは、その道のプロや専門家であることがほとんどです。リアルな研修のためにこれらの講師を社に招くよりも、eラーニングのほうが比較的安価に受講できるケースもあります。

中には、「初級編はeラーニングで、上級編は外部講師によるリアル講義」などと使い分けている企業もあります。

社員の学習の進捗度を把握できる

eラーニングサービスでは、「社員の誰が・どこまで学習済みか」を把握できる機能を備えているものもあります。

そのため、社員の学習の進み度合いをチェックし、まだ講義を受けられていない社員に対して呼びかけをすることも可能です。

WEBテストで習熟度を把握できる

リスキリング向けの講座を展開するeラーニングサービスの中には、WEBテストも併せて提供しているものもあります。

そのため「ただ動画を見るだけになってしまった」「社員がスキルアップできているかわからない」などの不安も解消できます。

リスキリング講座におすすめのeラーニングその1:Udemy Business

ここからはリスキリング講座におすすめのeラーニングサービスについてご紹介します。まずは、ベネッセが提供している「Udemy Business」です。

リスキリング講座_eラーニング教材_UdemyBusiness

サービス名Udemy Business
HPhttps://ufb.benesse.co.jp/
特徴厳選された8,000以上の講座が受講し放題。
国内900社以上が利用中。

「Udemy Business」では、「明日からでも使える実務直結型の講座」を複数展開しています。講座のカテゴリもさまざまです。リスキリングの講座として求められる、プログラミングやITについて学べるDX関連の講座も豊富。これに加え、音楽や写真など趣味にまつわる教材も提供しています。

DX人材育成に役立つ「Udemy Business」の講座

リスキリング講座におすすめのeラーニングその2:AirCourse

次は、KIYO Learningが提供している「AirCourse」です。

リスキリング講座_eラーニング教材_Aircorse

サービス名AirCourse
HPhttps://aircourse.com/
特徴初期費用無料 月額200円/名〜でeラーニングによる研修を受講し放題。
600コース、3500講座以上の充実のラインナップ。

AirCourseでは、新人・若手・中堅・管理職・経営層向けにさまざまなeラーニング教材を提供しています。600コース以上の豊富な講座がありながらも、「初期費用無料」「月額200円×受講者数」など比較的安価に導入できるのが最大のメリットです。

さらに自社のオリジナルコースも簡単な操作で作成可能です。「講座が多すぎて何を受ければいいかわからない」などの状況を回避することができます。

DX人材育成に役立つ「AirCourse」の講座

同社提供の「スタディング」で資格取得推進も可能

「AirCourse」を展開するKIYO Learning社では、資格取得に向けたeラーニング教材を扱う「スタディング」も運営しています。

税理士や司法書士などの難関資格を含む、30講座を展開(2022年現在)。いずれも短期間の学習で合格した人たちの学習法を分析し、開発されたeラーニング教材です。

リスキリングを通して資格取得を促したい企業の役に立つサービスですね。

リスキリング講座におすすめのeラーニングその3:Cloud Campus

次は、ソフトバンク系列のサイバー大学が提供している「Cloud Campus」です。

リスキリング講座_eラーニング教材_cloudcampus

サービス名Cloud Campus
HPhttps://cc.cyber-u.ac.jp/
特徴月額固定料金制で、受講者数による変動なし。  

「Cloud Campus」は、リスキリングの講座に外部の教材を使わずに、自社独自のオリジナルコンテンツを制作したい企業に最適なeラーニングサービスです。

他社と大きく異なる点が、あらかじめ用意された教材を使うのではなく、自社独自の教材を制作し、アップロードする点。Cloud Campus では、eラーニング用のスライドや動画をアップロードし、社員へ展開することができます。

リスキリングを推進したい企業の中には、「社内のリアルな資料やデータ、優秀社員のノウハウを用いた教材で社員の学びを深めたい」と考える企業も少なくありません。

例えば…

  • 実際の顧客データを用いたデータ分析
  • 営業成績優秀者のコミュニケーションテクニック
  • 接客スキルの高い社員の接客動画 など

よそにはない自社固有のeラーニング教材を準備できるため、リアルな学びにも直結します。

これらの理由から、大手企業を中心とした200社以上に導入されています。

リスキリング講座におすすめのeラーニングその4:ネットラーニング

次は、ネットラーニング社の「ネットラーニング」です。

リスキリング講座_eラーニング教材_Netlearning

サービス名ネットラーニング
HPhttps://www.netlearning.co.jp/
特徴定額制で受講し放題。
eラーニング教材からオンライン研修用のプラットフォームまで幅広く展開。

「ネットラーニング」は、eラーニング教材から独自のオンライン研修用ライブ配信システムまで多種多様なサービスを展開しているのが特徴です。

例えば「リスキリング講座用に自社独自の動画コンテンツを制作したい」などのニーズにも対応可能です。初級編は既存のeラーニング教材で学習してもらい、中級編は自社のデータや実績を用いた動画教材で応用学習をすることで、より効果的な学びが実現します。

DX人材育成に役立つ「ネットラーニング」の講座

リスキリング講座におすすめのeラーニングその5:Smart Boarding

FCEトレーニングカンパニーでは、「Smart Boarding」を提供しています。

リスキリング講座_eラーニング教材_smartboarding

サービス名Smart Boarding
HPhttps://www.smartboarding.net/
特徴月額980円〜 eラーニングとライブ配信を掛け合わせた学習形式。

「Smart Boarding」の大きな特徴のひとつは、eラーニング教材とライブ配信をかけあわせた学習形式です。ライブ配信では、その場でプロの講師に質問することもできるため、より実践的な学習をすることができます。

さらに「学習状況の確認」や「習熟度を測るテストの作成」も可能。そのため、担当者は社員の学習状況を把握することができます。

また、自社独自の教育内容を学習プログラムとして展開することもOK。そのためリスキリングだけでなく、社内教育に幅広く役立てることができるサービスです。

リスキリング講座におすすめのeラーニングその6:KnowledgeC@fe(富士通ラーニングメディア)

富士通が提供する「KnowledgeC@fe」もリスキリング講座に適したサービスです。

リスキリング講座_eラーニング教材_ナレッジカフェ

サービス名KnowledgeC@fe(ナレッジカフェ)
HPhttps://www.knowledgewing.com/kcc/cafe/
特徴2800以上のコンテンツを受講可能。
ニーズに合わせた柔軟なサービス展開

「KnowledgeC@fe」には大きく分けて2つのサービスがあります。

  • 一部社員向けの集合研修や勉強会に適したeラーニングサービス
  • 全社員向けの研修に最適なeラーニングサービス

リスキリング研修のシーンや目的にあわせて、サービスの形式を選ぶことができます。

リスキリング講座におすすめのeラーニングその7:AI総研

サービス名AI総研 (AI研修・人材育成サービス)
HPhttps://metaversesouken.com/ai/dl/kensyu-service/
特徴AIのリスキリングに特化したeラーニングサービス。

 

AI総研は、株式会社CREXが運営する法人向けAI研修サービス、AI/DXコンサルティング、開発支援サービスです。

AI総研は、数多くの企業のAI/DXコンサルティングから得られた知見を活用し、AIに特化したリスキリング支援・研修サービスをオンライン又は対面形式で提供しています。

AI総研のリスキリング支援・研修サービスは、各社の課題/目的や業務に合わせた完全オーダーメイドの内容であることと、実践を重視した参加型の講義形式であることが特徴であり、多くの企業のリスキリングを支援しています。

 
引用:AI総研研修・人材育成サービス概要資料

総務省の無料eラーニング教材はDX人材育成のリスキリング講座におすすめ

総務省統計局では、「データサイエンス・オンライン講座」という無料のオンライン講座を提供しています。講座は大きく分けて3種類です。

社会人のためのデータサイエンス入門https://www.stat.go.jp/dss/online01.html
社会人のためのデータサイエンス演習https://www.stat.go.jp/dss/online02.html
誰でも使える統計オープンデータhttps://www.stat.go.jp/dss/online03.html

無料だからとあなどるなかれ、いずれもプロによる専門的な内容をベースに学べる動画です。特に「誰でも使える統計オープンデータ」では、実際の公的データを使い、データの読み方や活用法を学ぶことができます。

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