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こんにちは!NEO FLAG.です。
企業の成長と発展を支える人事総務部門は、従業員が働きやすい環境を整え、組織全体のパフォーマンスを最大化する重要な役割を担っています。その業務範囲は採用から退職まで、そして快適な職場環境の構築まで、実に多岐にわたります。
本記事では、人事総務の具体的な仕事内容から必要なスキル、やりがいまで詳しく解説します。
これから人事総務を目指す方、現在人事総務として働いている方、そして社内イベントの企画やケータリングの活用を検討されている方にとって、実務に役立つ情報をお届けします。
人事総務とは?基本的な役割と企業における位置づけ

人事総務部門は、企業の最も重要な資産である「人材」と、その人材が最大限の力を発揮できる「環境」を整える、経営の要となる部門です。
人事総務部門の存在意義は、単に業務を遂行することだけではありません。
従業員が安心して働ける環境を整備し、その能力を最大限に引き出すことで、企業の持続的な成長を実現することこそが、人事総務の本質的な役割です。経営戦略の実現に向けて、人と組織の側面から具体的な施策を立案・実行し、企業価値の向上に貢献することが期待されています。
人事総務部門の定義と組織内での重要性
人事総務とは、従業員の採用・育成・評価といった人事機能と、オフィス管理・社内制度整備といった総務機能を担う部門の総称です。
企業によっては別々の部門として運営される場合もありますが、中小企業では一体的に運営されることが多く、両機能の連携により効率的な組織運営を実現しています。
人事部門と総務部門の違いと連携のポイント
人事部門は主に「人」に関わる業務を担当し、採用・教育・評価・労務管理を通じて人的資源の最適化を図り、総務部門は「組織運営」に関わる業務を中心に、施設管理・備品調達・社内イベント企画などを行います。
両部門の連携が特に重要となるのは、新入社員の受け入れや社内イベントの実施時です。
例えば、入社式では人事が式典内容を企画し、総務が会場設営やケータリング手配を担当するなど、密接な協力が必要となります。
このような場面でスムーズな連携を実現するには、定期的な情報共有と役割分担の明確化が欠かせません。
企業規模による人事総務の体制と特徴
企業規模によって人事総務の組織体制や求められる役割は大きく異なります。そのためそれぞれの規模に応じた特徴を理解することで、自社に最適な体制構築や、キャリア選択の参考にすることができるでしょう。
大企業、中小企業、スタートアップそれぞれにおいて、人事総務が直面する課題や機会は違うことが多いでしょう。しかしいずれの規模においても「人と組織の力を最大化する」という根本的な使命は変わりません。
規模に応じた最適な体制を構築し、効率的かつ効果的な運営を実現することが、企業の競争力強化につながります。
大企業における人事総務の組織構造
大企業では専門性の高い組織体制が構築され、採用専門チーム、教育研修チーム、労務チームなど機能別に細分化されています。各チームが専門知識を活かして業務を遂行することで、高度な人事戦略の実現が可能となります。
中小企業における人事総務の役割
中小企業では少人数で幅広い業務をカバーするため、マルチタスク能力が求められます。例えば一人の担当者が採用から給与計算、社内イベントまで手がけることも珍しくありません。このような環境では、外部サービスの活用が業務効率化の鍵となるでしょう。
スタートアップ企業での人事総務の特徴
急成長するスタートアップでは、人事総務担当者は組織拡大に対応しながら企業文化を醸成する役割を担います。採用活動と組織づくりを同時進行で進め、限られたリソースで最大の効果を生み出す工夫が求められるでしょう。
人事総務の主要な仕事内容【人事編】

人事部門の業務は、企業の成長を支える人材マネジメントの中核。
その役割は採用から退職まで、従業員のライフサイクル全体をカバーする幅広い領域にわたります。これらの業務は相互に関連し合い、一貫性のある人事戦略のもとで実行されることで、組織力の向上につながります。
以下、主要な業務内容について詳しく見ていきましょう。
- 採用・人材獲得に関する業務
- 労務管理・勤怠管理業務
- 人材育成・教育研修の企画運営
- 人事評価・人事制度の設計運用
採用・人材獲得に関する業務

採用・人材獲得は、企業の未来を左右する最も重要な人事業務の一つ。優秀な人材を確保できるかどうかが、企業の成長性や競争力に直結するため、戦略的かつ計画的なアプローチが不可欠です。
採用業務は、単に欠員補充を行うだけでなく、企業の中長期的な成長戦略を見据えた人材ポートフォリオの構築という観点が重要です。どのような人材が、いつ、どの程度必要になるのかを予測し、先手を打って採用活動を展開することが求められます。
また、採用ブランディングの強化により、優秀な人材から選ばれる企業となることも重要な課題です。
採用計画の立案と実行
採用計画は経営戦略と連動して策定されます。まずは各部門のニーズを把握し、必要な人材像を明確化した上で、採用人数・時期・手法を決定。新卒採用では年間スケジュールを立て、インターンシップから内定まで一貫した採用活動を展開します。
面接・選考プロセスの管理
書類選考から最終面接まで、公平で効果的な選考プロセスを設計・運営します。評価基準の統一化、面接官トレーニング、選考状況の進捗管理など、質の高い採用を実現するための仕組みづくりが重要です。
内定者フォローと入社手続き
内定から入社までの期間、定期的なコミュニケーションを取り、内定者の不安を解消することも人事の大切な仕事の一つです。内定者懇親会の開催、入社前研修の実施など、スムーズな入社を支援する施策を展開します。
労務管理・勤怠管理業務
労務管理・勤怠管理は、法令遵守と従業員の健康・安全を守る上で欠かせない業務です。昨今では働き方改革関連法の施行により、より厳格な労働時間管理が求められます。このようんな背景下で、適切な管理体制の構築と運用が企業の社会的責任として重要性を増している。
これらの業務は、ミスが許されない精緻さが求められる一方で、従業員一人ひとりの状況に応じた柔軟な対応も必要です。法令を遵守しながら、従業員が働きやすい環境を整備するバランス感覚が、労務管理担当者には求められています。
給与計算と社会保険手続き
毎月の給与計算では、勤怠データの集計から各種控除の計算まで、正確な処理が求められます。年末調整や社会保険の各種手続きも、期限内に確実に実施するのは必須。
勤怠管理システムの運用
出退勤管理、残業時間の把握、有給休暇の管理など、労働時間の適正管理を行います。働き方改革関連法への対応として、時間外労働の上限規制や有給取得義務化への対応も重要な業務です。
労働法令への対応とコンプライアンス
労働基準法をはじめとする各種法令への対応、就業規則の整備、ハラスメント防止対策など、コンプライアンス体制の構築と運用を担います。
人材育成・教育研修の企画運営
人材育成は、企業の持続的成長を支える重要な投資です。技術革新やビジネス環境の変化が加速する中、従業員の能力開発は企業の競争力維持に不可欠な要素となっています。
効果的な教育研修プログラムの設計と実施により、従業員の成長を促進し、組織全体のパフォーマンス向上実現を目指しましょう。
教育研修の企画においては、経営戦略との整合性、現場のニーズ、個人のキャリア開発の3つの視点をバランスよく取り入れることが重要です。また、学習効果を最大化するため、様々な学習手法を組み合わせた設計も求められています。
新入社員研修の設計と実施
ビジネスマナーから実務スキルまで、体系的な研修プログラムを設計します。座学だけでなく、ロールプレイングやOJTを組み合わせ、実践的な学習機会を提供しましょう。
階層別研修プログラムの開発
若手・中堅・管理職など、各階層に必要なスキルを明確化し、適切な研修を企画しましょう。外部講師の活用や他社との合同研修など、効果的な学習機会を創出します。
スキルアップ支援制度の構築
資格取得支援、通信教育補助、社内勉強会の開催など、従業員の自発的な学習を支援する制度を整備します。
人事評価・人事制度の設計運用
人事評価・人事制度は、従業員のモチベーションと組織の活性化に直結する重要な仕組み。
公平性と透明性を確保しながら、企業の価値観や戦略を反映した制度設計が求められます。
評価制度は単なる査定の仕組みではなく、従業員の成長を促進し、組織の目標達成を支援するマネジメントツールとして機能すべきです。そのためには、評価結果を適切にフィードバックし、次の成長につなげるサイクルを確立することが重要。また、時代の変化に応じて制度を柔軟に見直し、常に最適な状態を維持する必要があります。
評価制度の構築と改善
公正で透明性の高い評価制度を設計し、従業員のモチベーション向上につなげます。目標管理制度やコンピテンシー評価など、企業特性に応じた制度を構築しましょう。
昇進・昇格制度の管理
キャリアパスを明確化し、昇進・昇格の基準を設定します。昇格試験の実施や昇進後のフォロー体制構築も重要な業務です。
報酬制度の設計と運用
市場競争力のある報酬水準を設定し、成果に応じた適切な処遇を実現します。給与体系の設計から賞与算定まで、総合的な報酬制度を運用しましょう。
人事総務の主要な仕事内容【総務編】

総務部門は、快適で生産的な職場環境の構築を通じて、組織全体のパフォーマンス向上に貢献しています。
一見すると地味に見える業務も多いですが、これらの業務を適切に行うことで、従業員は本来の業務に集中でき、組織全体の生産性向上につながると言えるでしょう。
オフィス環境の整備から社内制度の構築まで、総務部門が担う役割を詳しく解説します。
- オフィス環境・施設管理業務
- 社内イベント・行事の企画運営
- 社内コミュニケーション活性化施策
- 各種規程・ルールの整備と管理
オフィス環境・施設管理業務
オフィス環境は、従業員の生産性、創造性、満足度に大きな影響を与える重要な要素。単なる作業場所としてのオフィスから、コラボレーションを促進し、イノベーションを生み出す場へと、オフィスの役割は進化しています。
施設管理においては、日常的なメンテナンスから大規模な改修まで、計画的な管理が求められます。環境への配慮やコスト最適化の観点から、省エネルギー対策や効率的なスペース活用も重要な課題となっています。快適性と機能性、そしてコストのバランスを取りながら、最適な職場環境を維持・改善していくことが総務部門の重要な役割です。
オフィスレイアウトの企画と改善
働き方の変化に対応したオフィスレイアウトを企画します。フリーアドレスの導入、コラボレーションスペースの設置など、生産性向上につながる環境を構築します。
備品・設備の管理と調達
文房具から什器まで、必要な備品を適切に管理・調達することも大切です。コスト削減と品質確保のバランスを取りながら、効率的な調達を実現します。
安全衛生管理とBCP対策
職場の安全衛生管理、防災対策、事業継続計画の策定など、リスク管理体制を構築しましょう。定期的な訓練実施により、有事への備えを強化します。
社内イベント・行事の企画運営

社内イベントは、日常業務では得られない交流機会を創出し、組織の一体感を高める貴重な場。組織文化の醸成と従業員エンゲージメントの向上において極めて重要な役割を果たすでしょう。
成功する社内イベントには、明確な目的設定と綿密な企画が不可欠です。参加者のニーズを把握し、企業文化に合致した内容を設計することで、高い満足度を実現可能。
また、イベント後のフォローアップも重要で、参加者からのフィードバックを次回に活かすPDCAサイクルの確立が求められます。質の高いイベントを効率的に実施するため、イベントプロデュースのNEO FLAG.のような社内イベントのプロを活用することも有効な選択肢となるでしょう。
全社イベント(創立記念・納会・キックオフ等)の企画
創立記念パーティーや納会、キックオフミーティングなど、組織の節目となるイベントを企画・運営しましょう。
これらのイベントは従業員の一体感を醸成し、モチベーション向上に大きく貢献します。イベント成功のためには、企画力と実行力の両方が求められます。NEO FLAG.のようなイベントプロデュース会社との連携により、質の高いイベントを効率的に実現することができます。
部門間交流イベントの設計と実施
部門の垣根を越えた交流は、組織のサイロ化を防ぎ、イノベーションを促進します。スポーツ大会、懇親会、ワークショップなど、様々な形式で交流機会を創出しましょう。参加しやすい雰囲気づくりと、継続的な交流につながる仕組みづくりが重要です。
オンライン・ハイブリッドイベントの運営ノウハウ
リモートワークの普及により、オンラインやハイブリッド形式のイベントが増加。技術的な準備から参加者エンゲージメントの維持まで、新しいスキルが求められます。法人・団体向けイベントプロデュース会社のNEO FLAG.では、2000件以上の実績を活かし、オンライン・ハイブリッドイベントの企画から配信まで、ワンストップでサポートしています。
社内コミュニケーション活性化施策

効果的な社内コミュニケーションは、組織の健全性を保ち、従業員の帰属意識を高める上で不可欠。情報の透明性を確保し、双方向のコミュニケーションを促進することで、風通しの良い組織文化を構築できます。
デジタルツールの活用により、コミュニケーションの手段は多様化していますが、重要なのはツールではなく、コミュニケーションの質。経営層のメッセージが現場に正しく伝わり、現場の声が経営層に届く仕組みを構築することが、組織の一体感を生み出します。
定期的なコミュニケーション施策の効果測定を行い、継続的な改善を図ることも重要です。
社内報・社内ポータルの運営
経営メッセージや部門情報を共有し、組織の一体感を醸成。読まれる媒体づくりのため、従業員参加型コンテンツも積極的に取り入れます。
経営メッセージの浸透施策
経営層と従業員が直接対話することを目的として開催される全体集会形式の会議である「タウンホールミーティング」や対話会を通じて、経営層の思いを現場に伝えます。メッセージの明確化と反復により、従業員の理解と共感を得ましょう。
従業員エンゲージメント向上の取り組み
エンゲージメントサーベイの実施、1on1ミーティングの導入、承認文化の醸成など、従業員満足度向上のための施策を展開します。
各種規程・ルールの整備と管理
企業活動を円滑に進めるためには、明確なルールと規程の整備が不可欠。これらは単なる規制ではなく、従業員が安心して働ける環境を保証し、公平性を担保する重要な基盤となります。
規程の整備においては、法令遵守はもちろんのこと、自社の実情に即した実効性のあるルール作りが重要で、作って終わりではなく、定期的な見直しと更新が必要です。
社会情勢の変化や法改正に対応しながら、常に最適な規程体系を維持することが求められます。また、従業員への周知徹底も重要な業務であり、研修や説明会を通じて理解促進を図る必要があるでしょう。
就業規則・社内規程の策定
労働基準法に準拠した就業規則を策定し、職場秩序を維持しましょう。情報セキュリティ規程やハラスメント防止規程など、各種規程も整備します。
文書管理・情報セキュリティ対策
文書の作成・保管・廃棄ルールを明確化し、情報資産を適切に管理しましょう。セキュリティポリシーの策定と従業員教育により、情報漏洩リスクを低減します。
各種申請・承認フローの構築
経費精算や休暇申請など、各種申請プロセスを効率化しましょう。ワークフローシステムの導入により、ペーパーレス化と業務効率化を実現します。
人事総務に必要なスキルと資質

人事総務のプロフェッショナルには、専門的な知識・技術(ハードスキル)と、対人関係能力(ソフトスキル)の両方が求められます。これらのスキルは独立したものではなく、相互に補完し合いながら、実務において発揮されるもの。
変化の激しいビジネス環境において、継続的なスキルアップが不可欠となっています。
ハードスキル(専門知識・技術)
人事総務のプロフェッショナルとして活躍するためには、確固たる専門知識と技術的スキルが不可欠。これらのハードスキルは、日々の業務を正確かつ効率的に遂行するための基盤となります。
法令知識、システム操作能力、データ分析スキルなど、求められるハードスキルは多岐にわたり、特に近年では、HRテクノロジーの進化に伴い、デジタルリテラシーの重要性が高まっています。
また、グローバル化の進展により、語学力や異文化理解力も重要なスキル。これらのスキルは、継続的な学習と実践により習得・向上させることができます。
労働法令・社会保険の知識
労働基準法、社会保険関連法規など、人事労務に関する法的知識は必須です。法改正にも迅速に対応できる学習意欲が求められます。
データ分析・ITリテラシー
人事データの分析、HRテクノロジーの活用など、デジタルスキルの重要性が高まっています。ExcelやBIツールを使いこなす能力が求められます。
プロジェクトマネジメント能力
採用プロジェクトや制度改革など、複数の関係者を巻き込むプロジェクトを推進する能力が必要です。
ソフトスキル(対人能力・マインドセット)
人事総務は「人」を扱う仕事。だからこそ専門知識だけでなく、高度な対人スキルが求められます。従業員との信頼関係を構築し、組織内の様々な課題を解決していくためには、優れたコミュニケーション能力と共感力が不可欠です。
また、公平性と守秘義務を守りながら、時には難しい判断を下す必要があります。そのためには強い倫理観と判断力も重要。変化の激しい環境においては、柔軟性と適応力も求められます。
これらのソフトスキルは、日々の業務経験を通じて磨かれていきますが、意識的な自己研鑽も重要です。
コミュニケーション力と調整力
経営層から現場まで、様々な立場の人と円滑にコミュニケーションを取る能力は不可欠。利害調整能力も重要です。
職場でコミュ力が高い人の特徴 |共通点やメリット、他者との違いなど
https://neodining-catering.com/column/communication-value/
問題解決力と提案力
現場の課題を発見し、解決策を提案する能力が求められます。データに基づいた論理的な提案が重要です。
守秘義務の意識と倫理観
個人情報や機密情報を扱うため、高い倫理観と守秘義務の意識が必要です。
キャリアアップに有利な資格・スキル
人事総務分野でのキャリアアップを目指す上で、資格取得は専門性を証明する有効な手段。また、時代のニーズに応じた新しいスキルの習得も、差別化要因として重要です。
資格については、業務内容や目指すキャリアに応じて戦略的に選択することが大切で、単に資格を取得するだけでなく、実務での活用を意識した学習が重要。また、資格以外にも、プレゼンテーションスキル、ファシリテーションスキル、プロジェクトマネジメントスキルなど、汎用的なビジネススキルの向上も、キャリアアップには欠かせません。
人事・労務関連の資格
社会保険労務士、衛生管理者、メンタルヘルス・マネジメント検定など、専門性を証明する資格が有効です。
ビジネススキル系の資格
ビジネス実務法務検定、日商簿記検定など、幅広いビジネススキルを身につけることも良いでしょう。
最新トレンドへの対応力
HRテック、ピープルアナリティクス、ウェルビーイングなど、最新トレンドへの理解と実践力が差別化要因となります。
人事総務のやりがいとキャリアパス

人事総務職には、他の職種では得られない独自のやりがいと、多様なキャリアパスが存在します。
人と組織に関する深い知見を身につけることで、将来的には経営層として活躍する道も開かれていると言えるでしょう。
ここでは、人事総務職特有のやりがいと、多様なキャリアパスについて詳しく見ていきます。
人事総務職のやりがいと魅力
人事総務職は、企業と従業員の両方に価値を提供できる、非常にやりがいのある職種。
自身の仕事が組織全体に与える影響を実感でき、多くの人の成長と幸福に貢献できることは、他の職種では得られない大きな魅力です。
例えば「採用した人材が成長し活躍する姿を見守ることができること」、「構築した制度が組織に定着し効果を発揮する様子を確認できること」など、長期的な視点で成果を実感できることも魅力の一つ。
また、経営層と現場をつなぐ立場として、組織の中核で働けることも、キャリア形成において大きなメリットとなります。
組織全体への貢献実感
採用した人材が活躍する姿、構築した制度が組織に浸透する様子など、自身の仕事が組織全体に与える影響を直接感じることができます。
従業員の成長を支える喜び
研修や評価制度を通じて、従業員の成長を間近で見守ることができます。キャリア相談に乗り、その人の可能性を引き出すことは大きなやりがいです。
経営に近いポジションでの仕事
経営戦略と連動した人事戦略の立案など、経営に近い立場で仕事ができることも魅力の一つです。
キャリアパスと将来性
人事総務のキャリアパスは多様であり、個人の志向や強みに応じて様々な道を選択可能。専門性を追求するスペシャリスト、幅広い知見を持つゼネラリスト、さらには経営層へと、多様なキャリアの可能性が開かれています。
人材の重要性がますます高まる中、人事総務の専門性を持つ人材の市場価値は上昇傾向にあり、特にデジタル化やグローバル化に対応できる人材、戦略的思考を持つ人材は、高く評価される傾向があります。継続的なスキルアップと経験の蓄積により、着実にキャリアを構築することができる職種です。
スペシャリストとしての道
採用、労務、教育など特定分野の専門家として、深い専門性を追求するキャリアパスがあります。
ゼネラリストとしての道
人事総務全般を統括する管理職として、組織運営を担うキャリアパスも選択可能。
経営層へのステップアップ
CHROやCOOなど、経営層として活躍する道も開かれています。人と組織に関する知見は、経営において重要な要素です。
人事総務のプロフェッショナルになるために
人事総務のプロフェッショナルとして成功するためには、専門性の追求と実践経験の蓄積の両方が重要です。日々の業務に真摯に取り組みながら、常に改善と革新を意識することが成長への近道となります。
継続的な学習と情報収集
法改正情報、最新の人事トレンド、他社事例など、常に新しい情報を収集し、学び続ける姿勢が重要です。
社内外ネットワークの構築
他部門との連携、同業他社との情報交換など、幅広いネットワークを構築することで、視野を広げることができます。
実務経験の積み重ね方
様々なプロジェクトに積極的に参画し、幅広い経験を積むことが成長への近道です。
人事総務の業務効率化と外部リソース活用
人事総務部門は、限られた人員で幅広い業務をカバーする必要があるため、業務効率化は避けて通れない課題。テクノロジーの活用と外部リソースの戦略的な活用により、コア業務に集中できる環境を構築することが重要です。ここでは、具体的な効率化の手法と、外部サービス活用のポイントについて解説します。
特に中小企業においては、すべての業務を内製化することは現実的ではありません。コストパフォーマンスと業務品質のバランスを考慮しながら、最適なリソース配分を行うことが求められます。定型業務のアウトソーシングや、専門性の高い業務での外部専門家の活用など、メリハリのある外部リソース活用が成功の鍵となるでしょう。
業務効率化のためのツール・システム活用
デジタル技術の進化により、人事総務業務の効率化を実現する様々なツールやシステムが登場しています。これらを適切に活用することで、定型業務の自動化と、より戦略的な業務への注力が可能となるでしょう。
HRテクノロジーの導入メリット
クラウド型人事システムの導入により、データの一元管理と業務の自動化を実現できます。リアルタイムでの情報共有も可能になります。
業務自動化による生産性向上
定型業務のRPA化、AIチャットボットの活用など、テクノロジーを活用した業務効率化が進んでいます。
データドリブンな意思決定
人事データの分析により、勘や経験に頼らない客観的な意思決定が可能となります。
アウトソーシングの効果的な活用方法
限られたリソースで最大の成果を出すためには、アウトソーシングの戦略的な活用が不可欠。すべてを内製化するのではなく、コア業務と非コア業務を明確に区分し、外部リソースを効果的に活用することで、組織全体の生産性を向上させることができます。
給与計算・社会保険業務の外注
専門性が高く、ミスが許されない業務は、専門業者への外注が効果的です。法改正への対応も任せることができます。
採用代行サービスの利用
母集団形成や一次選考など、工数のかかる業務を外注することで、コア業務に集中できます。
研修・教育プログラムの外部委託
専門的な研修は外部講師を活用することで、質の高い教育機会を提供可能。
社内イベント運営の外部委託メリット
社内イベントの企画運営を専門業者に委託することは、質の高いイベントを効率的に実現する有効な選択肢。プロフェッショナルのノウハウを活用することで、参加者満足度の高いイベントを開催できます。
プロフェッショナルによる企画提案
NEO FLAG.のようなイベントプロデュース会社は、豊富な実績に基づいた企画提案が可能です。目的に応じた最適なイベント設計により、参加者満足度の高いイベントを実現できるでしょう。
ケータリング・会場手配のワンストップサービス
会場選定、ケータリング手配、機材準備など、イベントに必要なすべてをワンストップで対応可能です。担当者の負担を大幅に軽減しながら、クオリティの高いイベントを開催できるでしょう。
従業員満足度向上への貢献
NEO FLAG.では、リアル・オンライン・ハイブリッドすべての形式に対応し、全従業員が参加しやすい環境を提供しています。このような質の高いイベントは、従業員エンゲージメントの向上に大きく貢献します。
まとめ:人事総務として成功するために
本記事では、人事総務の幅広い業務内容から必要なスキル、やりがい、キャリアパスまで体系的に解説してきました。
人事総務は、企業の「人」と「組織」を支える要として、経営戦略の実現に不可欠な役割を担っています。その責任は重大ですが、同時に大きなやりがいと成長機会に満ちた職種でもあると言えるでしょう。
人事総務の仕事の本質と心構え
人事総務の本質は、「人と組織の可能性を最大化すること」にあります。従業員一人ひとりが能力を発揮できる環境を整え、組織全体のパフォーマンス向上に貢献することが使命です。常に従業員の立場に立って考え、公平性と透明性を保ちながら、組織の発展に寄与する姿勢が求められます。
これからの人事総務に求められる役割
デジタル化、多様性の尊重、ウェルビーイングの重視など、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。これからの人事総務には、変化を先取りし、新しい働き方や組織のあり方を提案する役割が期待されています。データを活用した科学的なアプローチと、人間的な温かみのあるコミュニケーションの両立が重要となります。
継続的な成長とキャリア形成のポイント
人事総務のプロフェッショナルとして成長し続けるためには、学び続ける姿勢と実践の積み重ねが不可欠です。社内外のネットワークを活用し、最新情報や他社事例を積極的に収集しましょう。
また、NEO FLAG.のような社内イベントのプロとの協業を通じて、新しい視点や手法を学ぶことも有効です。自身の専門性を高めながら、組織全体を俯瞰する視野を持ち、経営と現場をつなぐ架け橋として活躍することが、人事総務としての成功への道となります。
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