この記事の目次
- アイスブレイクとは?ビジネスシーンで注目される理由を確認しておきましょう
- アイスブレイクが効果を発揮する主なビジネスシーンを押さえておきましょう
- 商談で使える鉄板雑談ネタ「木戸に立てかけし衣食住」を覚えておきましょう
- 研修・ワークショップで盛り上がるアイスブレイクゲーム7選をご紹介します
- チームビルディングを成功させる鉄板質問・ワーク9選を体系的に整理しておきましょう
- オンライン会議・オンライン懇親会で使えるアイスブレイクネタを工夫してみましょう
- シーン別・参加人数別アイスブレイクネタの選び方を整理しておきましょう
- アイスブレイクを実施する際の注意点とタブーも押さえておきましょう
- 食事を共にすることが最強のアイスブレイクになる理由について考えてみましょう
- 社内イベントのアイスブレイクはプロに任せるという選択肢も検討してみてください
- まとめ|アイスブレイクで商談・研修・チームビルディングを成功に導きましょう
- 【ダウンロードOK】社内イベントやコミュニケーション活性化に役立つ資料も無料配布!
- オンライン懇親会・オンラインイベントについて詳しく知りたい方は「デリマガ」もチェック
- NEO FLAG.のサービス

こんにちは!NEO FLAG.です。
商談の冒頭、研修のオープニング、チームビルディングのキックオフ──そんな緊張感の漂う場面で「最初の数分間をどう乗り切るか」に頭を悩ませた経験はありませんか?参加者同士の表情が硬いまま本題に入ってしまうと、その後の議論や学びの質まで落ちてしまいがちです。
そこで力を発揮するのが「アイスブレイク」と呼ばれる短時間のコミュニケーション施策。場の空気を一気にやわらげ、参加者の本音を引き出し、その後の時間を有意義なものへと変えてくれます。
本記事では、商談で使える鉄板の雑談ネタから、研修・チームビルディング・オンライン懇親会で盛り上がるゲームまで、社内イベントを企画する総務・人事の方が今日から実践できるアイデアをまとめてご紹介。場面に応じて使い分けられるよう、注意点やプロの活用法まで詳しく解説していきます。
アイスブレイクとは?ビジネスシーンで注目される理由を確認しておきましょう

アイスブレイクという言葉自体は耳にしたことがあっても、その本来の意味や狙いについては意外と曖昧なまま使われていることが少なくありません。まずはこの章で、言葉の成り立ちから、近年のビジネスシーンで重視されている背景、そして導入によって得られる効果までを順に整理していきます。基本を押さえることで、後に紹介するネタの選び方にも納得感が生まれるはずです。
アイスブレイクの意味と語源
アイスブレイク(Ice Break)とは、直訳すると「氷を砕く」という意味です。ここでいう「氷」は、初対面の相手との間に漂う緊張感や、まだ打ち解けていないチームの硬い空気を指します。その氷をやわらかく溶かし、参加者同士が自然に会話できる状態をつくる手法──それがアイスブレイクです。
もともとは欧米の教育現場やワークショップで生まれた概念でしたが、現代の日本では商談・会議・研修・社内イベントなど、あらゆるビジネスシーンに広く浸透しています。具体的には、軽い雑談、簡単なゲーム、自己紹介の工夫といった形で実施されることが多く、所要時間は数分から長くても30分程度に収まるのが一般的です。
「ただの雑談と何が違うのか」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。最大の違いは、明確な目的を持っているという点。アイスブレイクは「場をほぐす」「相互理解を深める」「その後の本題をスムーズに進める」という意図のもとに設計されたコミュニケーション手法なのです。
ビジネスシーンでアイスブレイクが必要とされる背景
なぜ今、アイスブレイクがこれほど注目されているのでしょうか。背景には、働き方や組織のあり方が大きく変化している現代特有の事情があります。
まず一つには、リモートワークやハイブリッドワークの普及があります。対面で雑談する機会が減ったことで、同じ部署のメンバー同士でもお互いのことを十分に知らないまま仕事を進めるケースが増えました。会議に集まっても、画面越しではなかなか本音が出にくいという声もよく聞かれます。
もう一つの背景は、組織の多様化です。世代・国籍・働き方・価値観の異なるメンバーが同じチームで働く時代になり、共通の話題を見つけること自体が難しくなりました。だからこそ、誰もが安心して参加できるアイスブレイクの設計が、組織の生産性を左右する重要な要素として位置づけられているのです。
さらに、新入社員や中途入社のメンバーが既存のチームに早く馴染めるかどうかは、定着率にも直結する課題。研修や歓迎会の冒頭でしっかりとアイスブレイクを行うことで、こうした人材定着の問題にもプラスに働くと考えられています。
アイスブレイクで得られる4つの効果

アイスブレイクを上手に取り入れることで、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。ここからは、ビジネスシーンで実感されやすい代表的な4つの効果を順に見ていきます。
- 緊張をほぐし発言しやすい雰囲気を作る
- 参加者同士の相互理解を促進する
- その後の議論や研修の質を高める
- 信頼関係の構築につながる
緊張をほぐし発言しやすい雰囲気を作る
最も基本的かつ重要な効果が、その場の緊張をほぐすことです。人は緊張状態にあると、思考が硬直し、創造的な発言や率直な意見が出にくくなります。アイスブレイクで笑いや軽い会話を挟むことにより、参加者の心理的なハードルが下がり、その後の議論で意見を出しやすい土壌が整います。
参加者同士の相互理解を促進する
短時間でも、お互いの趣味や価値観に触れる時間を設けることで、参加者同士の理解は驚くほど深まります。「あの人はこういう一面があったのか」という発見が一つあるだけで、その後のコミュニケーションは格段にスムーズになるもの。特に部署を横断したプロジェクトや、初対面のメンバーが集まる場では欠かせないステップといえるでしょう。
その後の議論や研修の質を高める
リラックスした状態で本題に入ることができれば、研修の理解度や会議でのアイデア発想力にも好影響が及びます。ある意味でアイスブレイクは、本番のパフォーマンスを最大化するための「準備運動」のようなもの。短時間の投資で得られるリターンは想像以上に大きいと言えます。
信頼関係の構築につながる
繰り返しアイスブレイクを通じて交流を重ねることで、チーム内に少しずつ信頼関係が育まれていきます。日々の業務だけでは触れにくいパーソナルな一面を知ることが、安心して意見を交わせる土台になっていくのです。
アイスブレイクが効果を発揮する主なビジネスシーンを押さえておきましょう

ひとくちにアイスブレイクといっても、活用できるシーンは多岐にわたります。シーンによって参加者の関係性や時間の制約、求められる雰囲気が異なるため、同じネタが必ずしもすべての場面で機能するわけではありません。この章では、特にアイスブレイクが効果を発揮しやすい5つの代表的なビジネスシーンを取り上げ、それぞれの特徴と適したアプローチの方向性を整理していきます。
商談・営業の冒頭
初対面の取引先との商談では、最初の数分が後の展開を大きく左右します。いきなり商品説明や提案に入ってしまうと、相手は身構えてしまい、本音や課題を引き出すことが難しくなるもの。そこで、本題に入る前のほんの2〜5分程度、当たり障りのない話題で場を温めることが効果的です。
商談シーンでは、ゲーム形式のアクティビティは現実的ではありません。あくまで自然な雑談として、相手が答えやすいテーマを選ぶことがポイントです。後ほど紹介する「木戸に立てかけし衣食住」のフレームは、まさにこのシーンで最も活躍するでしょう。
社内研修・新入社員研修
新入社員研修やスキルアップ研修の冒頭は、アイスブレイクの活躍場面の代表格です。研修参加者の多くは「これから何をするのだろう」「うまくできるだろうか」という不安を抱えています。冒頭にゲームや簡単な自己紹介を組み込むことで、その不安をやわらげ、研修への集中力を高める効果が期待できます。
研修というフォーマルな場だからこそ、5〜15分程度の枠を確保してしっかりとアイスブレイクを行う価値があります。参加者同士が互いの名前と顔を覚えることで、その後のグループワークも円滑に進むようになります。
会議・ワークショップ
定例会議や企画ワークショップの冒頭でも、アイスブレイクは有効です。特にブレインストーミングのようにアイデア出しを目的とする会議では、最初に頭をやわらかくしておくことが成果に直結します。短時間で完結する「GOOD&NEW」のようなネタは、こうした場面で重宝されるでしょう。
チームビルディング・懇親会
部署対抗のレクリエーション、慰労会、納会、歓迎会といった社内イベントでは、アイスブレイク自体がメインコンテンツの一部になることもあります。普段は接点の少ないメンバー同士が交流するきっかけを生み出すため、ゲーム性のあるネタや、深い対話を促す質問形式のワークが効果を発揮します。
オンライン会議・オンライン懇親会
リモート環境で実施される会議や懇親会では、対面以上にアイスブレイクの工夫が求められます。画面越しでは表情やジェスチャーが伝わりにくく、沈黙が生まれやすいという特性があるため、進行の設計次第で場の雰囲気が大きく変わるからです。
オンライン特有のネタを取り入れたり、料理宅配などの食体験を組み合わせたりすることで、リアルに引けを取らない盛り上がりを生み出すことも可能です。NEO FLAG.でも、こうしたオンライン懇親会のプロデュース実績を多数積み重ねています。
商談で使える鉄板雑談ネタ「木戸に立てかけし衣食住」を覚えておきましょう
ここからは、実際にどんなネタを使えばいいのか、具体的な引き出しを増やしていきます。最初に紹介するのは、ビジネス雑談の世界で長年使われてきた王道のフレームワーク「木戸に立てかけし衣食住(キドニタテカケシイショクジュウ)」です。覚えやすい語呂合わせで、初対面の相手との会話に困ったときの引き出しとしてストックしておくと、商談はもちろん社内の他部署メンバーとの雑談にも応用できます。
「木戸に立てかけし衣食住」とは
「木戸に立てかけし衣食住」とは、雑談の鉄板テーマの頭文字をつなげた覚え方のことです。「キ・ド・ニ・タ・テ・カ・ケ・シ・衣・食・住」というそれぞれの文字に、特定の話題ジャンルが対応しています。
このフレームの最大の利点は、年代・性別・職種を問わず誰にでも当てはまる普遍的な話題で構成されている点です。相手の情報が事前にほとんど得られない初対面の商談でも、このリストから一つピックアップすれば、まず会話の糸口を見つけることができます。
「木戸に立てかけし衣食住」の各テーマと対応する話題ジャンルを一覧で示します。
| 頭文字 | テーマ | 内容 |
| キ | 季節・気候 | 暑さ・寒さ・季節の行事 |
| ド | 道楽・趣味 | 趣味、休日の過ごし方 |
| ニ | ニュース | 時事ネタ、業界トレンド |
| タ | 旅 | 旅行、出張先 |
| テ | テレビ | テレビ番組、エンタメ |
| カ | 家族 | 家族構成、子育て |
| ケ | 健康 | 健康法、運動習慣 |
| シ | 仕事 | 業界の動向、職種の話 |
| 衣 | 衣類 | 服装、持ち物 |
| 食 | 食事 | 好きな料理、おすすめの店 |
| 住 | 住居 | 出身地、住んでいる地域 |
それぞれのテーマについて、具体的な切り出し方を順番に解説していきましょう。
キ:季節・気候の話題
季節や気候の話題は、雑談の入口として最も使いやすい鉄板ネタです。相手の年齢や立場、出身地にかかわらず、誰もが共通して体感している話題だからこそ、意見が一致しやすく、角が立つこともありません。
たとえば「今日は急に冷え込みましたね」「梅雨が長引いていて困りますね」といった一言は、相手が誰であっても自然な返答を引き出せます。さらに「お住まいの地域も今年は雪が多いですか?」と展開すれば、住居や出身地の話題へと自然に広がっていきます。
季節ネタは、その場で確実に共有できる情報という強みがあるため、初対面の沈黙を埋める最初の一手として優秀です。
ド:道楽・趣味の話題
趣味や休日の過ごし方の話題は、相手の人柄を知るのに最適です。共通の趣味が見つかれば一気に距離が縮まりますし、自分の知らない世界の話を聞くことで関心の幅を広げることもできます。
切り出し方の例としては、「お休みの日は何をされていることが多いですか?」「最近何かハマっていることはありますか?」といった質問が挙げられます。注意したいのは、自分の趣味の話ばかりにならないようにすること。相手の話を引き出し、興味を持って耳を傾ける姿勢が重要です。
ニ:ニュース・時事ネタ
ニュースや時事ネタは、相手の業界や仕事に関する関心を示すきっかけにもなる話題です。ただし、政治や宗教に関するセンシティブなトピックは避け、誰もが安心して話せる経済ニュースや業界トレンドを選ぶようにしましょう。
例として「先日の◯◯業界の発表、御社にも影響がありそうですね」「最近のAI関連のニュースは目まぐるしいですね」といった切り口が考えられます。事前にその日のニュースを軽くチェックしておくだけで、会話の引き出しは格段に増えます。
タ:旅・出張先の話題
旅行や出張の話題は、相手の体験や価値観に触れることができるため、会話が広がりやすいテーマです。「先日◯◯に出張で行ったのですが」と自分の体験を切り出してもよいですし、「最近どこか旅行に行かれましたか?」と問いかける形でも構いません。
特に出張で訪れた土地のグルメや観光スポットの話は、相手が同じ地域に詳しい場合に大いに盛り上がります。
テ:テレビ・エンタメ
テレビ番組や話題のドラマ・映画は、世代を問わず会話のきっかけになりやすい話題です。「◯◯というドラマ、ご覧になりましたか?」と問いかけることで、相手の好みや関心事を知ることができます。
ただし、相手がテレビをあまり見ない可能性も考慮し、配信サービスや動画コンテンツの話題にも対応できるようにしておくと安心です。
カ:家族の話題
家族構成や家庭の話題は、距離を縮めるきっかけになる一方で、相手によってはあまり話したくないテーマである場合もあります。相手の様子をよく観察し、自然に話題が出てきたときに広げる程度にとどめましょう。
「お子さんはおいくつですか?」といった直接的な質問よりも、「私事ですが先日子どもの運動会がありまして」と自分から軽く触れる方が、相手も話しやすい雰囲気が生まれます。
ケ:健康の話題
健康にまつわる話題は、年齢を重ねた相手ほど関心が高い傾向にあります。「健康診断のシーズンですね」「最近運動不足で…」といった切り口は、相手の共感を得やすい鉄板の話題です。
ただし、相手の体調を一方的に詮索するような聞き方は避け、あくまで自分の話を起点に広げていくのが無難でしょう。
シ:仕事に関する話題
仕事や業界の動向に関する話題は、商談の本題にもつながりやすい便利なテーマです。「最近◯◯業界はどんな動きが盛んなんですか?」と相手の専門領域に敬意を払う姿勢を見せると、相手も話しやすくなります。
ただし、アイスブレイクの段階で本格的なビジネスの話に踏み込みすぎると、雑談としての役割を超えてしまうため、あくまで軽く触れる程度にとどめておきましょう。
衣食住:身につけているもの・食事・住まい
最後の「衣食住」は、相手の身につけているものや食の好み、住まいや出身地の話題です。たとえば「素敵な腕時計ですね」と相手の持ち物を自然にほめると、相手は嬉しい気持ちになりやすく、会話の流れもポジティブになります。
食事に関しては「最近気になっているお店があって」と切り出したり、「お昼はどのあたりで食べられることが多いですか?」と聞いたりすると、相手の生活圏や好みを知るきっかけになります。
住まいや出身地の話題は、相手のバックグラウンドを知るのに役立ちますが、踏み込みすぎないよう距離感を保つことが大切です。
研修・ワークショップで盛り上がるアイスブレイクゲーム7選をご紹介します

雑談ベースのアイスブレイクが商談に向いているのに対し、研修やワークショップでは「ゲーム形式」のアイスブレイクが力を発揮します。複数人が同時に参加し、短時間で場全体を温められるのがゲーム形式の強み。ここからは、新入社員研修や社内ワークショップで実際によく使われている代表的なアイスブレイクゲームを、進め方とともに詳しく紹介していきます。所要時間や参加人数を考慮しながら、自社の研修にマッチするものを選んでみてください。
GOOD&NEW(グッド・アンド・ニュー)
GOOD&NEWは、アメリカの教育学者ピーター・クライン氏が提唱したことで知られるアイスブレイク手法のひとつ。「24時間以内にあった良かったこと(Good)」と「新しい発見(New)」を一人ずつ発表していくシンプルな進め方ながら、参加者の発想を前向きな方向に整える効果が期待できます。
やり方と所要時間
進行は非常にシンプルです。参加者を4〜6名のグループに分け、一人ずつ順番に24時間以内のGoodまたはNewを1〜2分程度で話していきます。話し終わったメンバーには、ほかの参加者が拍手を送るのがお決まりの作法。これによって、発言した本人は受容されている安心感を得られ、聞き手側も自然と前向きな気持ちになります。
所要時間は1グループあたり10〜15分程度。短時間で実施できるので、研修や朝礼、定例会議の冒頭にも組み込みやすい設計です。
効果と活用シーン
GOOD&NEWの最大の効果は、参加者全員に発言機会が与えられることで、その後の研修やワークショップでも声を出しやすい雰囲気が作られる点にあります。「自分の話を聞いてもらえた」という感覚は、参加意欲を高める大きな要素。新入社員研修の初日や、長期の研修プログラムの各日のキックオフとして導入する企業が多く見られます。
他己紹介
自己紹介ならぬ「他己紹介」は、参加者がペアを組み、お互いの情報を聞き合った後、相手のことを全体に向けて紹介し合うアイスブレイクです。普通の自己紹介よりも記憶に残りやすく、ペアになった相手とは一気に距離が縮まるのが魅力です。
ペアでの進行手順
進め方の基本は3ステップ。最初にペアを組み、5〜7分程度の時間で相手にインタビューをします。質問の項目は事前にファシリテーターが提示するとスムーズで、例として「名前」「所属部署」「最近ハマっていること」「休日の過ごし方」などが挙げられます。
インタビューが終わったら、全員の前で順番に「私の隣の◯◯さんは、こういう方です」と紹介していきます。紹介の時間は一人あたり1分程度に区切ると、間延びせずに進行できるでしょう。
新入社員研修での活用例
他己紹介は、初対面のメンバーが多い新入社員研修で特に効果を発揮します。自分のことを話す自己紹介に比べ、相手のことを「代弁する」立場になるため、自然と相手の話に注意深く耳を傾けることになるからです。
結果として、研修の冒頭でペアになった相手の名前と人となりを強く記憶でき、その後のグループワークでも声を掛け合いやすい関係性が生まれます。
積み木式自己紹介
積み木式自己紹介は、前の人の名前を順番に積み重ねていく形式のゲームです。1人目が「Aです」と名乗ると、2人目は「Aさんの隣のBです」、3人目は「Aさん、Bさんの隣のCです」と続いていきます。
ゲーム性が高く、後ろの順番になるほど覚える名前が増えていくため、自然と参加者全員が真剣に名前を記憶しようとします。名前に加えて「好きな食べ物」「出身地」などの一言情報を添えると、より印象に残りやすくなるでしょう。
参加人数は10〜15名程度までが進行しやすい目安。30名を超える場合は、いくつかのグループに分けて並行で実施するとよいでしょう。
バースデイチェーン(バースデイライン)
バースデイチェーンは、参加者が制限時間内に誕生日の早い順に一列に並ぶゲームです。ユニークなのは、声を出すことも文字を書くこともできないというルール。コミュニケーション手段はジェスチャーのみという制約のなかで、参加者は工夫してお互いの情報を伝え合うことになります。
このゲームの面白さは、言語に頼らないコミュニケーションの難しさと面白さを体感できる点にあります。終わった後の答え合わせで盛り上がるのも定番で、新入社員研修の初日や、部署を横断した研修プログラムなどで活用されています。
所要時間は10分前後。グループの人数は10〜20名程度が適しています。
ヒーローインタビュー
ヒーローインタビューは、参加者の一人が「ヒーロー役」となり、ほかの参加者からインタビューを受ける形式のアイスブレイクです。ヒーロー役は、自分がこれまでに成し遂げたことや、印象に残っているエピソードを語ります。
インタビュアー役の質問次第で、話の深さや広がりが変わるのもこのワークの特徴。「なぜそう思ったのですか?」「そのとき周りの反応はどうでしたか?」と掘り下げていくことで、ヒーロー役本人も気づかなかった価値観や強みが浮かび上がってくることがあります。
中堅社員のリーダーシップ研修や、部署内のメンバー理解を深めたい場面で特におすすめのワークです。
共通点探しゲーム
共通点探しゲームは、3〜5名のグループに分かれ、全員に共通する点をできるだけ多く見つけ出すゲームです。「全員出身地が関東」「全員犬を飼っている」など、見た目では分からない共通点を探していく過程で、自然と質問を重ねることになり、会話が弾みます。
制限時間は5〜10分程度。「共通点を◯個以上見つけたグループの勝ち」というルールにすることで、ゲーム性が高まり盛り上がります。
このゲームのよいところは、思わぬ共通点を見つけたときに「えっ、本当ですか!」という驚きと笑いが生まれる点。終わった後も、その共通点が会話のきっかけとして長く機能してくれます。
「実は…」自己紹介
「実は…」自己紹介は、通常の自己紹介に「実は私◯◯なんです」という意外な一面を添えてもらう形式です。「実は子どもの頃ピアノで全国大会に出ました」「実は趣味で陶芸をやっています」といった具合に、ふだんの仕事の様子からは想像しにくいエピソードを共有することで、相手への印象が強く残ります。
実施のコツは、ファシリテーターや進行役が最初に自分の「実は」を披露すること。先に意外な一面を見せることで、参加者も話しやすい空気が生まれます。
チームビルディングを成功させる鉄板質問・ワーク9選を体系的に整理しておきましょう
チームビルディングの場では、単に場を温めるだけでなく、メンバー同士の信頼関係を深め、チームとしての結束を高めることが求められます。そのため、雑談や簡単なゲームよりも一歩踏み込んだ「対話型ワーク」や「協力プレイ型のゲーム」が選ばれることが多くなります。ここでは、慰労会・納会・部署キックオフなどで実際に多くの企業が取り入れている鉄板ワークを、目的別に整理してご紹介します。
価値観を共有する質問ネタ
メンバーの価値観や仕事への向き合い方を知ることは、信頼関係を築くうえで欠かせない土台になります。短時間でも深い対話が生まれるよう設計された質問ネタを2つご紹介しましょう。
「最近うれしかったこと」を共有する
「最近うれしかったこと」をテーマに、一人ずつ1〜2分で話す形式のワークです。仕事のことでもプライベートのことでも構わない、というルールにすると、参加者の人柄が自然とにじみ出てきます。
GOOD&NEWに似ていますが、より「うれしさ」という感情にフォーカスする点が特徴です。聞き手側も「そんな出来事があったんですね」と相手の喜びを一緒に味わうことで、温かな空気が場に広がります。
「仕事で大切にしている価値観」を語る
もう少し踏み込んだ対話を求めるなら、「仕事で大切にしている価値観」を語り合うワークもおすすめです。「お客様の期待を超えること」「チームの和を守ること」「常に学び続けること」など、人によって答えが大きく異なるため、お互いの仕事観の違いと共通点を発見できます。
このワークはチーム結成時のキックオフや、年度の振り返りの場で活用すると、メンバー同士の理解が一段深まります。
チームの目標を確認するワーク
チームビルディングでは、メンバー一人ひとりがチームの目標を自分ごととして捉えられるかどうかが重要です。そのための導入として活用できるワークを2つ紹介します。
ビジョン共有ワーク
ビジョン共有ワークは、チームとして目指す姿を全員で言葉にしていくワークです。ファシリテーターが「1年後、私たちのチームはどんな状態になっていたいですか?」といった問いを投げかけ、参加者が付箋やオンラインホワイトボードに自分の考えを書き出し、全員で共有していきます。
書き出した内容をグルーピングしていくと、チームとして大切にしたい方向性が自然と見えてくるもの。期初のキックオフや、新メンバーが加わったタイミングで実施すると効果的です。
ストレングスファインダー風の自己分析共有
各メンバーが自分の強みを3つほど書き出し、それを全員に共有するワークです。「自分はこういう強みを活かしたい」「こういう場面で頼ってほしい」と互いに伝え合うことで、チーム内の役割分担が明確になります。
ストレングスファインダーのような正式な診断ツールを使わなくても、「これまでの仕事で褒められたこと」「自分が得意だと感じる場面」を書き出してもらうだけで十分に機能します。
協力プレイで絆を深めるゲーム
対話型のワークに加え、身体や手を動かす協力プレイ型のゲームも、チームビルディングの定番です。代表的な3つを紹介します。
NASAゲーム(コンセンサスゲーム)
NASAゲームは、月面に不時着したという設定で、生き残るために必要なアイテム15個に優先順位をつけていくゲームです。最初に個人で順位をつけ、その後グループで話し合って合意形成を図ります。
このゲームの面白さは、合意形成のプロセスそのものにあります。「なぜそう思うのか」をお互いに説明し合うなかで、論理的に意見を主張する力、相手の意見に耳を傾ける姿勢、合意点を見つける調整力など、チームで働くうえで欠かせないスキルが自然と発揮されます。
ペーパータワー
紙だけを使って、できるだけ高いタワーを作るシンプルなゲームです。チームごとに同じ枚数の紙が配られ、制限時間内に高さを競います。
ハサミやテープを使わず、紙の折り方や組み立て方だけで勝負するため、メンバー同士のアイデアの出し合いと、役割分担の巧拙が結果に直結します。短時間で実施でき、結果が目に見えるため、達成感を共有しやすいのも魅力です。
マシュマロチャレンジ
乾燥パスタ、ひも、テープ、マシュマロを使って、自立する塔をできるだけ高く作るゲームです。塔のてっぺんにマシュマロを乗せた状態で自立させなければならないというルールが、想像以上の難しさと面白さを生み出します。
世界中の企業研修やワークショップで広く採用されているゲームで、試行錯誤の重要性、プロトタイプを早く作る価値、チームでの役割分担の大切さを体感できます。
クイズ形式で楽しむアイスブレイク
最後に、誰もが気軽に参加できるクイズ形式のアイスブレイクを2つ紹介します。
会社にまつわるクイズ
自社の創業年、社員数、商品ラインナップ、過去の表彰歴など、会社にまつわる雑学をクイズにする形式です。新入社員研修や入社式の前後に実施すると、参加者が楽しみながら会社の歴史や特徴を学べる一石二鳥のアイスブレイクになります。
クイズの作成には少し準備が必要ですが、いったん作ってしまえば毎年使い回せるのも利点です。
メンバー当てクイズ
各メンバーから事前に集めた「子どもの頃の写真」「学生時代のエピソード」「意外な特技」などをクイズの問題にし、誰のことかを当ててもらう形式です。「あの人にそんな過去があったとは」という驚きが場を盛り上げ、メンバー同士の関係性をぐっと近づけます。
部署の懇親会や慰労会、納会など、ある程度メンバー同士が知り合っているタイミングで実施するのがおすすめです。
オンライン会議・オンライン懇親会で使えるアイスブレイクネタを工夫してみましょう
リモートワークが定着した現在、オンラインでのアイスブレイクは社内コミュニケーションの要となりつつあります。ただし、画面越しのコミュニケーションには対面とは異なる難しさがあるのも事実。ここからは、オンライン特有の課題を踏まえつつ、画面越しでも盛り上がるアイスブレイクのアイデアを段階的にご紹介します。
オンライン特有の課題と対策
オンライン会議や懇親会では、対面と比べていくつかの独特な課題があります。表情やジェスチャーが伝わりにくく沈黙が生まれやすいこと、複数人が同時に発言すると聞き取りづらいこと、参加者が画面オフにしていると一体感が出にくいことなどが挙げられます。
これらの課題を踏まえると、オンラインアイスブレイクの設計には次のような工夫が必要です。まず、ファシリテーター役を必ず立て、進行のリズムを明確にすること。次に、全員が短時間ずつ順番に話す形式を取り入れ、発言の機会を均等に配分すること。そして、視覚的な要素(背景、小道具、画面共有など)を積極的に活用することで、画面越しでも飽きさせない工夫を凝らすことです。
短時間で実施できるオンライン向けネタ
オンライン会議の冒頭で、3〜10分程度で実施できる手軽なネタを3つご紹介します。
チェックインクエスチョン
チェックインクエスチョンは、会議の冒頭でファシリテーターが投げかける一つの質問に、参加者全員が短く答えていく形式です。質問の例としては「今日の朝食は何でしたか?」「最近ハマっているものは何ですか?」「1年後、自分にどんな変化が起きていてほしいですか?」など、状況に応じてカジュアルなものから少し深いものまで自在に設定できます。
一人あたりの持ち時間を30秒〜1分に区切ることで、参加人数が多くても短時間で完結できるのが利点です。
背景紹介ゲーム
参加者がZoomなどの背景画像にこだわって、その背景にまつわるエピソードを紹介し合うアイスブレイクです。「これは先月旅行に行った沖縄の写真です」「実家の犬の写真を背景にしてみました」といった具合に、画面越しでもパーソナルな一面を共有しやすくなります。
ふだんは何気なく目にしている背景に焦点を当てることで、画面越しの距離感が一気に縮まる効果が期待できます。
オンライン顔合わせビンゴ
事前に「3人兄弟」「犬を飼っている」「最近◯◯にハマっている」など9〜25マスの質問が書かれたビンゴカードを配布し、参加者が短い自己紹介をしながら、当てはまる人を埋めていく形式です。
参加者は自然と「あなたは◯◯ですか?」と質問し合うことになり、コミュニケーションが活性化します。ビンゴが揃った人に景品を用意すると、より盛り上がりが期待できるでしょう。
盛り上がるオンラインゲーム形式
もう少し時間をかけて盛り上げたい場面では、本格的なゲーム形式のアクティビティが向いています。代表的な3つを紹介します。
オンラインクイズ大会
オンラインクイズツールやアンケートツールを活用し、参加者全員がリアルタイムで回答するクイズ大会形式です。会社にまつわる雑学、メンバーの意外な一面、業界トリビアなど、さまざまなテーマで設計できます。
ランキング機能を使ってスコアを表示すると、適度な競争心が生まれ、場が盛り上がります。所要時間は20〜30分程度が目安です。
写真しりとり
参加者が自分のスマートフォンや手元にある写真を順番に共有し、その写真の被写体の名前で「しりとり」をつないでいくゲームです。たとえば「リンゴ」の写真を出した人の次は「ゴリラ」など「ゴ」から始まる被写体の写真を探さなければなりません。
写真を探す時間がそのまま「待ち時間」になりますが、その間に「これでいいかな…」と話す姿が見られたり、思いがけない写真が登場したりと、自然な会話が生まれます。
リモート脱出ゲーム
リモート脱出ゲームは、オンラインで楽しめる謎解き型のチームビルディングコンテンツです。チームメンバーが協力して謎を解き、ストーリーを進めていく形式で、テレワーク環境でも一体感のある体験を共有できます。
少し本格的なコンテンツになるため、専門のサービスを利用するのが一般的です。NEO FLAG.でも、こうしたオンライン向けのチームビルディングプログラムを多数ご用意しています。
オンライン懇親会向けの食事を絡めたアイスブレイク
オンライン懇親会のクオリティをぐっと引き上げるのが、参加者全員に同じ料理を届ける「料理宅配」を組み合わせる手法です。同じ料理を画面越しに囲むことで、対面の懇親会に近い一体感が生まれます。
「この料理おいしいですよね」「これってどう食べるのが正解なんですか?」といった会話が自然と発生し、料理そのものがアイスブレイクのテーマになるのが大きな魅力。NEO FLAG.の提供する「DeliPa(デリパ)」や、MC付きの「Parti(パルティ)」は、こうしたオンライン懇親会のニーズに応えて誕生したサービスです。料理の手配だけでなく、進行のサポートまで含めて任せられるため、幹事の負担を大きく軽減できます。
シーン別・参加人数別アイスブレイクネタの選び方を整理しておきましょう
これまでさまざまなアイスブレイクのネタを紹介してきましたが、実際の現場では「どのネタをどの場面で使えばいいのか」と迷うことも少なくありません。この章では、参加人数と所要時間という2つの軸で、ネタの選び方を整理していきます。実施前にチェックリストとして使えるよう、具体例とともにまとめてみました。
少人数(2〜10名)におすすめのネタ
少人数の場面では、参加者一人ひとりにしっかりと発言の機会を確保できるネタが向いています。商談やチーム会議、少人数の研修などでは、雑談ベースの「木戸に立てかけし衣食住」、対話型の「GOOD&NEW」「他己紹介」、価値観を共有する質問ワークなどが効果を発揮します。
人数が少ない分、一人あたりに割ける時間を長く取れるため、深い対話を生み出しやすいのが少人数アイスブレイクの強みです。
中人数(11〜30名)におすすめのネタ
部署単位の懇親会や中規模の研修では、グループ分けの工夫が成功の鍵を握ります。全員一斉に進行するよりも、4〜6名のグループに分けて並行で進めると、進行がスムーズになり、参加者の発言機会も確保できます。
おすすめのネタは「共通点探しゲーム」「他己紹介」「マシュマロチャレンジ」など、グループ単位で楽しめるアクティビティ。グループ対抗にすることで、適度な競争心が生まれて盛り上がります。
大人数(31名以上)におすすめのネタ
社員総会や全社キックオフのような大規模イベントでは、全員参加型のシンプルなネタが向いています。「バースデイチェーン」のように、全員が同時に動く形式や、「オンラインクイズ大会」のようにリアルタイムで全員が参加できるアクティビティが定番です。
大人数では、進行の段取りやマイクの取り回しなど運営面の難しさも増すため、専門の司会者やプランナーの力を借りるとスムーズに進みます。
所要時間別の使い分け
時間軸でネタを整理すると、自社の予定に合わせた選定がよりしやすくなります。所要時間別の使い分けの目安を表組みでまとめます。
| 時間枠 | おすすめのネタ | 適した場面 |
| 5分以内 | チェックインクエスチョン、季節ネタの雑談 | 会議冒頭、商談 |
| 10〜15分 | GOOD&NEW、他己紹介、共通点探し | 研修冒頭、定例会議 |
| 30分以上 | NASAゲーム、マシュマロチャレンジ、リモート脱出ゲーム | チームビルディング、懇親会 |
5分以内で完結するネタ
会議や商談の冒頭で、本題に入る前の数分間を活用するなら、雑談ベースのネタやチェックインクエスチョンが最適です。準備不要で誰でも実施できる手軽さが魅力です。
10〜15分かけてじっくり行うネタ
研修や定例会議の冒頭にしっかりと時間を取れるなら、GOOD&NEWや他己紹介のように、参加者全員に発言機会のあるネタを取り入れましょう。じっくり対話することで、その後のメインコンテンツへの集中力が高まります。
30分以上のチームビルディング型ワーク
懇親会や半日研修など、ある程度まとまった時間を確保できる場面では、NASAゲームやマシュマロチャレンジのような本格的なワークが効果を発揮します。終わった後の振り返りも含めて時間を取ると、学びが深まります。
アイスブレイクを実施する際の注意点とタブーも押さえておきましょう
ここまで多くのネタを紹介してきましたが、アイスブレイクは扱い方を間違えると、かえって場の空気を悪くしてしまうリスクもあります。特に企業の研修や懇親会といったオフィシャルな場では、参加者全員が安心して楽しめる配慮が欠かせません。この章では、アイスブレイクを実施する際にぜひ押さえておきたい注意点を整理します。
避けるべき話題(政治・宗教・プライベートの深堀りなど)
ビジネスシーンのアイスブレイクで避けるべき代表的なテーマは、政治・宗教・思想信条に関する話題です。これらは個人の価値観に深く関わるため、意見の対立を生みやすく、場が険悪になるリスクがあります。
そのほか避けたい話題として、特定の人を揶揄するような内容、過度にプライベートに踏み込む質問(恋愛事情、家族トラブル、収入など)、誰かの悪口や愚痴も挙げられます。アイスブレイクで避けるべき話題と、その理由を一覧で示します。
| 避けるべき話題 | 理由 |
| 政治・宗教 | 価値観の対立を生みやすい |
| 個人の収入・資産 | プライバシーへの過度な踏み込み |
| 恋愛・結婚観 | ハラスメントと受け取られる可能性 |
| 容姿・体型 | ルッキズムに該当する恐れ |
| 第三者の悪口・噂話 | 信頼関係を損なう |
これらを意識し、誰もが安心して参加できる話題選びを心がけましょう。
参加者が置き去りにならない配慮
アイスブレイクは、参加者全員が楽しめてこそ意味があります。一部の人だけが盛り上がり、ほかのメンバーが置き去りになってしまうような状況は避けたいもの。
具体的な配慮として、発言の苦手な人にも自然と話せる機会を用意すること、内向的なメンバーを無理に前に出さないこと、グループ分けの際にコミュニケーションの偏りが生まれないよう工夫することなどが挙げられます。
ファシリテーターは、参加者全員の表情や雰囲気を観察し、置き去りになっている人がいないか常に気を配る姿勢が大切です。
時間配分とファシリテーションのコツ
アイスブレイクが盛り上がりすぎて、本題に入る時間が削られてしまっては本末転倒です。事前に「アイスブレイクは何分以内」と明確に区切り、時間が来たらきっぱりと次に進む潔さも重要です。
また、ファシリテーターが最初に自分から実演や具体例を見せることで、参加者は「こういう感じで話せばいいのか」と安心して取り組めるようになります。完璧な進行よりも、温かな雰囲気を作ることに重点を置きましょう。
ハラスメント・ダイバーシティへの配慮
近年は、ハラスメントへの意識が高まり、何気ない発言がトラブルにつながるケースも増えています。「家族の話」「健康の話」「外見への言及」などは、相手によっては不快に感じる可能性があるため、相手の様子を見ながら慎重に扱うことが大切です。
また、グローバル企業や多様な背景を持つメンバーが集まる場では、文化や宗教、ライフスタイルへの配慮も欠かせません。「全員にとって安心できる場づくり」を最優先に、ネタを選定するようにしましょう。
食事を共にすることが最強のアイスブレイクになる理由について考えてみましょう

ここまで具体的なアイスブレイクのネタや進め方を紹介してきましたが、実は最も普遍的で効果の高いアイスブレイクが「同じ食事を共にすること」だということは、意外と見落とされがちです。この章では、食事が持つ独特のコミュニケーション促進効果と、それを社内イベントでどう活かすかを掘り下げていきます。
「同じ釜の飯を食う」効果が信頼関係を生む
「同じ釜の飯を食う」という表現があるように、人は食事を共にする相手に対して、自然と親近感を抱くものです。これは古今東西の文化に共通する現象で、ビジネスの世界でも会食やランチミーティングが大切にされている理由のひとつでもあります。
食事中は、本題から少し離れた話題で会話することが多く、相手のパーソナルな一面に触れる機会が増えます。「この人はこんな料理が好きなんだ」「お酒の飲み方が意外だった」といった小さな発見が積み重なり、職場での関係性に温かみが加わっていきます。
慰労会、納会、歓送迎会、部署の懇親会といった社内イベントが多くの企業で続けられているのも、食事を介したコミュニケーションが組織にとって価値あるものだと長年認識されているからにほかなりません。
ケータリング・オードブルが懇親会に与える3つの効果
社内で実施する懇親会において、料理の選び方は会の成功を左右する重要な要素です。なかでも、ケータリングやオードブル宅配を活用することには、複数のメリットがあります。社内懇親会でケータリング・オードブルを取り入れることで得られる効果を3つの観点から整理しました。
自然な会話のきっかけになる
参加者の前にずらりと並ぶ華やかな料理は、それ自体が会話のテーマとなります。「これおいしいですね」「どれから食べようか迷いますね」といった一言から、自然と隣の人との会話が始まります。意図的にアイスブレイクのネタを用意しなくても、料理が場を和ませてくれる、というのは大きな利点です。
立食スタイルが交流を促進する
着席型のレストランと違い、立食スタイルのケータリングでは参加者が自由に動き回れます。普段あまり話さない部署のメンバーにも声をかけやすくなり、限られた時間のなかでも多くの人と交流できるのが立食の魅力。アイスブレイクが自然発生的に起こりやすい環境設計といえます。
特別感が場の一体感を高める
会議室や社内スペースに、普段とは違う華やかな料理が運び込まれるだけで、その日が特別なイベントになります。「今日はちょっと違う」という非日常感は、参加者の気分を上げ、いつもより打ち解けたコミュニケーションを生み出します。
NEO DINING.のケータリングを活用した懇親会事例
NEO FLAG. / NEO DINING.では、社内懇親会向けのケータリングやオードブル宅配を多数手がけています。会場の規模や予算、参加者の特徴に合わせて、メニュー構成から会場装飾まで柔軟にご提案できるのが強みです。
実際に、社員総会後の懇親会、部署の納会、内定者歓迎会、周年記念パーティーなど、さまざまな場面でご活用いただいてきました。料理が会話のきっかけを生み、自然なアイスブレイクとして機能している事例も数多く存在します。
社内イベントのアイスブレイクはプロに任せるという選択肢も検討してみてください
ここまで紹介してきたアイスブレイクのネタは、いずれも自社で工夫すれば実施可能なものばかりです。ただし、参加人数が多い、オンライン開催で進行が複雑、企画する時間がない、といった事情がある場合は、専門のサービスを活用するのも有効な選択肢です。最後に、NEO FLAG.が提供しているアイスブレイクや懇親会のプロデュース支援をご紹介します。
司会者付きプログラムで企画の負担を軽減
社内イベントの幹事を任された総務・人事担当者にとって、最も大きな負担は「企画と進行を一人で抱え込むこと」です。アイスブレイクのネタ選びから、当日の進行台本、参加者への声かけまで、すべてを通常業務と並行して進めるのは想像以上に大変な作業。
NEO FLAG.では、専属のプロ司会者と専任プランナーが、企画段階から当日の進行まで一貫してサポートします。アイスブレイクのプログラム選定や台本作成も、これまでの実績を活かしてご提案できますので、幹事の負担を大きく減らすことが可能です。
「DeliPa BIZ」会議室懇親会向けレクリエーションプログラム
「DeliPa BIZ(デリパビズ)」は、会議室で実施する社内懇親会向けのサービスです。料理の手配だけでなく、司会者付きのチームビルディング・研修・レクリエーションプログラムを20種以上の中から選ぶことができ、アイスブレイクから本格的なワークまで幅広く対応します。
オフィスの会議室を使って、移動の手間なく実施できる手軽さも魅力。短時間で部署のチームビルディングを進めたい、新メンバーの歓迎会で確実に場を温めたい、といったニーズに応えられる構成です。
「Parti」オンライン懇親会向けMC付き料理宅配
オンライン懇親会を成功させたい場合は、「Parti(パルティ)」がおすすめです。参加者全員の自宅に同じ料理を届けるとともに、専属MCがオンライン上で進行を担当。アイスブレイクからゲーム、チームビルディングのワークまで、画面越しでも盛り上がる構成を提案できます。
幹事が進行に追われることなく、参加者として楽しめるのが大きな利点。リモートワークが定着した今だからこそ、オンライン懇親会のクオリティを上げる選択肢として多くの企業に活用されています。
NEO FLAG.のイベントプロデュースで実現できること
NEO FLAG.では、社内イベントの企画・運営代行を、リアル・オンライン・ハイブリッドのすべての形式で承っています。アイスブレイクをはじめとするコミュニケーション施策の設計から、会場手配、ケータリング、司会者の派遣、当日の運営まで、ワンストップでお任せいただけます。
「自社では手が回らない」「初めての大規模イベントで不安」といった場面では、ぜひ一度ご相談ください。これまでの豊富な実績を踏まえ、御社にマッチした最適なプランをご提案いたします。
まとめ|アイスブレイクで商談・研修・チームビルディングを成功に導きましょう
本記事では、商談で使える鉄板の雑談フレーム「木戸に立てかけし衣食住」から、研修・チームビルディングで活躍するゲーム形式のネタ、オンライン懇親会で盛り上がる工夫、さらに実施時の注意点までを幅広く解説してきました。
アイスブレイクは、ほんの数分の工夫で、その後の商談・研修・社内イベントの成果を大きく変える力を持っています。シーンに応じた使い分け、参加人数や所要時間に合わせた選定、そして参加者全員が安心して楽しめる配慮を意識すれば、誰でも実践できる効果的なコミュニケーション手法です。
社内イベントの企画にお困りの際は、NEO FLAG.のイベントプロデュースサービスやDeliPa BIZ、Parti、ケータリングサービスなどもぜひご活用ください。アイスブレイクの設計から当日の進行まで、御社のイベントを成功へと導くお手伝いをいたします。今日からさっそく、目の前の場面で使えそうなネタを一つ選び、実践してみてはいかがでしょうか。
【ダウンロードOK】社内イベントやコミュニケーション活性化に役立つ資料も無料配布!
以下のページでは、コロナ禍の社内イベントや社内コミュニケーション活性化に役立つPDF資料を配布中です。すべてダウンロードは無料です(内容の改ざん、二次配布は禁止とさせていただきます)
「社内イベント事例集40」にて社内イベントを実施した40社の口コミや開催形式をご紹介★

当社は、料理・イベント企画等でさまざまな形式の社内イベントに携わってまいりました。その数はオンライン・オフライン合わせて10000社以上に上ります(2022年7月現在)
本資料では、これまでに当社をご利用くださった法人・団体様の事例を40社分ピックアップしてご紹介。リアルな口コミや活用ポイントなどを、会の形式から探すことができます。
オンライン懇親会・オンラインイベントについて詳しく知りたい方は「デリマガ」もチェック
NEO FLAG.のサービス
- オンライン懇親会向け料理宅配 DeliPa(デリパ):https://delipacool.neodining-catering.com/
- オンライン懇親会用MC付き料理宅配 Parti(パルティ):https://delivery-p2.neodining-catering.com/
- 会議室懇親会 DeliPa BIZ(デリパビズ):https://delivery-p4.neodining-catering.com/
- ケータリング宅配のNEO DINING.:https://party.neodining-catering.com/
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- NEO FLAG.のハイブリッド型懇親会:https://delivery-p3.neodining-catering.com/

