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こんにちは!NEO FLAG.です。
新卒者の早期離職は、多くの企業にとって深刻な課題となっています。せっかく採用・育成に投資した人材が短期間で離れてしまうことは、企業にとって大きな損失にほかなりません。
一方で、退職を検討している新卒者自身も、将来への不安を抱えながら悩んでいるケースがほとんどです。
本記事では、新卒者が退職や転職を考える理由から、人事・上司が気づくべき離職のサイン、そして企業側・新卒者側それぞれの対処法までを幅広く解説します。
新卒者の離職についての現状

まずは、新卒者の離職に関するデータを確認しながら、現在の状況を正しく把握しておきましょう。
大卒新卒者の3年以内離職率は約3割
厚生労働省が公表している「新規学卒就職者の離職状況」によると、令和3年(2021年)3月に卒業した大卒新卒者の就職後3年以内離職率は34.9%で、前年度比2.6ポイントの上昇となりました。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html
続く令和4年(2022年)3月卒業者では33.8%とやや低下したものの、依然として30%台前半の高い水準で推移しています。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00007.html
いわゆる「3年3割」という言葉がしばしば用いられるのも、こうした統計データに基づいたものです。
内訳を見ると、1年目で離職する割合が最も高く、全体の約10〜12%を占めています。2年目、3年目と段階的に離職者が加わり、最終的に3割に達するという構図です。つまり、入社直後の1年間が最も離職リスクの高い時期。
この時期にどのようなフォローを行うかが企業にとって非常に重要なポイントになります。
また、高卒新卒者の場合はさらに離職率が高く、3年以内に約4割が退職しているというデータも。学歴による差がある背景には、就職活動の段階で得られる企業情報の量や、入社後の業務内容への理解度の違いが影響していると考えられています。
業種・企業規模による離職率の違い
新卒者の離職率は業種や企業規模によって大きく異なります。厚生労働省のデータからは、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業などで離職率が高い傾向が読み取れます。これらの業種は、労働時間が不規則であったり、接客によるストレスが大きかったりといった共通の特徴を持っていると考えられるでしょう。
一方、電気・ガス・熱供給・水道業やインフラ系、製造業の一部などは比較的離職率が低い傾向にあります。安定した雇用条件や福利厚生の充実が定着率に寄与していると考えられるでしょう。
企業規模に関しては、従業員数が少ない企業ほど離職率が高くなる傾向があります。従業員1,000人以上の大企業では3年以内離職率が20%台にとどまるのに対し、従業員30人未満の小規模企業では50%を超えるケースも珍しくありません。大企業は研修制度やメンター制度が整備されていることが多く、入社後のフォロー体制が離職率に直結している実態がうかがえます。
近年の新卒離職率が上昇傾向にある背景
大卒新卒者の3年以内離職率は、令和元年(2019年)3月卒の31.5%から令和3年(2021年)3月卒の34.9%まで3年連続で上昇しました。令和4年(2022年)3月卒では33.8%と若干低下に転じましたが、コロナ禍以前の水準と比べると依然として高止まりしている状況です。この背景にはいくつかの社会的な要因が絡み合っています。
まず、転職に対する意識の変化。
かつては「一つの会社に長く勤めることが美徳」とされていましたが、現在の若手世代にとって転職はキャリア形成における自然な選択肢の一つとなっています。転職エージェントやスカウト型の求人サービスが普及したことで、在職中でも手軽に転職活動を始められる環境が整ったことも大きな要因です。
さらに、コロナ禍以降のリモートワークの普及によって、職場での人間関係の構築が難しくなったことも影響しています。入社直後からリモート中心の働き方を経験した世代は、同僚や上司との関係が希薄なまま業務にあたることになり、会社への帰属意識が育ちにくいという課題が顕在化しました。
加えて、SNSを通じて他社の待遇や働き方の情報が容易に手に入るようになったことも見逃せません。自社と他社を比較する機会が増えた結果、現職への不満が早期に顕在化しやすくなったと言えるでしょう。
引用元:https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2024/12/kokunai_02.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00010.html
新卒者が退職・転職したいと感じる理由

新卒者が退職や転職を考える背景にはさまざまな理由があります。ここでは、代表的な6つの理由について掘り下げていきます。
人間関係・職場の雰囲気が合わない
新卒者の退職理由として最も多く挙がるのが、職場の人間関係に関する問題。上司や先輩との相性が悪い、チーム内でのコミュニケーションがうまくいかない、相談できる相手がいないなど、人間関係の悩みは仕事のモチベーションに直結します。
特に、社会人経験がない新卒者にとって、年齢も価値観も異なる人々と毎日顔を合わせること自体が大きなストレス要因になりえます。学生時代は気の合う仲間と過ごす時間が多かった分、職場の人間関係に対する耐性が十分に育っていないケースも少なくありません。
また、ハラスメントとまではいかないまでも、高圧的な上司の言動や、暗黙の上下関係、部署内の派閥争いなど、職場特有の空気感に馴染めず孤立してしまうことも退職を後押しする要因です。人間関係の問題は本人の努力だけでは解決が難しく、結果として転職という選択に至りやすい傾向があります。
入社前に聞いていた仕事内容とのギャップ
採用説明会や面接で提示された仕事内容と、実際に配属された現場での業務にギャップがあるケースも、退職理由の上位に位置しています。「企画職として採用されたはずなのに、実態はほぼ事務作業だった」「営業配属と聞いていたが、テレアポばかりで想像と違った」といった声は珍しくありません。
このギャップは「リアリティショック」と呼ばれ、新卒者が入社後に経験する最も一般的なストレスの一つです。企業側の採用活動において、魅力的な部分だけを強調し、実際の業務のリアルな側面を十分に伝えられていないことが大きな原因となっています。
リアリティショックが深刻になるほど、新卒者は「この会社では自分のやりたいことができない」と感じ、早期退職の引き金となります。入社前の期待値と入社後の現実との乖離を最小限に抑えることが、企業にとって重要な課題です。
給与・待遇への不満
給与や待遇に対する不満もまた、新卒者が退職を考える主要な理由の一つ。同世代の友人や大学時代の同期と比較して「自分の給料は低いのではないか」と感じたり、残業に見合った手当が支給されなかったりすると、仕事に対するモチベーションは急激に低下します。
加えて、昇給やボーナスの基準が不透明な場合、将来の収入に対する不安が退職の動機となることも。新卒者にとっては初めての給与明細である分、期待と現実のギャップが大きく感じられやすく、結果として「もっと条件の良い会社があるのでは」という考えに至りがちです。
近年は物価上昇の影響もあり、初任給の引き上げに踏み切る企業が増加しています。採用市場における給与水準の情報がオープンになっている現在、同業他社と比較した際に待遇面で劣っていると判断されれば、新卒者の流出は加速する一方です。
長時間労働やワークライフバランスの崩壊
現在の若手世代は、仕事とプライベートの両立を重視する傾向が強いと言われています。恒常的な残業や休日出勤が続く職場環境に対しては、特に早い段階で嫌気がさしてしまうケースが目立ちます。
「毎日終電近くまで残業している」「有給休暇を取りたいのに言い出しにくい雰囲気がある」など、労働環境への不満が蓄積すると、心身の健康にも悪影響を及ぼしかねません。
入社間もない新卒者にとっては、まだ仕事の要領がつかめていない中で長時間労働を強いられることが大きな負担となり、退職を決意する直接的なきっかけになりやすいのです。
厚生労働省が推進する「働き方改革」の流れもあり、若手世代の労働環境に対する意識は年々高まっています。残業時間の削減やフレックスタイム制、リモートワークの導入といった取り組みは、もはや特別なものではなく、企業として当然求められる水準になりつつあると言えるでしょう。
成長機会やキャリアパスが見えない
入社後の研修が終わったあと、日々のルーティンワークに追われるばかりで自分が成長している実感を得られないという不満も、退職理由として少なくありません。
「この会社にいて自分はどうなれるのか」が見えないと、将来への漠然とした不安が広がります。
特にZ世代と呼ばれる若手層は、自己成長やスキルアップへの意欲が非常に高いと言われています。単に与えられた業務をこなすだけではなく、「今の仕事が将来のキャリアにどうつながるのか」を明確に知りたいと感じる傾向があるのです。
企業側がキャリアパスを明示していなかったり、上長との面談でキャリア相談の機会が設けられていなかったりすると、新卒者は「この会社にいても成長できない」と判断し、より成長機会を得られそうな環境への転職を検討し始めます。
企業文化・社風になじめない
企業ごとに異なる文化や社風も、新卒者の退職理由に大きく影響します。
- 体育会系のノリが自分には合わない
- トップダウンの意思決定が多く、若手の意見が通りにくい
- 飲み会やイベントへの強制参加が苦痛
など、組織の雰囲気そのものに馴染めず退職に至るケースは少なくありません。
企業文化は入社前に完全に理解することが難しく、実際に働き始めてから「こんなはずではなかった」と感じることも多いものです。企業のホームページや採用サイトには前向きな情報が掲載されていることがほとんどであり、現場のリアルな空気感は入社後にしか分からない部分が大きいと言えるでしょう。
ただし、企業文化への不適合は必ずしも企業側だけに原因があるわけではありません。
新卒者自身が就職活動の段階で企業理解を深めきれなかった側面もあります。とはいえ、企業側としては、入社後に社風を体感してもらう機会や、新卒者が気軽に質問・相談できる場を設けるなど、柔軟な受け入れ体制を整えることが定着率向上のカギとなります。
人事・上司が見逃してはいけない離職のサイン

新卒者が退職を考え始めたとき、その兆候は日常的な行動やコミュニケーションの中に表れることがほとんどです。ここでは、人事担当者や直属の上司が注視すべきサインを具体的に解説します。
勤怠や行動に表れるサイン
退職を意識し始めた新卒者は、まず日々の勤務態度に変化が生じることが多い傾向にあります。以下のような行動が見られたら、注意深く観察する必要があります。
遅刻や欠勤が増える
それまで勤怠に問題のなかった新卒者が、突然遅刻や欠勤を繰り返すようになった場合は要注意。体調不良を理由にした欠勤が短期間に集中するケースもあり、これは精神的な負担が身体症状として表れている可能性があります。
また、転職活動を始めている場合には、面接のために有給休暇を取得する頻度が増えることもあります。単発の体調不良であれば問題ありませんが、頻度やパターンに不自然さが感じられた場合は、何らかの背景があると捉えたほうがよいでしょう。
業務への意欲・積極性が低下する
以前は自主的に質問や提案をしていた新卒者が、指示された最低限の業務だけをこなすようになるのも典型的なサインです。会議での発言が減ったり、新しい業務への挑戦を避けるようになったりと、「積極性の後退」は見分けやすい変化の一つと言えます。
本人としてはすでに「この会社では頑張っても意味がない」と感じている状態であり、モチベーションが著しく低下している段階です。こうした変化を「やる気がないだけ」と片付けてしまうと、対話の機会を逃し、離職を加速させてしまいかねません。
身だしなみや持ち物に変化がある
意外と見落としがちなサインが、外見の変化です。たとえば、これまでカジュアルな服装が多かった新卒者が、急にスーツやきちんとした装いで出勤するようになった場合、退勤後や休憩時間に面接を受けている可能性が考えられます。
また、デスク周りの私物が少しずつ減っていたり、ロッカーを整理し始めたりする行動も、退職を意識した準備の一環であることがあります。一つ一つは些細な変化ですが、複数の兆候が同時に見られる場合は、離職が近いサインとして捉えるべきでしょう。
コミュニケーションに表れるサイン
勤怠や行動面以上に見逃しやすいのが、日常のコミュニケーションにおける変化です。人とのかかわり方に関する微妙な変化は、離職の意思がかなり固まっている段階で表面化することが多いため、早い段階での気づきが求められます。
雑談や自発的な発言が減る
ランチタイムの雑談や、業務外のちょっとしたやり取りに参加しなくなるのは分かりやすいサインの一つです。以前は同僚と楽しそうに会話していた新卒者が急に一人で食事をとるようになったり、休憩時間にスマートフォンを見つめていることが増えたりした場合は、職場への心理的な距離が広がっている可能性があります。
自発的な発言の減少も重要なシグナルです。ミーティングで意見を求めても「特にありません」と答えるだけだったり、チャットやメールのレスポンスが明らかに遅くなったりする変化は、職場とのつながりを意識的に薄めようとしている表れかもしれません。
社内行事や懇親会への参加を避ける
社内懇親会やチームの食事会、その他社内イベントなどへの参加を断ることが増えた場合も、離職のサインとして注目すべきポイント。退職を検討している段階では、職場の人との新たな関係構築に意義を感じにくくなるため、業務外の交流を避ける傾向が強まります。
もちろん、もともと社内行事への参加に消極的な性格の社員もいるため、一概には言えません。しかし、以前は参加していた社員が急に不参加が続くようであれば、何かしらの心境の変化があったと考えるのが自然です。
上司や同僚との距離を置くようになる
報告・連絡・相談のいわゆる「報連相」が極端に減ったり、上司と二人きりの場面を避けるようになったりする変化も、見逃してはなりません。退職の意思を悟られたくないという心理から、必要以上に距離を取ろうとするケースが見受けられます。
また、同僚との付き合い方にも変化が生じることがあります。退職の話題に触れられることを警戒し、これまで仲の良かった同僚とのやり取りすら最小限にとどめるようになるのは、退職に向けた心の準備が進んでいるサインと言えるでしょう。
新卒者の離職を防ぐための対処法【企業・人事向け】
離職のサインに気づいた後、あるいはサインが出る前の段階で、企業側が取れる対策は数多く存在します。ここでは、実務に取り入れやすい具体的な対処法を紹介します。
入社前後のギャップを解消するオンボーディングの充実
リアリティショックによる早期離職を防ぐためには、入社前の段階から業務内容や職場環境のリアルな情報を伝えることが欠かせません。インターンシップや職場見学の実施、配属先の社員との座談会など、入社前に「現場のリアル」を体感できる機会を設けることが有効です。
入社後のオンボーディングにおいても、業務の説明だけでなく、組織の文化や暗黙のルール、部署間の関係性など、マニュアルには書かれていない情報を丁寧に共有することが大切です。入社初日から数か月間にわたる体系的なオンボーディングプログラムを用意している企業では、新卒者の定着率が向上したという報告も多く見られます。
メンター制度や定期的な1on1面談の導入
新卒者が職場で孤立しないためには、気軽に相談できる存在が身近にいることが重要です。年齢の近い先輩社員をメンターとして配置し、業務面だけでなく人間関係やキャリアの悩みについても相談できる体制を整えることで、新卒者の不安を軽減できます。
1on1面談の定期的な実施も効果的な施策です。週1回や隔週など、短いサイクルで上司と対話する機会を設けることで、問題が深刻化する前に兆候をつかむことができます。面談の場では業務の進捗確認だけでなく、「困っていることはないか」「最近どう感じているか」といった心理面に踏み込む質問を投げかけることが大切です。
社内コミュニケーションを活性化させる施策
職場の人間関係が退職理由の上位に位置する以上、社内のコミュニケーション環境を意図的に整えることは離職防止に直結します。
懇親会・歓迎会などの社内イベントを定期開催する
新卒者にとって、業務時間外のカジュアルな場で先輩社員や他部署のメンバーと接点を持つことは、会社への帰属意識を高める大きなきっかけになります。歓迎会や懇親会は新卒者を「仲間として迎え入れる」メッセージとなり、入社直後の不安を和らげる効果が期待できます。
ただし、参加を強制したり、形式的なイベントに終始したりしてしまうと逆効果になる場合もあります。自然に楽しめる雰囲気づくりや、参加しやすい開催形式の工夫が求められます。
部署を超えた交流の場をつくる
同じ部署内の人間関係だけでなく、他部署の社員との接点を持つことで、社内に複数の「居場所」を作ることができます。部署横断のプロジェクトや、シャッフルランチ、社内サークル活動など、普段の業務では接する機会のない人と交流できる仕組みを導入すると、組織全体のコミュニケーションが活性化します。
こうした施策は人事部門や総務部門が主導して仕組みを整えることが多いですが、企画・運営の負担が大きいのも事実です。そのような場合は、社内イベントのプロデュースを専門としている外部サービスの活用も選択肢の一つとなるでしょう。
キャリア形成を支援する仕組みづくり
新卒者が「この会社で成長できる」と感じられるよう、キャリア形成を支援する制度の導入も重要です。たとえば、入社1年目から参加可能な社内研修プログラムの整備、資格取得支援制度、ジョブローテーション制度などが挙げられます。
さらに、上司との面談においてキャリアプランを定期的に話し合う機会を設けることで、新卒者自身が中長期的なビジョンを描きやすくなります。「3年後にどんなスキルを身につけていたいか」「5年後にどのようなポジションを目指したいか」といった具体的な問いかけを通じて、現在の業務と将来の目標をつなげる手助けをすることが効果的です。
労働環境・働き方の見直し
長時間労働やワークライフバランスの崩れが退職理由に挙がっている以上、企業として労働環境の改善に取り組むことは必須と言えます。残業時間の上限管理を徹底するだけでなく、フレックスタイム制度やテレワーク環境の整備、有給休暇の取得促進など、柔軟な働き方ができる環境を構築することが新卒者の定着に寄与します。
こうした制度は「制度があるだけ」では意味がありません。上司自身が率先して早帰りをしたり、有給を取得したりすることで、組織全体に「制度を使ってもいい」という空気を浸透させることが大切です。
退職を考えている新卒者がまずやるべきこと【新卒者向け】
ここまでは主に企業側の視点から解説してきましたが、退職を考えている新卒者自身にも、決断する前に立ち止まって考えてほしいポイントがあります。
退職したい理由を客観的に書き出す
「辞めたい」という感情が湧いてきたとき、まずは自分がなぜ退職したいのかを紙やメモアプリに書き出してみることをおすすめします。漠然とした不満のまま退職を決断すると、転職先でも同じ問題に直面する恐れがあるためです。
書き出す際には、
- 人間関係
- 仕事内容
- 待遇
- 労働時間
- 成長実感
- 企業文化
などのようにカテゴリーを分けて整理すると、自分の不満の本質がどこにあるのかが明確になります。
さらに、書き出した理由のうち「自分の努力で改善できるもの」と「自分ではどうにもならないもの」に仕分けてみると、退職が本当に最善の選択なのかを冷静に判断するための材料になるでしょう。
社内の相談窓口や信頼できる人に話してみる
一人で悩みを抱え込み続けると、ネガティブな思考に陥りやすくなります。まずは社内の相談窓口やメンター、信頼できる先輩に状況を打ち明けてみることが大切です。
話すこと自体に抵抗がある場合は、人事部門が設置している相談窓口や、外部のキャリアカウンセリングサービスを利用する方法もあります。第三者に話を聞いてもらうことで、自分だけでは気づけなかった視点が得られることも珍しくありません。
また、同じ時期に入社した同期と悩みを共有することも心の支えになります。同じ環境にいる仲間が同じような悩みを持っているケースも多く、「自分だけがつらいわけではない」と気づくことで気持ちが楽になることもあるでしょう。
転職活動を始める前に確認しておくべきこと
実際に転職活動を始める前に、確認しておきたいポイントがあります。新卒で入社して間もない段階での転職には、経済面やキャリア面でのリスクが伴うためです。
以下は、転職活動の前に確認すべき代表的な項目です。
- 経済面:退職後の生活費を数か月分確保できているか。失業給付の受給要件(雇用保険の被保険者期間が12か月以上など)を満たしているか
- キャリア面:短期離職が転職市場でどう評価されるかを理解しているか。次の職場で実現したいことが明確になっているか
- 手続き面:退職届の提出時期や引き継ぎに必要な期間を把握しているか。健康保険や年金の切り替え手続きを理解しているか
これらの確認を怠ったまま退職すると、経済的な困窮や再就職の長期化といった問題に直面するリスクが高まります。計画的に準備を進めることが、結果として自分を守ることにつながります。
今の会社に残るメリット・デメリットを比較する
退職を検討する際には、「辞めること」のメリット・デメリットだけでなく、「残ること」のメリット・デメリットも同時に考えてみましょう。現在の会社には、長く在籍することで得られる昇進のチャンスや、社内人脈の蓄積、退職金制度の恩恵など、短期間では見えにくいメリットが存在していることがあります。
一方で、心身の健康に深刻な影響を及ぼすほどの問題がある場合や、ハラスメントなどの違法行為が行われている環境であれば、無理に残る必要はありません。自分の状況を総合的に判断した上で、最も納得のいく選択をすることが重要です。
社内イベントが新卒者の定着率向上に効果的な理由
新卒者の離職防止策としてさまざまな手法を紹介してきましたが、中でも社内イベントの活用は即効性と継続性を兼ね備えた施策として注目されています。
現に、当社にも離職率やチームビルディングに課題を持つ多数の企業様から、社内イベントのご相談が寄せられています。
帰属意識とエンゲージメント向上への効果
社内イベントには、業務上のつながりだけでは生まれにくい「仲間意識」や「一体感」を醸成する力があります。新卒者が「この会社にいていいんだ」「自分は受け入れられている」と実感できる場をつくることは、帰属意識の向上に大きく貢献します。
歓迎会やチームビルディングのイベント、季節の行事に合わせた懇親会などを通じて、新卒者が上司や先輩と自然にコミュニケーションをとれる環境を整えることが大切です。業務中には話しにくい悩みや本音も、リラックスした場であれば共有しやすくなり、結果として早期離職の防止につながります。
新卒社員と既存社員の関係構築を促す
新卒者の離職理由として人間関係の問題が上位に挙がることは先述のとおりですが、社内イベントはまさにこの課題を解決するための有効な手段です。特に、部署を越えた交流イベントでは、新卒者が日常の業務では関わる機会のない社員と顔見知りになることで、社内に複数の相談先や居場所を確保できるようになります。
また、既存社員にとっても、新卒者の人柄や考え方を知る良い機会となります。お互いの理解が深まれば、日常の業務においてもスムーズなコミュニケーションが実現しやすくなるでしょう。
社内イベントの企画・運営はプロへの外注がおすすめ
社内イベントが定着率向上に効果的であることは理解していても、企画・準備・運営にかかる手間や時間を考えると、実施に踏み切れないという人事・総務担当者も多いのではないでしょうか。通常業務を抱えながらイベントの会場手配、プログラム作成、飲食の準備、当日の運営までをこなすのは、担当者にとって大きな負担です。
そのような場合は、社内イベントの企画・運営をプロに任せるという選択肢もあります。
NEO FLAG.のイベントプロデュース
NEO FLAG.は、社内イベントをオンライン・オフライン問わずトータルでプロデュースするサービスです。企画立案から当日の運営まで一貫してサポートしてもらえるため、幹事の負担を大幅に軽減できます。
新入社員の歓迎会やチームビルディングイベント、季節ごとの懇親会など、目的やシーンに合わせた最適なプランを提案してもらえるのが強みです。これまでに2,000件以上のイベントをプロデュースしてきた実績があり、初めてイベントを外注する企業にとっても安心して依頼できるパートナーと言えるでしょう。
NEO DINING.のケータリングサービス
社内イベントの満足度を大きく左右するのが飲食のクオリティです。
NEO DINING.では、法人向けにオードブル宅配やケータリングサービスを展開しており、歓迎会や懇親会に彩りを添えるメニューを幅広く取りそろえています。
オンライン懇親会向けの料理宅配サービス「DeliPa」も用意されており、リモート環境でも参加者全員が同じ食事を楽しめる仕組みが整っています。イベントの形式や参加人数に応じて柔軟に対応してもらえるため、初めてケータリングを利用する企業でも安心です。
まとめ
新卒者の退職・転職は、企業側にとっても新卒者自身にとっても大きな決断です。離職の背景には人間関係の悩みや仕事内容のギャップ、待遇面への不満、キャリアの見通しが立たないことなど、さまざまな理由が複合的に絡み合っています。
企業の人事・総務担当者にとって重要なのは、退職を考えている新卒者が発するサインを早い段階で察知し、適切な対応をとることです。勤怠の変化やコミュニケーションの減少といった兆候を見逃さず、1on1面談やメンター制度を活用して対話の機会を確保することが離職防止の第一歩となります。
また、社内コミュニケーションの活性化は新卒者の定着率向上に直結する施策です。歓迎会や懇親会をはじめとする社内イベントは、新卒者と既存社員の関係構築を促し、帰属意識を育む貴重な場となります。イベントの企画・運営に課題を感じている場合は、NEO FLAG.のような専門のプロデュースサービスを活用することで、質の高いイベントを効率的に実現できます。
新卒者の離職を「仕方のないこと」として放置するのではなく、組織として向き合い、改善を続けていくことが、長期的な企業成長の礎となるでしょう。
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以下のページでは、コロナ禍の社内イベントや社内コミュニケーション活性化に役立つPDF資料を配布中です。すべてダウンロードは無料です(内容の改ざん、二次配布は禁止とさせていただきます)
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