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会社の先輩と上司の違い | コミュニケーション方法など新入社員向けに解説

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こんにちは!NEO FLAG.です。

新社会人として会社に入ると、「先輩」と「上司」は頻繁に接する相手でありながら、その違いや適切な接し方に戸惑うことも多いのではないでしょうか。

本記事では、会社における先輩と上司の立場や役割の違い、効果的なコミュニケーション方法について解説します。ビジネスシーンでの人間関係を円滑にし、あなたのキャリアをサポートする知識をお届けします。

会社での「先輩」と「上司」の定義と役割の違い

会社の先輩と上司の違い_定義と役割

会社組織において「先輩」と「上司」は混同されがちですが、その立場や役割、関わり方には明確な違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、適切なコミュニケーションが取れるようになりましょう。

先輩の基本的な立場

先輩とは、入社年次が自分よりも早い同僚を指します。必ずしも年齢が上というわけではなく、中途採用などでは年下の先輩が存在することも。

組織図上は同格であっても、業務経験や社内の知識が豊富であることから、新入社員にとって重要な存在です。

先輩の基本的な立場としては以下の特徴があります。

  • 職位上の権限はないが、経験による知識や技術を持っている
  • 公式な評価権限はないが、日常的に新人の様子を見ていることが多い
  • 上司と新入社員の間の緩衝材的な役割を担うことがある
  • 同じ立場を経験しているため、新入社員の気持ちを理解しやすい
  • 仕事の「コツ」や「暗黙知」を教えてくれる貴重な情報源

先輩に期待される役割

会社組織において先輩社員には、公式・非公式問わず様々な役割が期待されています。先輩に期待される役割としては以下のようなものが一般的。

  1. メンター的役割:業務の実務的なやり方や社内のルールなどを教えます。特に入社直後は、先輩から「仕事の流れ」や「会社の暗黙のルール」などを学ぶことが多いでしょう。
  2. ロールモデル:先輩社員は仕事への取り組み方や、職場での振る舞いの手本となる存在です。新入社員は先輩の言動を観察し、「プロフェッショナルとはどういうものか」を学びます。
  3. 心理的サポート:先輩社員には上司には相談しづらい悩みや不安を聞き、精神的な支えとなる役割も求められます。特に失敗したときや困難に直面したときに、先輩からの励ましや助言は大きな支えとなります。

上司の責任と権限の範囲

上司とは、組織上で管理職などの役職に就いており、あなたの業務に対して指示や命令を出す権限を持つ人のこと。

部長、課長、マネージャーなど、会社によって呼称は異なりますが、共通して以下のような責任と権限を持っています。

  • 業務上の責任と権限:業務の割り当て、進捗管理、成果の評価など、チームやプロジェクトの成果に対する責任を持ちます。部下の業務内容を決定したり、変更したりする権限も持っています。
  • 人事評価権限:多くの場合、上司は部下の人事評価に関わり、昇給・昇格などのキャリアに影響を与える立場にあります。評価面談や目標設定面談を行うのも上司の重要な役割です。
  • 経営方針の伝達者:会社の経営方針や戦略を部下に伝え、チームの方向性を示すのも役割のひとつ。トップダウンの意思決定を現場レベルに落とし込む橋渡し役を担います。
  • 問題解決の責任者:チーム内で発生した問題やトラブルの最終的な解決責任を持ちます。部下間の衝突調整や、他部署との調整なども上司の重要な役割です。

先輩=同僚?組織内での位置づけの違い

先輩は必ずしも上司ではありませんが、同僚とも少し異なる位置づけにあります。

  • 権限の有無:先輩は原則として公式な権限を持ちませんが、実務経験から来る「現場の知恵」という非公式な影響力を持っていることが多いです。一方、同期の同僚とはこの点で大きく異なります。
  • 評価への関与:直接的な評価権はありませんが、上司に対して新入社員の様子を伝える「情報提供者」となることも。そのため、先輩との関係は間接的にあなたの評価に影響することがあります。
  • 文化の伝承者:先輩は会社の文化や価値観、暗黙知を伝承する役割も担っています。こうした側面は同期の同僚には見られない特徴です。

先輩とのコミュニケーション方法のポイント

先輩とのコミュニケーション方法のポイント

先輩は上司とは異なり、自身と年齢が近いことも多いことから比較的近い立場で気軽に相談できる存在。しかし、ただの友人関係とも異なるため、適切なコミュニケーション方法を身につけることが重要です。

尊敬と親しみのバランスの取り方

先輩とのコミュニケーションでは、「尊敬」と「親しみ」のバランスが鍵を握ります。あまりに距離を置きすぎると関係が発展しない一方、馴れ馴れしすぎると失礼な印象を与えてしまいます。

バランスを取るためのポイントは以下の通りです。

  • 敬語の適切な使用:基本的には敬語を使いつつも、職場の雰囲気に合わせて少しずつ調整していきましょう。先輩が「タメ口でいいよ」と言ってくれても、いきなり全てをタメ口にするのではなく、徐々に距離を縮めていくことがおすすめです。
  • 謙虚な姿勢を保つ:経験の差を認め、学ぶ姿勢を示すことは大切ですが、過度に自分を卑下する必要はありません。「教えていただきたいです」という姿勢と、自分の考えも持つことのバランスが重要です。
  • 共通の話題を見つける:業務以外の共通の興味や趣味について話すことで、自然な親しみが生まれます。ただし、あまりにプライベートな話題には踏み込まないよう注意しましょう。

相談・質問をする際の適切なアプローチ

先輩に相談や質問をする際には、相手の時間や立場を尊重した適切なアプローチが必要です。以下のポイントを押さえておきましょう。

相談・質問の前の準備

  • 自分なりに調べられることは事前に調べておく
  • 質問内容を整理し、要点をまとめておく
  • メモや資料を用意し、具体的に説明できるようにする
  • 自分なりの解決案も考えておく

相談・質問の適切なタイミング

  • 先輩が忙しそうな時は避け、「お時間ありますか?」と一声かける
  • 定期的なミーティングやランチタイムなど、比較的余裕のある時間を選ぶ
  • 締め切りギリギリになってから焦って質問するのは避ける

相談・質問の効果的な方法

  • 具体的に質問する:「これがわかりません」ではなく、「〇〇の部分について、△△がわからないのですが」と具体的に伝えましょう。
  • 自分の考えも伝える:「どう思いますか?」と丸投げするのではなく、「私はこう考えたのですが、どうでしょうか?」と自分なりの考えも示すことで、建設的な会話につながります。
  • 学んだことを次に活かす:同じ質問を繰り返さないよう、教えてもらったことはメモを取り、次回に活かしましょう。

先輩との関係構築に役立つ会話のコツ

先輩との良好な関係を築くためには、日常のちょっとした会話が重要です。以下のような会話のコツを心がけましょう。

  • 積極的な挨拶と承認:
    ・朝の挨拶はもちろん、「お疲れ様です」など、場面に応じた挨拶を欠かさない
    ・先輩からのアドバイスや助言に対して「ありがとうございます」と感謝の気持ちを示す
    ・先輩の功績や努力を認める言葉をかける(「さすがですね」「勉強になります」など)
  • 適切な「雑談力」の開発:業界ニュースや会社の話題など、共通の関心事について話題を提供する
    ・相手の話に対して相づちを打ち、関心を示す質問を投げかける
    ・自分の近況や成長したことなども適度に共有する
  • 非言語コミュニケーションの活用:
    ・目を見て話を聞く姿勢
    ・うなずきや表情で関心を示す
    ・相手の話のテンポやトーンに合わせる

苦手なことも素直に話す

新入社員にとって、自分の弱みや苦手なことを認めるのは勇気がいることですが、適切な形で伝えることは信頼関係の構築につながります。

苦手なことを伝える際のポイント

  1. 謙虚に、しかし自己否定せずに伝える:
       「私はこの部分が苦手で、勉強中です」というように、現状を認めつつも、改善への意欲を示しましょう
  2. 具体的な支援をお願いする:
       「〇〇の部分について、もし時間があればアドバイスいただけないでしょうか」と具体的な支援をお願いすることで、先輩も助けやすくなります。
  3. 改善への取り組みを共有する:
       苦手なことを伝えた後、自分なりに取り組んでいることや進捗を共有することで、真摯な姿勢を示しましょう。

苦手なことを伝えるタイミング

  • 最初から全ての苦手を並べるのではなく、必要に応じて少しずつ開示する
  • 一対一の場面など、周囲に聞かれない状況を選ぶ
  • プロジェクトや業務の初期段階で伝えておくと、後々のトラブルを防げる

上司とのコミュニケーション方法の基本

上司とのコミュニケーション方法の基本

上司とのコミュニケーションは、先輩との関わり方とは異なる点が多くあります。

ここでは、上司と効果的にコミュニケーションを取るための基本的な方法について解説します。

ビジネスマナーを踏まえた話し方

上司との会話では、基本的なビジネスマナーを押さえることが重要です。信頼関係を築くための話し方のポイントを見ていきましょう。

言葉遣いと話し方のポイント

  1. 敬語の正しい使用:
    ・丁寧語(「です・ます」調)を基本とする
    ・尊敬語(「いらっしゃる」「なさる」など)と謙譲語(「伺う」「申し上げる」など)を適切に使い分ける
    ・二重敬語(「お召し上がりになられる」など)や過剰な敬語表現は避ける
  2. 明確で簡潔な表現:
    ・結論を先に伝える(PREP法:Point→Reason→Example→Point)
    ・「だと思います」「〜かもしれません」などのあいまいな表現は控える
    ・要点を整理して簡潔に話す
  3. 適切な声の大きさとスピード:
    ・聞き取りやすい声量で、明瞭に発音する
    ・早口にならず、適度な間を取る
    ・重要なポイントはやや強調して話す

非言語コミュニケーションの重要性

  • 姿勢を正し、目を見て話す
  • 適切な距離感を保つ(一般的に1〜1.5m程度)
  • 表情や身振りも意識する(硬すぎず、崩れすぎず)

報告・連絡・相談の基本フレーム

ビジネスの基本である「報告・連絡・相談(報連相)」を上司に対して効果的に行うためのフレームを紹介します。

以下は、報告・連絡・相談それぞれの基本的な流れです。

報告の基本フレーム

  1. 結論から伝える:
       「〇〇の件について、△△という結果になりました」
  2. 経緯・プロセスを簡潔に説明:
       「まず□□を行い、次に◇◇を実施しました」
  3. 数字や具体的事実を示す:
       「売上は前月比10%増の〇〇円となりました」
  4. 今後の見通しや対策:
       「今後は××を強化し、◎◎を目指します」
  5. 質問や指示を仰ぐ:
       「何か補足すべき点はありますか?」

連絡の基本フレーム

  1. 用件を端的に:
       「〇〇について連絡いたします」
  2. 5W1Hを明確に:
    「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように」を明確な言葉で伝える
  3. 影響範囲を伝える:
       「これにより、△△チームの予定も変更となります」
  4. 確認や返答が必要か明示:
       「ご確認いただき、明日までにご返答いただけますと幸いです」

相談の基本フレーム

  1. 相談内容を明確に:
       「〇〇の件でご相談があります」
  2. 現状と課題を説明:
       「現在△△の状況で、□□という課題があります」
  3. 自分の考えや案を提示:
       「私としては××と考えておりますが」
  4. 質問や助言を求める:
       「どのように対応すべきか、アドバイスをいただけますでしょうか」

上司のタイプ別コミュニケーション戦略

上司にも様々なタイプがあり、それぞれに合わせたコミュニケーション方法を取ることで、より円滑な関係を築くことが可能。代表的な上司のタイプとそれに応じたコミュニケーション戦略を紹介します。

  • 結果重視型の上司
    特徴:
    ・数字や成果を重視する
    ・効率性を重んじる
    ・細かいプロセスよりも結果に注目する

    コミュニケーション戦略:
    ・報告は結論と数字を最初に明示する
    ・問題点と解決策をセットで提示する
    ・簡潔に要点のみを伝える
  • プロセス重視型の上司
    特徴:
    ・手順や方法論を重視する
    ・詳細な計画を好む
    ・「なぜそうなったか」を知りたがる

    コミュニケーション戦略:
    ・経緯や取り組みのプロセスを丁寧に説明する
    ・資料や根拠を準備して説明する
    ・学びや気づきも共有する
  • 関係性重視型の上司
    特徴:
    ・チームワークやメンバーの感情に配慮する
    ・コミュニケーションの頻度が多い
    ・「皆がどう思っているか」を気にする

    コミュニケーション戦略:
    ・関係者の反応や意見も含めて報告する
    ・定期的なコミュニケーションを心がける
    ・チーム全体への影響も伝える
  • 革新重視型の上司
    特徴:
    ・新しいアイデアや変化を好む
    ・従来の方法にとらわれない
    ・大局的な視点を持つ

    コミュニケーション戦略:
    ・新しい視点や改善案も積極的に提案する
    ・将来の可能性や発展性にも触れる
    ・視覚的な資料やモデルを活用する

職場で新入社員がよく直面する悩みと解決策

会社の先輩と上司の違い_新入社員の悩みと解決策

新入社員として働き始めると、様々な人間関係の課題に直面します。ここでは特に先輩や上司との関係で生じやすい悩みとその解決策について解説していきましょう。

先輩と上司の板挟みになった場合の対処法

先輩と上司から異なる指示を受け、板挟みになることは新入社員がよく経験する悩みの一つです。このような状況での対処法を見ていきましょう。

板挟み状況の具体例

  • 先輩からは「これまでのやり方に従って」と言われたが、上司からは「新しい方法で」と指示された
  • 先輩は「完璧に仕上げてから提出を」と言うが、上司は「スピード重視で早く出して」と急かしている
  • 先輩からは「A案で進めるよう」言われたが、上司からは「B案で進めるように」と指示された

対処法

  • 情報の透明化:
    ・双方からの指示内容を明確に理解し、メモに残す
    ・「〇〇さん(先輩)からは△△するよう言われているのですが、どうしたらよいでしょうか」と率直に確認する
  • 優先順位の確認:
    ・「この件の最終的な決定権はどちらにありますか?」と確認する
    ・締切や重要度を考慮して優先すべき指示を判断する
  • 調整の場を設ける:
    ・可能であれば、先輩と上司を交えた短時間のミーティングを提案する
    ・「認識の違いがあるようなので、一度お二人のご意見をすり合わせていただければ」と提案する
  • 折衷案の提示:
    ・両者の意見を取り入れた折衷案を考え、提案する
    ・「先輩のご意見の〇〇と、上司のご意見の△△を組み合わせるとどうでしょうか」

指示の食い違いが生じた時の調整方法

複数の人から異なる指示を受けた際の効果的な調整方法について解説します。

事前の対策

  • 指示を受ける際の確認:
    ・指示内容をメモや議事録に残す
    ・理解できない点はその場で質問する
    ・「〇〇についてはこのように理解していますが、合っていますか?」と確認する
  • 関係者への情報共有:
    ・受けた指示について、関連する人にも適宜共有する
    ・チャットツールやメールで記録を残す

食い違いが生じた時の対応

  • 事実確認と情報整理:
    ・誰から、いつ、どのような指示を受けたかを整理する
    ・指示の背景や意図を理解する
  • 上位者への相談:
    ・「AさんからはXという指示、BさんからはYという指示をいただいており、調整が必要と感じています」と冷静に報告する
    ・感情的にならず、事実ベースで伝える
  • 建設的な提案:
    ・「現状では〇〇が最善かと思いますが、いかがでしょうか」と解決策を提案する
    ・各指示のメリット・デメリットを整理して伝える

プライベートな付き合いの境界線の引き方

職場の先輩や上司とのプライベートな付き合いは、関係を深める機会となる一方で、適切な境界線を設けることも重要です。

プライベートな付き合いの例

  • 業務時間外の食事や飲み会
  • 休日のレジャーや趣味の活動
  • SNSでの交流
  • 個人的な相談や悩み事の共有

境界線を引くためのポイント

  • 自分の許容範囲を明確にする:
    ・参加可能な曜日や時間帯を決めておく
    ・話したくないプライベートな話題の線引きをしておく
    ・金銭的な負担の限度を考えておく
  • 丁寧に断る技術を磨く:
    ・「申し訳ありませんが、今日は別の予定があるので」と理由を簡潔に伝える
    ・代替案を提示する(「今度は〇日なら参加できます」など)
    ・感謝の気持ちを伝えつつ断る
  • オン・オフの切り替えを意識する:
    ・プライベートな場でも基本的な敬意は忘れない
    ・お酒の席でも自分の言動に責任を持つ
    ・翌日の業務に支障が出ないよう配慮する
  • SNSの付き合い方:
    ・業務用と私用のアカウントを分ける
    ・プライバシー設定を適切に行う
    ・職場の人と繋がる場合のルールを自分で決めておく

相手から叱られた時のリカバリー方法

先輩や上司から叱られることは、新入社員にとって避けられない経験です。そんな時、どのようにリカバリーすれば良いでしょうか。

叱られた時の基本姿勢

  1. 素直に謝罪する:
    ・まずは真摯に謝罪する(「申し訳ありません」)
    ・言い訳や反論はしない
    ・相手の話を最後まで聞く
    ・防衛的な態度を取らない
  • 原因を理解する:
    ・何が問題だったのかを明確に理解する
    ・必要であれば質問して確認する(「どの部分が問題だったのでしょうか」)
    ・自分の認識と相手の認識のズレを把握する
  • 改善策を提示する:
    ・「今後は〇〇に気をつけます」と具体的な改善策を述べる
    ・可能であれば、その場で修正案を提案する
    ・再発防止策を考えて実行する

叱られた後のフォローアップ

  • 改善したことを報告する:
    ・叱られた内容を改善した結果を報告する
    ・「前回ご指摘いただいた点を改善しました」と伝える
    ・成長した姿を見せることで信頼回復につなげる
  • 感謝の気持ちを伝える:
    ・「ご指導いただきありがとうございました」と感謝を伝える
    ・指摘によって成長できたことをアピールする
    ・但し、しつこくなりすぎないよう注意する

社内イベントを活用した関係性構築のテクニック

▲社内の人間関係構築に役立つ社内イベントならNEO FLAG.

社内イベントは先輩や上司との関係を深める絶好の機会。カジュアルな場でのコミュニケーションは、普段見られない一面を知り、相互理解を深める貴重な時間となります。

カジュアルな場でのコミュニケーションのメリット

カジュアルな場でのコミュニケーションには、以下のようなメリットがあります。

  • 心理的距離の短縮:普段は威厳のある上司も、カジュアルな場では親しみやすい一面を見せることがあります。
  • 新たな発見と相互理解:業務では見えない趣味や特技、価値観などを知ることができます。
  • 人脈の拡大:普段接点のない部署の方々とも交流できる機会になります。
  • リフレッシュ効果:業務から離れた場でのコミュニケーションは、ストレス解消やモチベーション向上につながります。

ここで、NEO FLAG.のイベントプロデュースを活用すれば、オンライン・オフライン問わず、目的に合わせた社内イベントの企画から実施までをサポートできます。企業文化や目的に合わせたイベントを実施することにより、より効果的な関係構築の場を提供できるでしょう。

食事会での好印象を残すポイント

社内の食事会で好印象を残すためのポイントを押さえておきましょう。

食事会前の準備

  • 参加者の確認と基本情報の把握
  • 場所やシーンに合わせた適切な服装の選択
  • 業界の最新トピックなど、話題の用意

食事会中のマナーとコミュニケーション

  • 時間厳守と適切な挨拶
  • 食事のマナーを守る
  • 聞き役と話し手のバランスを取る
  • 自分の許容量を把握したお酒の適量摂取

食事会の企画や運営に悩んでいる人事・総務担当者の方には、NEO FLAG.のケータリングサービスがおすすめ。場所や予算、目的に合わせた料理の提案から当日の運営までサポートすることで、主催者も参加者も楽しめる食事会を実現できます。

オンライン懇親会での参加の仕方

新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン形式での懇親会も開催されるようになりました。対面とは異なる特性を理解し、効果的に参加するポイントを押さえましょう。

オンライン懇親会の準備

  • 安定したインターネット環境の確保
  • 周囲の雑音が入らない静かな場所の選定
  • カメラの角度やライティングの工夫
  • オフィスで会う時と同様の身だしなみ

オンライン懇親会での振る舞い方

  • カメラをオンにして、存在感を示す
  • 発言する前の合図や、チャット機能の活用
  • 画面越しでも伝わるようにやや大げさなリアクション
  • ブレイクアウトルームなどでの積極的な会話参加

まとめ:キャリア形成の鍵となる先輩・上司との関係づくり

会社での先輩や上司との関係は、新入社員のキャリア形成において非常に重要な要素です。この記事でご紹介したポイントを振り返りましょう。

先輩との関係における重要ポイント

  • 尊敬と親しみのバランスを取りながら、適切な距離感を保つ
  • 質問や相談をする際は、事前準備と適切なタイミングを意識する
  • 日常的な小さな会話の積み重ねが信頼関係構築の基盤となる
  • 自分の苦手なことも適切に伝えることで、より効果的なサポートを得られる

上司との関係における重要ポイント

  • 基本的なビジネスマナーを守り、敬意を示す
  • 報告・連絡・相談は簡潔かつ要点を押さえて行う
  • 上司のタイプを見極め、それに合わせたコミュニケーション方法を工夫する
  • 板挟みや指示の食い違いが生じた場合は、透明性をもって調整する

社内イベントを活用した関係構築

  • カジュアルな場でのコミュニケーションは、普段見えない一面を知る機会
  • 食事会やオンライン懇親会では、基本的なマナーを守りつつ積極的に参加する
  • イベント後のフォローも忘れずに行い、関係継続に努める

良好な先輩・上司との関係は、業務の効率化だけでなく、あなた自身の成長や将来のキャリアにも大きく影響します。コミュニケーションは一朝一夕で身につくものではありませんが、日々の小さな積み重ねが、やがて大きな信頼関係を築いていくでしょう。

社内のコミュニケーションを活性化させたい企業担当者の方には、NEO FLAG.の社内イベントプロデュースがおすすめ。オンライン・オフラインを問わず、目的に合わせた企画からケータリングの提供まで、社内イベントをトータルサポート。社内コミュニケーションの活性化と組織の一体感醸成をプロのイベントプランナーがお手伝いします。

キャリアの第一歩を踏み出したばかりの新入社員の皆さんが、先輩や上司と良好な関係を築き、充実した社会人生活を送れることを願っています。

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以下のページでは、コロナ禍の社内イベントや社内コミュニケーション活性化に役立つPDF資料を配布中です。すべてダウンロードは無料です(内容の改ざん、二次配布は禁止とさせていただきます)

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オンライン懇親会・オンラインイベントについて詳しく知りたい方は「デリマガ」もチェック

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新入社員とのコミュニケーション術(上司・先輩社員向け) | 社員研修や雑談でモチベーションを上げる方法

新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_サムネ
新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_TOP

こんにちは!NEO FLAG.です。

春が近づき、そろそろ新入社員が入社する季節。上司や先輩社員にあたる方が不安に思っていることのひとつが、「新入社員とのコミュニケーション」ではないでしょうか?

今回は「上司・先輩社員向け 新入社員とのコミュニケーション術」について詳しくご紹介します。

【上司編】新入社員とのコミュニケーションの悩み

新入社員を迎える企業では、新しい仲間の参入を楽しみにされている方も多いでしょう。一方で、新入社員の上司の中には、若い社員とのコミュニケーションに悩みや不安を抱えている方もいます。

具体的には、以下のような悩みです。

新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_コミュニケーションの悩み_上司
  • 十分に会話し、フォローできる時間がない
  • 年齢差によるジェネレーションギャップ
  • 自身の言葉を新入社員が理解しているかわからない
  • ハラスメント(セクハラ、パワハラ)と思われないか不安

新入社員との良好なコミュニケーション手法を考えるにあたり、上司が抱える悩みを確認しておきましょう。

十分に会話し、フォローできる時間がない

働き方改革の推進にともない、業務負荷が中間管理職に集中している企業が増えています。部下の勤怠管理やマネジメント業務、プレイヤーとしての実務など、部長・課長クラスの方の多忙さが問題になっています。

そんな中、まだ業務に慣れない新入社員と十分なコミュニケーションを図る時間を作ることは、多くの管理職にとって至難の業です。「新入社員の悩みや不安に寄り添う時間が十分に取れない」「ミスが発生したときにいち早くフォローし、丁寧にフィードバックする余裕がない」と対応に困っている上司も多いでしょう。

すでに日常業務で多忙を極める上司にとって、新入社員の受け入れや育成は一定の負荷がかかるもの。できれば避けたいと思うほど、悩まされている方もいるでしょう。

年齢差によるジェネレーションギャップ

上司と新入社員との年齢差も、コミュニケーションの悩みの種のひとつです。

現在の大学卒の新入社員は、いわゆる「Z世代」と呼ばれる年代です。子ども時代から日常生活で当たり前にインターネットを使用し、SNSを通じた発信にも慣れています。また、社会問題への関心が高い、高級品・ブランド品へ関心を示さないなど、特に40代以上の上司世代とは違った価値観を持っている新入社員が多くいます。

育ってきた環境や価値観の違いから、コミュニケーション不足になってしまうと悩んでいる上司が多いようです。

新入社員の考えがいまひとつ理解できない、使っている言葉もよくわからない、ということが続くと、コミュニケーションに苦手意識を持ってしまいます。親子ほど年齢の離れた部下とのコミュニケーションがうまくいかない、と感じる上司は多いのです。

自身の言葉を新入社員が理解しているかわからない

新入社員と上司とでは、担っている業務も、責任範囲も、これまでの経験値も全く異なります。自分があたり前に使っている言葉が、新入社員にうまく通じていないと感じることもあるでしょう。

言葉そのものが専門用語だったり、社歴の長い人だけに通じる社内用語だったりすると、新入社員には伝わりません。また、お互いの人となりを理解し合えていないと、言葉自体は理解できても、言葉の裏にある意図や想いに気づくのは難しいことです。また、リモートワークの導入により、普段一緒に接する時間が減っている職場では、これまでと違うコミュニケーション課題を感じる方も多いでしょう。

自分の意思をはっきりを伝えられない新入社員も一定数いるため、自分の意図が伝わっているか不安に感じる上司もいると考えられます。

ハラスメント(セクハラ、パワハラ)と思われないか不安

自分の言動が新入社員にとってハラスメントと捉えられないか、不安に思う上司も多いようです。上司世代が新入社員だったころに当たり前だった風習が、今ではハラスメントと捉えられるケースがあります。

セクシャルハラスメントやパワーハラスメントが厳禁であると理解していても、どのような言動がハラスメントに当たるのかわからない方も多いでしょう。ハラスメントへの危機感が強い方ほど、「意図せずハラスメントと思われないか怖い」と不安に感じるようです。

【先輩社員(教育係)編】新入社員とのコミュニケーションの悩み

新入社員の所属するチームの上司だけでなく、教育係を務める先輩社員も、新入社員とのコミュニケーションに多くの悩みを抱えています。

例えば、以下のような悩みです。

新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_コミュニケーションの悩み_先輩社員
  • 報連相がうまくいかない
  • 教育・指導内容が新入社員へ伝わっているかわからない
  • 新入社員のリアクションが読み取れない

それぞれ解説します。

報連相がうまくいかない

新入社員との業務上のコミュニケーションに、課題を感じる先輩社員がいます。

一定の社会人経験があれば当然に身についているはずの「報連相(報告・連絡・相談)」も、新入社員のうちはまだうまくできない方がいるのは当然です。

「報告してくれると思っていたのにまったく報告がない」「事前に声をかけてくれればよかったのに相談もせずにミスをした」などと新入社員の言動に不信感を感じる方もいるでしょう。

逆に指導慣れしていない先輩社員から後輩への情報伝達が不十分で、業務効率が下がることも考えられます。

教育・指導内容が新入社員へ伝わっているかわからない

上司が抱える不安と同じく、指導担当である先輩社員も、新入社員に自身の指示が伝っているか不安に感じています。特に初めて後輩を持つ方は、適切な指導方法がわからず、苦労される方も多いようです。

近年では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、入社時からリモートワークを実施する企業もあります。自らの新入社員時代にはオフィスで直接指導を受けていた先輩社員にとって、リモートワークでの教育や指導に不安を感じることもあるでしょう。

新入社員のリアクションが読み取れない

新入社員との関係性がまだ浅い間は、相手のリアクションが読み取れず苦労することがあります。

自分を信頼してくれているのか、不安や不満を抱いていないかなど、相手の現状がわからない状態で指導することに不安を感じる先輩社員もいるでしょう。指導者としての自分に自信を持てない方ほど、相手の反応に疑心暗鬼になり、疲れてしまうこともあるはずです。

結果として、新入社員の顔色ばかり窺ってしまい、適切な指示や指導ができない方もいます。

新入社員も上司・先輩社員とのコミュニケーションに不安を抱えている

新入社員を迎える上司や先輩社員が不安や悩みを抱える一方で、新入社員自身も、上司等とのコミュニケーションに不安を抱えています。

株式会社リクルートマネジメントソリューションズが2022年に発表した調査結果では、新入社員が抱える不安の第2位は「先輩・同僚とうまくやっていけるか」(39.0%)だとわかりました。

過去5年間の調査結果と比較すると、先輩・同僚とのコミュニケーションに悩みを抱えている新入社員の割合が増えていることがわかります。また、「上司とうまくやっていけるか」が不安だと答えた方は27.4%で、前年よりも増加しています。

新入社員側も上司や先輩とのコミュニケーションに不安を感じていることを踏まえて、お互いに丁寧なコミュニケーションを図ることが大切です。

「コミュニケーション力」を身につけたいと考える新入社員は61.1%

リクルートマネジメントソリューションズの同調査では、「新入社員がこれから身に着けたい・伸ばしたい力」についてもアンケートを実施しています。

調査の結果、「コミュニケーション力」を身につけたい新入社員が61.1%だと判明。

「専門知識」や「論理的思考力」「プレゼンテーション力」などの業務スキルをあげた割合を大きく超え、「コミュニケーション力」が1位に選ばれています。

上司や先輩とのコミュニケーションに不安を感じる新入社員が多いからこそ、自らの対話する力を高めて円滑な人間関係を築きたいと考える方が多いのでしょう。

新入社員とのコミュニケーション術1:アイスブレイクで緊張感を解く

ここからは、新入社員と上司・先輩社員たちのコミュニケーションを円滑に図るためのアイデアをご紹介します。

新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_アイスブレイク

まずおすすめしたいのが、簡単なアイスブレイクでお互いの緊張を解くことです。

初対面のときなどは、お互いに緊張したり、警戒したりして、心の壁がある状態といえます。

くすっと笑ってしまうようなアイスブレイクで、まずはお互いの壁を取り払いましょう。

具体的なアイスブレイク手法「パーソナルトーク」

アイスブレイク
リアル&オンラインで使えるアイスブレイクのテクニックを紹介中!詳しくは画像をクリック

オンラインでもできる簡単なアイスブレイクとして、「パーソナルトーク」があります。4-5名程度のグループに分かれて、テーマに沿った自分の話を発表し合います。

テーマは、「休日の過ごし方」や「最近ハマっている○○」といった、個人の人柄がわかるようなものを選びます。

1人発表するごとに、聞き手が気になる点や感想を伝えます。

このアイスブレイクを通じて、自分と相手との意外な共通点を見つけて親近感が沸いたり、相手に興味を持てたりします。

新入社員とのコミュニケーション術2:モチベーションを上げる一言を添える

新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_モチベーションを上げる一言

アイスブレイクでお互いの心の距離が近づいたら、さまざまなシーンで新入社員のモチベーションを上げる声掛けをしましょう。普段から肯定的な言葉をかけてもらううちに、新入社員の気持ちが前向きになったり、上司や先輩への警戒心が薄れたりします。

新入社員に投げかけたいポジティブな言葉の例を、日常業務のさまざまなシーン別にご紹介します。

社員研修で新入社員のモチベーションを上げる言葉

まずは、社員研修における声かけです。多くの企業で、新入社員向けの研修を実施しています。

まだ会社に慣れない新入社員を気遣うような声掛けをしましょう。

社員研修の声掛け例

  • 毎日研修お疲れ様!慣れないうちは大変だよね。困ることがあったら、いつでも私に連絡して。
  • 今日はどんな研修をしたの? ○○は確かに大事だね。がんばってね!
  • 研修担当のAさんから、初めてのプレゼンテーションなのにとても上手だったと聞いたよ。すごいね!

自分が相手に関心を持っていること、不安に寄り添うこと、会社として新入社員に期待していることを、明るい言葉で伝えましょう。

支えてくれる存在に安心したり、研修に前向きに取り組めるようになったりと、プラスの効果が期待できます。

新人教育(OJT等)で新入社員のモチベーションを上げる言葉

新入研修終了後や、研修と並行する形で、日常業務を少しずつ覚える新人教育の期間がスタートします。

初めての社会人生活、初めての業務で、不安を抱えている新入社員も多いはず。上司・先輩社員として、労いやフォローの声掛けをしましょう。

新人教育(OJT)での声掛け例

  • 初めはわからなくて当たり前だから、理解できないことや疑問があったら遠慮せずに聞いてね。
  • 慣れないことばかりで疲れたよね。コーヒーを飲みながら話そうか。
  • (新入社員が失敗したとき)早めに気づいてくれて良かったよ。実は私も入社したての頃、同じミスをして…。

業務がスタートしたばかりの頃から厳しい口調で指導されたり、叱責されたりすると、仕事を続けるモチベーションが低下してしまいます。一人ひとりのペースや顔色をうかがいながら、労いの言葉をかけましょう。

特に初めのうちは、ミスを一方的に責めず、「一生懸命がんばる社員を会社や上司が守ってくれる」という安心感をもってもらえるよう、あたたかい声掛けをしてください。

日々の雑談で新入社員のモチベーションを上げる言葉

休憩時間やミーティング開始前の待機時間など、社員同士で雑談をする機会があります。

新入社員には、上司や先輩から積極的に声をかけるようにしてください。新入社員の中には、自分から上司へ声をかけづらい方、遠慮してしまう方もいます。上司や先輩から気軽に声をかけることで、新入社員を安心させてあげましょう。

日々の雑談での声掛け例

  • さっきのミーティング、わからない言葉が多くなかった?質問があれば聞くよ。
  • 昨日遅かったみたいだけど、大丈夫?無理しないで、何かあったら周りに頼ってね。
  • 今回のミーティングに参加するB部長に会うの、初めてだよね。一見怖そうだけど、すごく面白い人だから緊張しなくて大丈夫!

プライベートな質問を好まない方もいるので、業務に関連した声掛けが無難です。

日常的に、新入社員に関心をもって見守っていること、力になろうとしていることを、さりげない言葉から伝えるようにしてください。

同時に、新入社員が困りごとや体調不良を抱えていないかなど、相手の顔色に気を配ることも大切です。

新入社員とのコミュニケーション術3:相互理解を深める

新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_相互理解を深める

小さな声掛けを重ねつつ、新入社員と既存の社員がお互いを知り合える機会を意図的に設けましょう。具体的には、以下のような取り組みが有効です。

  • 新入社員歓迎会などの社内イベント
  • 日々の雑談
  • チャットツールの活用
  • 社内報の活用

それぞれ解説します。

新入社員歓迎会

入社後、新入社員の歓迎会を実施しましょう。業務とは離れた場で、コミュニケーションを深めることは、上司・先輩社員・新入社員にとってお互いをよく知るための良い機会となります。改めて新入社員の自己紹介時間を設けて、比較的カジュアルに自身のことについて語ってもらうと良いでしょう。

新入社員の歓迎会は、リアルでもオンラインでも実施可能です。

リモート勤務の場合、ZOOM等のWEB会議ツールで参加者をつなぎ、オンライン歓迎会を行います。

ケータリングなどの美味しい料理は、歓迎会に緊張する新入社員の心をときほぐすのにも有効です。積極的に活用しましょう。

日々の雑談

新入社員との関係性を一歩前進させるために、雑談の機会を意図的に設けることをおすすめします。まずは自分から心を開示する姿勢を見せましょう。

おすすめは、お昼休みのランチに誘うことです。オフィス近辺のレストランなどで、気軽に食事を楽しみましょう。「食事」は「人に良い事」と書きます。お互いの距離感を近づけるために、食事を取りながらの会話はとても有効です。

オフィスと離れた空間であることから、プライベートな話題も話しやすい雰囲気があります。ただし、家庭環境や交際関係などの話題はハラスメントと捉えられる危険性があるので、学生時代の部活動や学部など、初めは相手が話しやすそうな話題を選ぶとよいでしょう。

会社で社員の交流のための食事補助制度があれば、積極的に活用してください。

チャットツールの活用

リモートワークが多い会社の場合、チャットツールの積極的な活用が有効です。

入社後すぐに在宅勤務になった新入社員は、ひとりで孤独を抱えている場合があります。業務指示や進捗確認だけではなく、チャットツールを介したちょっとした雑談を行うとよいでしょう。

いきなり雑談をすることに抵抗がある場合は、雑談専用のチャットルームを作ることをおすすめします。持ち回りで雑談のネタを提供し、メンバーがそれぞれ自分の話を書き込みます。

みんなが書き込んでいれば私も書き込もうかな、と気軽にチャットしてくれる方もいるでしょう。また、顔を見て話したり、電話で話したりすることが苦手な方にとっては、チャットの方がうまく自己表現できる場合もあります。

業務に支障が出るほど雑談ばかりするのはNGですが、仕事の息抜き程度に、チャットツールでコミュニケーションを図るのは有益です。

社内報の活用

規模の大きな企業ほど、社内報による互いの認知は有効です。会社で社内報がある企業は、新入社員とのコミュニケーションツールとして積極的に活用しましょう。

新入社員に自己紹介やPRなどを記載してもらいます。すると社内報を見た社員から新入社員へ声をかけやすくなったり、一緒に仕事をする際の話のタネになったりします。

また、新入社員側の情報だけを一方的に掲載するのではなく、既存の社員や部署、チームなどの紹介をするのも有効です。新入社員にとって、「どの部署がどのような仕事をしているのか」「誰が何の業務を担当しているのか」などの情報は、把握するのに時間がかかります。社内報を通してあらかじめ情報を入手することで、新入社員側から既存社員へ話しかけやすくなるでしょう。

上司・先輩社員が新入社員とのコミュニケーションで注意すべき3つのポイント

最後に、上司・先輩社員が新入社員とのコミュニケーションで注意すべきポイントを3つご紹介します。

新入社員とのコミュニケーション術上司先輩社員編_注意すべきポイント3つ
  1. 新入社員の成長につながるコミュニケーションを
  2. ハラスメントになりうる発言・行動は厳禁
  3. 新入社員のプライベートを大切に

注意すべき言動の例やポイントを解説しますので、参考にしてください。

新入社員の成長につながるコミュニケーションを

新入社員の共感を得ようと、会社や仕事内容、他の同僚に対するネガティブな発言をしていませんか?

マイナス発言で新入社員と盛り上がるのは、彼らの成長を妨げる危険性があります。

【NG例】

  • C課長の話、ほんとつまんないよね。聞き流してていいよ。俺も聞いてないし。
  • こんな作業、適当にやってて大丈夫だよ。どうせダブルチェック入るんだから。
  • この会社に入って5年経つけど、ほとんど給与が上がってないんだよね。だから近いうちに転職するんだ。

せっかく企業で成長しようとしている新入社員のモチベーションを下げたり、不要に不安がらせたりするのはNGです。上司・先輩社員として、活躍しようと努力する新入社員をサポートする声掛けを心掛けてください。

ハラスメントになりうる発言・行動は厳禁

セクシャルハラスメントやパワーハラスメントにつながるような言動は厳禁です。「自分が若いころは当たり前だった」「これくらいで気にする方が悪い」などと、一方的に自分の価値観を押し付け、言動を正当化してはいけません。

【NG例】

  • 彼氏いないの?結婚したら仕事辞めるんでしょ?
  • スタイルいいね。身長何センチ?
  • こんなこともできないなんて、最近の若者は本当に使えない。

相手を不快にさせる言動、人格の否定、立場を利用した高圧的な言動などは、ハラスメントと捉えられるリスクがあります。

「ハラスメントかハラスメントでないか」と考えるより、相手を一人の人格として尊重する姿勢が大切です。

新入社員のプライベートを大切に

飲み会への参加を強制したり、しつこく相手のプライベート情報を聞き出そうとしたりする言動も慎みましょう。会社でどこまで踏み込んだ人間関係を築きたいかは、人それぞれです。

また、お子さんの育児や家族の介護が必要など、家庭環境もさまざまであるため、配慮が必要です。自分の感覚を押し付けず、相手の価値観や立場を尊重した言動を心がけてください。

【NG例】

  • 夜暇でしょ?今日も飲みに行くから、お店の予約しておいて。
  • 急で悪いけど、今週末は出張お願いね。
  • どうして木曜はいつも早く帰るの?何してるの?

職場では見えない、従業員ひとりひとりの家庭生活やプライベートがあることを配慮し、お互いが気持ちよく働けるようにコミュニケーションを図りましょう。

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